女の子のお祭り
まめこも女の子です。
盛大に祝ってみたい・・・「ひな祭り・桃の節句」到来です。
記憶の中ではお祝いらしいこともあまりしたことがないので(-_-;)
雛人形を飾る!以外にイメージがもてないので、
そもそも桃の節句が何なのか調べてみました。
桃の節句の歴史は古いっ。
古いだろうと予測はしていましたが、やっぱり古いっ。
さかのぼる事1200年。
時代は平安時代から続いています。
「上巳の節句」として始まりました。
貴族が薬草を摘み、その薬草で体の穢れをお祓いし、健康と厄除を願っていたそうです。
まぁ、この上巳の節句も中国が魏の時代に始まったとされているので、
さかのぼればもっと古くからのものだということが分かります。
魏で行われていた上巳の節句と平安で行われていたものとには違いがありました。
魏では、河で禊を行いそのまま宴会をしていました。
平安では、人が河に入るのではなく代わりに人形を使っていました。
これは流し雛と呼ばれ、自分に降りかかるであろう災厄を人形に引き受けてもらい、
川に流す、というもので、地域によってはこの風習が残っています。
もうお分かりかと思いますが、この流し雛が今の雛人形を飾るという習慣の始まりです。
桃の節句で振舞われる料理。
お正月のおせちなんかと一緒で、それぞれに意味が込められています。
はまぐり―女の子の美徳と貞節
よもぎ―薬用効果があり、菱餅の緑色の部分に使用
えび―えびの赤は生命を表す
はす―見通しの良い人生
まめ―健康でまめに働くこと
上で出てきた菱餅についても少し詳しく書いていきたいと思います。
一般的には3色が定番。
(地方によっては5色や7色の菱餅もあるみたいですよ!)
その3色といえば、赤・白・緑ですよね。
やっぱり、この3色もでたらめに選ばれているわけではなさそうです。
赤―魔よけの桃を意味していて、さらにはデトックス効果のあるクチナシで色を付けています。
白―純潔の「雪」を表しています。
緑―健康の「草」を意味し、この色に使われているヨモギには薬用効果があります。
古くから、日本では「色」には
特別な意味があるとされてきましたが・・・不思議ですね~。
そしてそれを巧みに使いますね~。
最初に考えた人はすごく純粋で柔軟、そして物知りな人だったんでしょうね!
歴史が分かれば、またさらにひな祭りが楽しくなるかもしれませんね♪
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