2011年7月アーカイブ

甘い香りのする本

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流しのしたの骨P.JPG

 

流しのしたの骨江國 香織 著

 

小さい頃から、食べものの登場する本がすきだった。

『ぐりとぐら』のおっきなカステラ、

『エルマーのぼうけん』でワニのしっぽにくくりつけたたペロペロキャンディー、

『ふしぎなかぎばあさん』がカギっ子に作ってあげるフライパンいっぱいのハンバーグ・・・etc

 

 

食いしん坊のわたしは、ストーリーよりもおいしそうなご馳走のシーンがいつまでも心に残っている。

 

 

さて『流しのしたの骨』のお話。

ちょっと怖いようなタイトルだけど、ホラーでもなんでもない。

3姉妹と1人の弟がでてくる風変わりな家族の物語だ。

でもどこの家族も他人から見たら、ちょっとくらいおかしなところはあるわけで。

だから、こんな家族もあるんだろうなあと、少しだけ他の家庭を覗き見しているような気分になる。

個人的には、主人公の三女 こと子の恋人 深町直人がとても好きだ。

 

 

そしてこの小説には、なんといっても美味しそうな食べ物たちがたくさん登場する。

小川軒のレーズンウィッチ、洋菓子舗ウエストのドライケーキ、さまの最中、精養軒のマドレーヌ。

実在するお店のお菓子やメニューがでてくるので、

ますますどんなお店なのか、どんな味なのかが気になってしまう。

そこで東京旅行の際に、銀座の老舗フルーツパーラー千疋屋に行ってみた。

 

 

物語の中では、こと子と恋人と弟の律くんの3人で千疋屋に訪れる場面がでてくる。

3人は、それぞれ、3色ババロア、メロンパフェ、グレープゼリーを頼んでいた。

わたしが頼んだのはフルーツパフェ。

ああ、ここにあの小説の中の3人も来たんだなあと思うと感慨深くて(実際は来てはいないのだけど)、パフェの美味しさもひとしおだった。

 

(名古屋のスタッフ 春)

 

最大の試練

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こんにちは シラタキです

毎日暑いですが皆さんいかがお過ごしですか?

 

私は本日より試験が始まりました、夏休み前最大の難関です。

しかしほとんど勉強をしていない。

びゃぁ゙ぁ゙やばひぃ゙い゙!!!!!

 

やっぱり普段から勉強している科目ととりあえず授業に出席してるだけの科目ではぜんぜんちがいますねぇ、当たり前ですが。

 

とりあえず、明日は民法のテストですがこの科目は勉強しているのでダイジョーブ!

というわけでシラタキが普段勉強に使っているテキストを紹介します

 

 郷原豊茂の民法まるごと講義生中継Ⅰ」

  「郷原豊茂の民法まるごと講義生中継Ⅱ」

 

民法1.jpg  minnpou.jpg

このシリーズは予備校の授業をLIVE形式で分かりやすく解説しています

 

この本のコンセプトは知識を埋め込むのではなく、民法的なものの考え方が身につくようにということ

 

しかし公務員試験を目的にしているため、広い範囲を分かりやすくカバーしている代わりに本格的に法律の勉強を行いたい方にとっては内容が足りないかもしれません。

 

試験が終われば夏休み!

ゴールは近い、あと少し頑張ります!!

 

(名古屋の学生サポーター シラタキ)

現在、白鳥キャンパス学術情報センター3階にて

学生企画「なごや本屋さんMAP」

を展示しています!!

 

この展示は学生サポーターが中心となって、

準備を進めてくれました。

 

名古屋地下鉄沿線上の大型書店や、個性的な古本屋さん、

ブック・カフェなどを多数ご紹介しています。

 

また、「ここで紹介している本屋さんに行ってみたい!!」という方のために、

自由に持ち帰っていただける地図も用意しています。

 

長い夏休みの友となる1冊を探しに、

足を延ばしていつもと違った本屋さんをのぞきに行ってみてはいかがでしょうか。

 

場所 : 名古屋キャンパス 白鳥学舎 曙館 3階 学術情報センター(図書館) 入り口すぐ

期間 : 2011年6月~10月

 

展示の様子はこちらから

You Tubeへのリンクはこちらから。

 

(栞)

 

一気に読みました

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最近、歳のせいか細かい字が一段とみえにくくなり本を読むことがすくなくなりましたが、久しぶりで読み応えのある本に出会いました。

 

一人の高校生の一夏の物語

ボグ・チャイルド

ボグ・チャイルド.jpg 

 

主人公「ファーガス」がボグ(泥炭湿地)の中から発見した少女の遺体は

誰なのか?????

1980年代の北アイルランのIRAによる独立運動 という歴史的史事実を背景に

家族、友情そして死・・・・・盛りだくさんで重たいようですがロマンスもあり

この先どうなるのだろうかと、  一気に読み進みました。

ミステリー小説のようで、アイルランド紛争のことを知らなくても面白く読めますよ!

 

(瀬戸のスタッフ スージー)

世界を虜にする企業.jpg

 

「世界中を虜にする企業~ZARAのマーケティング&ブランド戦略~」

Jesus Vega/著  溝口美千子・武田祐治/訳  アチーブメント出版

 

 

誰もが聞き覚えのある「ZARA」という名前。

世界中の人々が「ZARA」を知ることとなるきっかけには、

どのような戦略があったのか。

わかりやすい文章で表現されているので、

興味があれば、ぜひ読んでみてください。

 

(名古屋の学生 よっしー)

ウィキッド

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みなさま こんにちは

 

すでにご存知のかたもいらっしゃるでしょうが

ミュージカル「ウィキッド」が名古屋にやってきます。

 

東京へは何度も足を運んで感動をもらっていましたが、

やっと交通費を気にしなくても観劇できる日がきます!!

もう楽しみで楽しみで♪

 

ミュージカルのストーリーは、「オズの魔法使い」の物語の前に善い魔女と悪い魔女が出会っていた事を前提として、二人の交流を描いたもので、最初は反発しあっていた二人がお互いを認めるようになり、同じ人を好きになり、衝撃的な事実を知り・・・。

二人が歩んだ道はどんなものだったのでしょうか?

 

素敵な衣装や音楽を楽しむことはもちろん、

小学生にはお姫さまについて

 

中学生・高校生には友達との関係やいじめ、恋愛

 

大学生にはもうちょっと社会的に、マイノリティーや正義について

 

いろんな世代の人がそれぞれの立場から見ることができ、考えることのできるお話でもあります。

きっと観劇後には話しに花が咲くことでしょう。

そのとき話をもっと盛り上げるのに役立つのが下の2冊(3冊?)。

 

一つは

オズの魔法使い」  フランク・ボーム作

 

オズの魔法使い.jpg

 

ミュージカルには、魔女以外にも「オズの魔法使い」のキャラクターたちが登場します。

カカシ、ライオン、ブリキは何が欲しくてドロシーについていったのでしょう?

ドロシーの履いている靴はどんなもの?

これだけ知っているだけでもミュージカルをみると「なるほど~」と感心してしまい、楽しさ2倍です。

 

そしてもうひとつは

ウィキッド 誰も知らない、もう一つのオズの物語」(上)(下) 

著:グレゴリー・マグワイア

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ミュージカルとはストーリーがちょっと違いますが、ミュージカルで描ききれなかったキャラクター達の生い立ちや気持ちがわかります。

また、民族間紛争、格差、差別、宗教などより社会問題を含んだお話になっています。

オズの国の問題としてとらえるもよし、現代社会に置き換えてとらえるもよし、です。

 

私ももう一度読んでからミュージカルを見に出かけることにします。

その前にチケットを手にいれなくては!!

 

(瀬戸のスタッフ はち)

夏女のわんしーです。

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こんにちは!

夏到来で、るんるんのわんしーです。

 

夏到来ですよ!

夏のプランはどうですか??

どこにいっちゃいますか??

 

図書館のおすすめ本を探していたら...!

とっても素敵な本、見つけちゃいました!!

 

 
 
 
ハワイにまつわる色々がのっているんですよ!
見た瞬間ハワイに行きたくなってしまいました!
 
ぜひ、ご覧になってみてください:)
 
 
 (名古屋の学生サポーター わんしー)

遅れながらも

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どーもー、まめみです☆★☆

先週末、アンラッキーが続いて少々凹み気味です・・・。

 

と、少し元気を出そうと思い本屋さんへ。

(というか、なんとな~く本屋さんへ。)

そうしたらなんと=3

もう置いてないだろうと、あきらめかけ!

最近は古本屋さんで探していた雑誌が!!

 

tokai walkerのスイーツ特集版(2010.2発行)です。

即買いです。

私が大好きなケーキ(#^ - ^#)パフェ(^ ▽^)和菓子~♪

たまりませんっ。

 

そして、今月号のtokai walkerには夏スイーツの特集ページが。

(こちらは本図書館にあります)

夏といったらマンゴー!!?

でも、今の時期はまず桃とメロンを楽しみたいですね。

 

ただ今、夏休みにスイーツショップ巡りを計画中です。

ケーキも良いけど・・・かき氷が待ってる~♪

 

本日も、まめみの趣味にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

(名古屋の学生サポーター まめみ)

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ノルウェイの森

村上春樹/著 講談社

 

この本の主人公は、私たちと同じ大学生の少年で、

いくつかの場面で共感をもてるものがあると思います。

この少年の日常生活の中で出会う人との関わりがとても面白いです。

恋愛小説ですが、その中で生死観を知る場面もあるので、

ぜひ読んでほしい作品だと思います。

 

(名古屋の学生 さっちゃん)

~台湾の結婚式~

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 画像 023.JPG

 

 先月、留学していた時のクラスメートから招待を受けて「台湾の結婚式」に出席してきました。率直な感想として日本に近いなぁぁと言う印象でしたが、大きく違う点もあったので今回紹介したいと思います。

 

1. 普段着で参加する人も多い。

実際ポロシャツにジーパンの男性や女性が出席されていました。

普通のレストランに食事に行く感じで、見苦しくなく、清潔であればOKとの情報も。

 

 

2.「赤っぽい色」の服の人が多い。

 

台湾(中国系)では「赤がラッキーカラー」だそうです。

私もはじめは日本同様「黒」のワンピースで出席するつもりでしたがこの情報を聞き「赤」のワンピースで出席。

周りに馴染んでいて変更して良かったです(笑)


3.形式張っていなくて、みんなでおいしい食事を楽しみ、賑やかにお祝いする雰囲気

 

私が出席した式では、日本のようにスピーチやケーキ入刀・余興など全くなかったです。

 

4. 新郎新婦などに、お酌しに行ったりしない

5. 席順に個人の名前は書いてなく、招待状を受け取った側は、家族同伴で行くことも多い。

 

6. 新郎新婦の地元が離れている場合や、実際に住んでいる場所が地元じゃない場合、各地で何度も披露宴をしたりすることもある。

 

友達も1ヶ月前に既に新婦側メインで1度披露宴を行っていたようで2回目の披露宴に私が参加したことを知りました。

 

以上。

 

 

 


大勢の出席者と、共に「おいしい食事」するのが、台湾流の結婚式なのかなぁぁと言う印象です。

また今回、貴重な体験が出来た事そして、数年たった今でも彼女との交流があることを幸せに思うりんなのでした。

末永くお幸せに。 

 

 

(名古屋のスタッフ りん)

こんにちは、シラタキです

今年の夏も暑いですね、冷房のありがたみがよくわかります。

 

私、今年の夏休みに被災地にボランティアへ行くことになりました。

東日本大震災から4ヶ月経過した現在も毎日被災地のニュースがテレビで報道されており、被災した方々のことを思うと胸が痛みます。

自分も冷房の効いた部屋でのほほ~んとしているよりかは何かできることがあるはずだ、

と思いながら、募金ぐらいしかしませんでした。

 

しかし!

夏休みというもてあますほどの自由な時間があるなら行くしかないっしょ!!

というわけで、参加することに決めたんですね。

 

 

・・・別に友達がいなくて夏休みが暇だからではありませんからね!ホントだよ!!

「大学生のためのボランティア活動ハンドブック」

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1人でも多くの人間が自分にできることを協力する

そうすれば沢山の人が幸せになれると思う

 

もっと沢山の人間がこんな考え方るように願いを込めて

まずはボランティアの事前学習頑張ります

 

(名古屋の学生サポーター シラタキ) 

私のイケメン?

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みなさん、こんにちは。

 

さて、今回はネタがなーい!! と悩んで、やっとこさ絞り出した話題は

「芥川龍之介」

なんで、いきなり芥川?って感じかもしれませんが (^^;)

夏に始まるドラマの情報を見てたら

イケメンがらみのものが話題になってるみたいなんですね。

で、最近の若手俳優のイケメンもいいですが、

芥川龍之介も、けっこーなイケメンだったんですよ~笑

と強引に繋げて、取り上げてみました。

 

高校時代の現国の先生が、すごくイラスト上手で、

芥川のイラストを描いて、生い立ち紹介みたいなのをやってくれたんです。

「イラスト、美化しすぎでしょ!?」ってくらい、先生の描く芥川は美しかったんですが、

写真で見てもカッコよかったんですよ、これがまた。(*^^)v

 

そんなイケメン芥川の作品には、エゴイストがたーくさん出てきます。

有名なのは『羅生門』とか『蜘蛛の糸』かな(教科書にも載ってたし)

私の好きな作品は『藪の中』です。

主要な人物3人(夫・妻・盗人)のエゴイストっぷりが、まぁスゴイ!笑

それと、『地獄変』

これ読んだときは衝撃でした・・・。

殿様に地獄絵を描くように命じられた絵師が、最後にどのように絵を完成させたか?

 

どれも短編なので、読みやすいものばかりだと思います。

小説版でも複数種類ありますし、漫画化されてるものもあるので、

お気軽に読んでみてくださいね~ ヽ(^。^)ノ

 

  羅生門」 (まんがで読破シリーズ)

 

  薮の中 ; 羅生門」 (Manga bungoシリーズ)

 

  芥川龍之介」 (ちくま日本文学)

 

 

(瀬戸のスタッフ : かりんとう)

暑くてフラフラですが

夏のためにダイエット中の、のだめです。

 

夏に涼しく本を読もうと手にしたのはこれだ!!

フラガール』 

 

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昭和40年、福島県いわき市の炭鉱は閉山の危機にあった。

炭鉱会社はヤマの地熱と温泉を利用してのハワイアンセンター建築を計画するが、

住民のノリは悪い。

 

【求む、ハワイアンダンサー】

この掲示板を見た4人の少女たちが

まちを救うため、フラダンスに挑むことになる

 

「わたしのハワイどこだ」

「ケツふれねえけど大丈夫だべか」

 

と訛りをきかせて不安がる女性たち

 

福島県の名所であるスパリゾートハワイアンズができるまでの出来事

人々の行動が奇跡を起こす。

 

映画化もされ南海キャンディーズのしずちゃんが

主演してましたよね。訛りもうまい(笑)

 

ちなみに、今、福島復興のために

福島出身のバンドが集結して動きだした

「猪苗代湖ズ」

THE BACK HORNの松田さん

サンボマスターの山口さん

など豪華な顔ぶれ

 

彼らもハワイアンズに行ったことがあると

インタビューでおっしゃっていました。

 

夏に読みたくなる人気本ですね。

 

 

福島は東北でも一番気温の差が激しい県。

盆地ですから夏はカラっとした激しい暑さだし、

(夏は毎年身体こわしてました(泣))

冬は交通渋滞するくらい雪も降ります。

(去年150cmの積雪で渋滞に巻き込まれました(泣))

 

そんな福島がいま困っているんです。

 

福島を被災地だからと罵倒ぜず、

ぜひこれを知る機会にしてください

 

頑張っぺ福島。

 

※映画版『フラガール』のDVDもあります。

 

(学生サポーター のだめ)

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犬身」 松浦理映子/著 朝日文庫

 

働きもせず、勉強もせず一日中ご飯を食べ、散歩して、

寝るという羨ましい生活を送っていると思える犬。

もしも、犬になれたら・・・

という願望を抱いている方、ぜひ読んでみてください。

犬目線のリアルな人間の世界が分かります。

そこにあるのは、良い理想か悪い現実か・・・

 

(名古屋の学生)

人が、人を救うことはできるのでしょうか?

 

彼女が求めていたものは、

自分の全部を受け入れ、何をしても決して見捨てず、

ただ愛しつづけ、赦しつづけてくれる存在でした。

 

直木賞候補作にもなっている、島本理生の「アンダスタンド・メイビー」

上下巻の長編でしたが、一気読みしました。

 

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人が人を救うことはできない。

自分を救えるのは自分だけ、と私は思います。

でも、自分を無条件に、絶対的に肯定してもらった経験や実感のない人は、

誰かに救いを求めつづけずにはいられないのではないでしょうか。

 

この本の主人公・藤枝黒江も、そんな「自分だけの神様」を求めつづけています。

機能不全の家庭で育ち、たくさんの傷を負ってきた彼女の、中学生から20代までの物語。

なぜ彼女の家庭が壊れたのか、

なぜ彼女は自分も周りも傷つけながらしか生きられないのか、

読み進むうちにどんどんわかってきます。

 

好き嫌いがはっきり分かれる本かもしれません。

もちろん、私にとっては好きな本の1冊になりました。

「私だけの神様」を一度でも追い求めたことのある人に。

 

( 瀬戸のスタッフ  うぱこ )

神の子どもたちはみな踊る.jpg

 

神の子どもたちはみな踊る

村上春樹/著 新潮社

 

阪神大震災後を題材にした話。

不思議は世界観だけど、共感できるところもある。

カエルの話が面白い。

 

(名古屋の学生)

自分を殺して何が悪い!?

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みなさんこんにちは、最近生命線が短くなってきた気がするシラタキです。

いかん、いかん、ネガティブなことばかり書いては空気が重くなる。

というわけで最近あった楽しい出来事について書いていきたいと思います。

 

・・・・・・・・・・・・特にない。

 

軽く死にたくなってきました、でかい鎌を持ったガイコツが手招きしてる幻覚が見えそうです。

でも、僕には自殺する気はありません。

日本には年間3万人の自殺者がいるそうですがなぜなのか?

「あの哲学者にでも聞いてみるか-ニートや自殺は悪いことなのか」

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世間では「自殺」は正しいことなのかと聞かれたら多くの人がNoと答えます。

同じく、「ニート」は正しいのかと聞かれてもNoと答えるでしょう。

 

しかし、現代の倫理観で悪とされていることを、著名な哲学者の思想に照らし合わせて考えたらどのような結論になるのか?

屁理屈だと斬って捨てるか

一理あると納得するか

全面的に肯定するか

 

それぞれの問題にあなたなりの答えがあると思います。

 

哲学に興味のある方は是非ご一読を。

 

(名古屋の学生サポーター シラタキ)

図書館では学術雑誌のバックナンバーを製本して保管しています。 

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<瀬戸図書館の書庫。外国雑誌の書架です。>


どうして製本するのかと聞かれることがあります。
またはもっとはっきりと、扱いづらいから製本しないで欲しいと言われたこともあります。

確かに、重いし、分厚いし、持ち運ぶにも、コピーを取るのも結構大変。
和雑誌などは背表紙に特集の内容が書いてあるものもあって、それを参考にして
探したりできたのに、製本すると見られなくなっちゃうし。
それに、製本中は利用できないから困るし。

あれ?なんだかいいことないみたい?図書館側の都合(管理しやすいからとか)だけ?
もちろん、そんなことはありません。

 

製本する理由、

①散逸しない。
   利用が多い雑誌は何度直しても順番がめちゃめちゃになりやすいです。
   全然違うところに戻っていたり、どこかにまぎれて見つけられなくなってしまうことも
   あります。

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<きれいに並んでるけど、よく見ると、順番バラバラ・・・>

②探しやすい。
 この雑誌の○号が見たい!と思った時、どちらが探しやすいでしょうか?

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③傷みにくい。
   新しいうちはいいですが、置いてあるだけで反ってしまったり、出し入れする時に
   破れたり、どんどん劣化してきます。

seihon6.jpg   

<自立できないので、ブックエンドで押さえていても、ズルズルと>

 

やはり製本は必要だと思うのですが、なんとか納得していただけましたでしょうか。

さて、そんなわけで、今年もこの1ヶ月ほどをかけて、製本の準備をしてきました。
こんな感じで、製本単位ごとにゴムでくくって業者さんに引き渡します。

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今回は洋雑誌の一部です。
5~6週間後にきれいに製本されて戻って来ます。
それまで、利用できずご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いします。

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<準備完了!しばしのお別れ、製本工場へ行ってきます!>

 

(瀬戸のスタッフ くり)

世の中がわかる!社会心理学.jpg

図解雑学 世の中がわかる! 社会心理学

齋藤勇/著 ナツメ社

 

「なぜ電車で隅っこに座りたくなる?」や

「なぜ女性はメールの絵文字が多いの?」などといった、

日常生活でよく目にする疑問に対して、

社会心理学の見方から答えた一冊。

イラスト付きなので、あまり本を読まない人にもオススメ。

 

(名古屋の学生 まきの。)

季節を味わう

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ど~も~(^■^)/ まめこです。

 

ここ数日、じめじめ暑い日が続いていますねぇ・・・

もう7月になっちゃいましたねぇ・・・

ぉっ!!と、言うことはっっ

も~い~くつ寝~る~と~七夕だ~♪

今年こそ、晴れないかなぁ・・・。

(だって、まめこの覚えている限りでは7月7日はずっと雨(`△´ )なんだもの。)

ぇっ?晴れてもこの辺りじゃ天の川は見れないって??

そんなの関係ないもーん。

気持ちの問題だょ!!

その方がロマンチックでしょーっっ

 

図書館でもその気分(どんな気分だ)を味わっていただこうと、

ただ今七夕飾り製作中です。

小さな笹ではありますが、一緒に短冊もご用意しましたょ。

1枚1枚手作りなので、どれも1品ものとなっております(笑)

 

入り口入ってすぐ右手に置いてあります。

みなさん、是非2短冊にお願い事を書きに来てくださいねーっ。

 

今日も元気いっぱいまめこでした。

 

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(名古屋の学生まめこ)

ラクダの移動図書館

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こんにちは! 'りゃま' です。

 

唐突ですが、みなさん、 'りゃま' ってなにか知っていますか?

 

 

そう、それはかわいい 南米アンデスのラクダ科動物なんです!

りゃま.png ←(世界遺産「マチュピチュ」にたたずむ 'りゃま')

  

ラクダ科の動物って、とってもかわいいんですよ!

(何を隠そう、わたしは大のラクダ科ファン)

 

最近人気の「アルパカ」も、なんと ラクダのお仲間なんです。

 

アルパカ.jpg ← (アルパカ 白×茶)

 

 

さて、そんな ラクダ科 本家本元のラクダさん。

 

実は、太古の昔から

図書館にとって、とても重要な役割を果たしていたのはご存知でしょうか?

 

今日は、その驚くべき事実の分かる本をご紹介したいと思います。

 

 

『本と図書館の歴史 : ラクダの移動図書館から電子書籍まで』

 

 ← ひとこぶラクダ(10世紀ペルシャ)

 

10世紀のペルシャでは、役人が収集した何万冊もの書物を運ぶのに、

500頭ものラクダが使われたのだとか。

 

 

『図書館ラクダがやってくる : 子どもたちに本をとどける世界の活動』

 

  ← ふたこぶラクダ(モンゴル)

 

現代でも、ラクダ達は大活躍。

 

同行する図書館員とともに、

交通や教育機会に恵まれない砂漠地帯など僻地のこどもたちへ

本を届けます。

 

こうした活動は、世界のすみずみのこどもたちにまで夢を与え、

識字率向上にも役立っています。

 

また この本では、ラクダのみならず、

国や地域によって異なるさまざまな「移動図書館」についても

紹介されています。

 

ロバ、ゾウ、船、雪上のソリ などなど

 

この時代においても、

これらは重要な移動手段として活躍しています。

 

 

" 図書館 = 夢へのかけ橋 "

 

 

この2冊を通して、図書館とは、

世界中のあらゆる人々の可能性を生み出し、飛躍させることのできる大切な場所』

なのだと、改めて認識させられました。

 

たとえ過酷な条件の中に生きようとも、

人々が平等に夢を持てる社会でなくてはいけないのです。

 

それを胸に刻み、

毎日の図書館業務に励んでいきたいと思います。

 

みなさん、

図書館を大いに利用し、発見にあふれた毎日を過ごしましょう!

 

 

 

(瀬戸のスタッフ 'りゃま')

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