養生

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こんにちは。りゃまです。

 

暑かった夏も終わり、季節の変わり目となりました。

こんな時は体調を崩しやすく、気を付けなければなりませんね。

 

そんな時オススメしたいのが、

日常生活で気軽に実践できる「中医学」「養生」というものす。

 

「中医学」とは、古くから中国に伝わる医学のことで

東洋医学または漢方とも呼ばれます。

 

また「養生」とは、まさに文字通りの意味ですが

自分の体や 季節の特徴をよく理解し、それに見合った生活や食事をすることで

病気を未然に防いだり、症状をやわらげていくものです。

 

おおまかに言うと、

「心・肝・脾・肺・腎」など、体にあらわれてくる諸症状を

「暑・寒・燥・湿・風・熱・緩・緊」などの状態に分け、

それらのバランスを整えることで健康がもたらされるという考え方です。

 

調べていくと、自分の体質や弱いところが分かってきて、

おのずと対処法も見つかっていき大変便利です。

 

案外、体やその仕組みについて分かっていないことが多くて

自分のことなのに・・・と反省しきりです。

 

みなさんも、この機会にセルフチェックしてみませんか?

 

 

ここでオススメしたい本をご紹介します。

 

 

   漢方.jpg       薬膳.jpg

 

 

漢方の目で健康を考える」   「実用中医薬膳学

 

中医学の基本概念から日々の養生法まで、系統立てて書かれています。

 

この中で、私が最も驚かされたのは、

「旬のものを旬に食べるのがよい」という意味の深さです。

 

これまでは、「そうするのが1番おいしいからだろう」

ぐらいにしか思っていませんでした。

ところが、そればかりではないのです。

 

例えば、夏野菜。

トマト、キュウリにスイカ、ナス・・・

確かに、暑い夏にはとてもおいしい食べ物ですね。

 

けれども、おいしいだけではなく、

なんと体を冷やす効果まであるのです!

これで、人は、自然とクールダウンできているのですね。

 

ですから、逆に、冷え症や胃腸の弱い方々にとっては、

取りすぎに気を付けなければならない食材とも言える訳です。

 

季節に合わせた効能を持つ「旬のもの」。

自然って、不思議ですね。

 

せっかくなので、秋に向けての養生法を書いておきます。

 

これからおいしくなる「栗」「きのこ」もチャートインしていますよ!

「シナモン」入りのあたたかい紅茶や、カフェオレなども飲みたくなる季節ですね。

自分の体に合わせて、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

心も体も健康に、ステキな秋をむかえましょう!!

 

 

【秋に向けての養生法】

 

◇夏に消耗した体力を癒し、冬に向けて体力をつけていくこと

 涼しくなるので質のよい睡眠を取る。

 ・軽く体を動かし、体力を養う。

  (適度な運動は、ストレス発散にもなり、一石二鳥)

 

◇食養

 甘味のある食材は、夏場に弱くなった脾胃を補い健やかに保つ

  (山芋、じゃがいも、かぼちゃ、きのこ類

    湯葉や豆腐、卵、太刀魚、ごま、ぶどう

 

 酸味には「収れん」作用があり、汗や下痢などを抑える

  (梅干、あんず、ざくろ、酢、梅酒、あんず酒)

 

 「体を温める」効果のある食材で、冷えを解消する

  (良質の鶏肉、豚肉(モモ肉など赤身のある部位)、鮭、

   人参、にんにく、もち米、シナモン

 

 

 

(瀬戸のスタッフ りゃま)

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