武井武雄さん
この夏、【童画家 武井武雄 ~創造のおもちゃ箱~展】が特別開催されている
清須市はるひ美術館 へ行って来ました。
武井武雄さんは、大正~昭和にかけて児童向けの絵雑誌などで
童画家として活躍された人。
いわば、絵本作家のパイオニアともいえます。
でもその創作活動は、童画だけにとどまらず、独創的な版画や会員限定に配本した
[刊行作品]などでも、素晴らしい作品を数多く残しています。
特に、刊行作品の中のひとつで、
世界最古の紙「パピルス」を使ってみたかった武井さんは、
現地から原料の苗を取り寄せて栽培し紙を作ったという驚きのエピソードも。
芸術家でありながら職人のような仕事ぶりには、うならされました。
はるひ美術館での特別展示は、もうすぐ終わってしまいますが(9/4まで)、
武井武雄さんの作品は、長野県岡谷市にある「イルフ童画館」で
たっぷり見ることができます。
ちなみに "イルフ" とは、武井さんの造語で "古い(フルイ)" の逆さ読みで、
新しいという意味があるそう。
言葉あそびのセンスもすてきな人です。
(名古屋のスタッフ 春)