将来の夢・・・心の声を
こんにちは。りゃまです。
瀬戸図書館は立春を過ぎても非常に寒く、
あたたかくなるのが本当に待ち遠しく感じられます。
春はいいですね!
夢に胸ふくらむ季節です。
将来の夢や希望、みなさんそれぞれにお持ちかと思います。
さて、自分の夢に対し、
家族やまわりの反応はいかがでしょうか?
快く受け入れてもらえれば
「よーし、頑張るぞ!」
と、やる気も出てくるでしょう。
もし、否定的であったなら
「やっぱり やめておこう・・・」
と、あきらめた気持ちになってしまうかもしれません。
中には、
「何としても かなえたい!」
と、ゆるぎない決心を持っている人もいるかもしれませんね。
自分にとってどんな道がふさわしいのか、
とても悩むところであります。
そんな時、私はこう想像してみます。
「どんな自分が幸せか?」
周囲の意見はとても大切。
けれど、人生の主役は自分です。
自分なりの「幸せの定義」に沿って
本当に生き生きとできる場所に身を置くのが
1番いいのではないかな、そう思います。
今日ご紹介する本は、そんな自分の輝ける場所を
幼少にして見つけてしまった女の子、
デビーのお話です。
優れたピアノ調律師の祖父を持つデビー。
両親や周囲の人たちは、
デビーをピアニストにさせようと必死に勧めますが
デビーの夢は、おじいちゃんのような立派な「ピアノ調律師」になること。
誰が何と言おうと、意思を変えることはありません。
幼いながらに、
自分にとって何が幸せか、よく分かっているデビーを
私は本当に素晴らしく思います。
小さな頃見た夢は、漠然としているようでいて、
実は核心をついていることがあるような気もします。
だから、デビーや、まわりのこどもたちが語る夢を
決して子ども扱いにしてはいけないと思うのです。
そしてきっと、本当は
みんな、自分の輝ける場所を
ちゃんと分かっているのではないかなと思います。
でも、まわりの意見で変えてしまうことって
よくあるんですよね。
けれど、自分の本心を思い続けていたなら、
めぐり巡って、いつかまたその夢に向かう日が
必ず来ると思うのです。
学生のみなさんは、近い将来、
就職先や進学先など一大決心を迫られる時がやってきます。
その時、あらゆる判断基準に基づいて
考えていかれることと思いますが
いま一度、自分の原点である夢や希望を振り返り
「心の声」をしっかり聞いてほしいなと思います。
『ピアノ調律師』は、進むべき道に迷った時、
自分の本心に立ち返り、じっくり対話できる素晴らしい作品です。
(瀬戸のスタッフ りゃま)
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