ラクダの移動図書館
こんにちは! 'りゃま' です。
唐突ですが、みなさん、 'りゃま' ってなにか知っていますか?
そう、それはかわいい 南米アンデスのラクダ科動物なんです!
ラクダ科の動物って、とってもかわいいんですよ!
(何を隠そう、わたしは大のラクダ科ファン)
最近人気の「アルパカ」も、なんと ラクダのお仲間なんです。
← (アルパカ 白×茶)
さて、そんな ラクダ科 本家本元のラクダさん。
実は、太古の昔から
図書館にとって、とても重要な役割を果たしていたのはご存知でしょうか?
今日は、その驚くべき事実の分かる本をご紹介したいと思います。
『本と図書館の歴史 : ラクダの移動図書館から電子書籍まで』
10世紀のペルシャでは、役人が収集した何万冊もの書物を運ぶのに、
500頭ものラクダが使われたのだとか。
『図書館ラクダがやってくる : 子どもたちに本をとどける世界の活動』
現代でも、ラクダ達は大活躍。
同行する図書館員とともに、
交通や教育機会に恵まれない砂漠地帯など僻地のこどもたちへ
本を届けます。
こうした活動は、世界のすみずみのこどもたちにまで夢を与え、
識字率向上にも役立っています。
また この本では、ラクダのみならず、
国や地域によって異なるさまざまな「移動図書館」についても
紹介されています。
ロバ、ゾウ、船、雪上のソリ などなど
この時代においても、
これらは重要な移動手段として活躍しています。
" 図書館 = 夢へのかけ橋 "
この2冊を通して、図書館とは、
『世界中のあらゆる人々の可能性を生み出し、飛躍させることのできる大切な場所』
なのだと、改めて認識させられました。
たとえ過酷な条件の中に生きようとも、
人々が平等に夢を持てる社会でなくてはいけないのです。
それを胸に刻み、
毎日の図書館業務に励んでいきたいと思います。
みなさん、
図書館を大いに利用し、発見にあふれた毎日を過ごしましょう!
(瀬戸のスタッフ 'りゃま')
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