エッセイとは
読みました。
角田光代の最新エッセイ集。
「よなかの散歩」
角田光代/著 オレンジページ
最近好きで、よく彼女の本を読んでいます。
というか、「読んでいこう!そうしよう!!」という志半ばの状態です。
ハマったのは、昨年。
NHK連続ドラマ(全6回)で「八日目の蝉」が放映された後です。
(今年映画にもなって、大注目の作品でしたよね。)
最初はNHKドラマを母が観てたんです。
私はそれを後ろからちらりちらり。
が!!その後本学に入ったDVDで一気に全部観ました。
ただ明るい話しじゃないので、のんきに笑えるDVDを挟みながら観ました。
「ウォール街」とか。(あれっ、あんまり笑えない??)
「サンドウィッチマンライブ」とか。(これは抱腹絶倒モノ)
その後、日経の夕刊で「空の拳」をちらちら読みましたが、
これはまた改めて本になったら読みたいと思います。
(ウチは日経じゃないので、なかなか毎日読めない・・・)
さて、本題。
2011年4月に出版されたこのエッセイ集、「よなかの散歩」。
新着図書の中にこの1冊を見つけて、
「わーい、新しい小説が届いたョ!!」
と、思ったのもつかの間。
よく見たらエッセイ集でした。
でもでも私、おもしろいエッセイ集は大スキ。
夜寝る前とかに、頭の中から~~っぽにしながら読むのがスキです。
1編、1編が短いから、「読み込んじゃって、うっかり寝不足~~」
という残念な状態になりにくいのもステキです。
個人的には林真理子のエッセイが愉快でスキなのですが、(たくさん出てるしね)
角田光代のエッセイもとっても面白かったです。
とくに著者の、食と旅へのアツイ情熱を感じました。
全6章のうち、2章が食だし。
旅の章も、なんだか旅先での食についてたくさん書いてあったし。
みんなそれぞれに好きな作家さんがいて、
その作家さんの新作を楽しみにしていたりして、
そしてその作家さんの作品にとっても詳しくて。
そうしたことはよくあることだと思うけど、
なかなか作品を生み出している作家さん本人について知ることは難しい時もある。
でも、エッセイを書いてくれる人については、
その人の素顔が垣間見れて、
そんな点もエッセイがステキなところだよなぁ。
と、この1冊を読みながらしみじみと感じました。
みんな読んでね!!
ちなみに、NHKドラマは素敵な作品がすばらしいキャストで演じられていて
毎回とっても楽しみにしています。
みんなNHKドラマもチェックしてね!!
火曜日の夜10時からですよ!
(栞)
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