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古典って難しいネ(´・ω・`)

 

こんにちは、6回目の登場( ゚∀゚ )アヒャ
年末と年明けに、2回もインフルエンザにかかって金欠中・・・4階の黒い人です。

 

さて、今日のお題は古典ですが・・・多分みなさんは、中高でならっているかと思います(゚∀゚)

古事記とか日本書紀とか、そーいうやつです。

 

でもあれって・・・正直難しくないですか?

黒い人は、学部1年生の秋頃に講義で1冊読みましたが、原文→現代語訳→辞書→内容を少し理解って感じに、とても遠回りして読んだ記憶があります。

 

・・・本の題名とか内容とか覚えていないあたり、たぶん全然読み込まなかったんだろうなぁ(o´д`o)=3

 

 

しかし!

日本の古典には、今も絵本などで親しまれ知られている作品がたくさんありますヾ( ゚∀゚)ノ゙

 

例えば、かぐや姫で有名な『竹取物語』。なんだか不条理な浦島太郎のお話は、『日本書紀』『万葉集』『越後国風土記』『御伽草子』等にその内容が散見され、一寸法師も『古事記』『日本書紀』『風土記』の神話が源流とされ、『御伽草子』に掲載されたものが現在の一寸法師になったとされています(´ε`)

最近は、現代訳化された本も少なくないので、たまに読んでみると意外と良いかもしれませんよ?ヾ(´^ω^)ノ♪

竹取物語 伊勢物語 堤中納言物語

 竹取物語 伊勢物語 堤中納言物語.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『竹取物語』は、皆さんご存知の通りかぐや姫のお話しで、日本で最古のかな表記で書かれたお話しです。

東○が好きな方は、○夜○の基ネタといったほうが良いのかもしれませんw

 

『伊勢物語』は、 平安初期に成立した歌物語で、作者は不明です。

もしかしたら高校の教科書でいくつか載っていたかもしれませんね(・∀・)個人的に好きですw

 

『堤中納言物語』は、平安後期以降に成立した短編物語集。

平安時代後期から鎌倉時代くらいまでに書かれた、未完を含む短編物語集です。

 

この中で、黒い人がオススメなのは、『伊勢物語』です。

歌物語なので、物語+和歌で構成されていて、色々な解釈をしながら読むと、より楽しめます.+(´^ω^`)+.

 

全125段のうち、黒い人が一番好きなのは、第6段の「芥川」。

大まかなストーリーは・・・

主人公が惚れたけどいろいろあって手に入れられない女性(何年か求婚してます)を盗み出す。(連れ出す)

→芥川(川の名前)あたりに来た時に、追っ手から逃げていたけど、遠いし暗いし雨も降ってきたので荒れた建物に一時避難。

→草に付いた夜露を見て女性が「あれは何?真珠?」と主人公に尋ねる。

→雨が酷くなり、雷もすごかったので、女性を建物の中に押し込む。

→男は夜明けまで、弓を持って入口を張っていたが、実は建物には鬼が居て、女性は食べられてしまった。

→雷の音が大きく、女性の声が聞こえなかった主人公は、朝になってようやく事態に気が付く

→しかし、もちろんそんな頃には鬼も居ないから、主人公は怒って焦って泣くけど、どうしようもないじゃないか!

→「あれは真珠か何か?」と女性が聞いた時に、「あれは露ですよ」と答えて消えてしまえばよかった。(主人公が詠んだ和歌)

 

解釈は色々あるので、かなりざっくり省いて書きましたが、個人的には『竹取物語』の帝や他の貴族のエピソードよりも好きです。

例えば、「いろいろあって手に入れられない女性」=「既婚女性」という解釈がありますが、主人公に「(草に付いた夜露をさして)あれは真珠?」と聞いている辺りを見ると、世間知らずだけど真珠を知ってる→「いろいろあって手に入れられない女性」=「身分の高い女性」という解釈が出来ます。

また、「何年も求婚してるけど結婚できないから攫った」というのに、廃墟で「あれは何?真珠」なんてのんきな会話をしている辺りを見ると、「身分の高い女性と主人公が、駆け落ちしてる」という解釈が出来ます。

また、廃墟に鬼が居るところも、鬼は「中に押し込められた女性を、一口で食べてしまった」とありますが、鬼は後ろから男を不意打ちすることはしていません。女性は犠牲になりましたが。

先ほどの「駆け落ちしてる」という解釈だと、鬼=鬼ではなく鬼=女性の家族ではないかと読めます。

 

でも最後は、どんな解釈でも多分そんなに変わりません。

 

白玉か 何ぞと人の問ひし時 つゆとこたへて消えなましものを

つまり

あの人が草に付いた露を見て

「あれは真珠か何か?」

と聞いた時。

「あれは露ですよ」

と答えて、露のように自分も消えてしまえばこんな思いをしなくて良かったのに。 

 

って、感じです。

先に紹介した、『永遠のゼロ』や『出口のない海』では、はっきりと書かれていましたが、昔の人は今の人のように自分の気持ちや感情、考えを、相手に解りやすく(素直に)伝える事はしなかったようです。

だから、『源氏物語』でも、ラヴレター(和歌)で自分の気持ちを、遠回りに伝えていたんですね。

 

・・・ロマンチックといえば聞こえは良いですが・・・正直、

 

まどろっこしい( ̄▽ ̄;)

 

 

皆は、はっきり言おう!

黒い人でした(*^∀゚)ъ

 

(名古屋の学生サポーター 黒い人)

 

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