図書館スタッフの最近のブログ記事
みなさん、最近マンガ読んでますか?
しろとり図書館に新しくマンガが仲間入りしました。
素晴らしいマンガって本当にたくさんありますよね。
図書館によきマンガを置きたいけど、果たしてどれかいいのだろう?
と、スタッフ一同でかなり悩み、数ある名作マンガの中から厳選しました。
★新着マンガのタイトルはこちらです★
『アキラ』 大友克洋著
『聲の形』 大今良時著
『ベルサイユのばら』 池田理代子著
『この世界の片隅に』 こうの史代著
『ブッダ』 手塚治虫著
『風の谷のナウシカ』 宮崎駿著
『動物のお医者さん』 佐々木倫子著
『はたらく細胞』 清水茜著
『光とともに・・・ : 自閉症児を抱えて』 戸部けいこ著
こちらのマンガは、館内のみでの利用になりますので
授業の空き時間などにぜひ足を運んで楽しんでくださいね。
これからも図書館では、これぞ名作なり!というマンガを少しずつ増やしていく予定です。
どうぞお楽しみに。
(なごやの図書館スタッフ 春)
ヨシタケシンスケ氏の数多い名作絵本を数回に分けて紹介したい。
目の見えない人や、耳の聞こえない人、自分と違う人はたくさんいる。
それを子どもにどう教える?
この絵本は、宇宙飛行士のぼくが色々な星へ行く。
目が3つあるひとの星だったり・・・
ぼくと一緒に宇宙旅行しながら、楽しく知ることができる。
"うちゅうもちきゅうもいっしょだな"
"おなじところをさがしながら、ちがうところをおたがいにおもしろがればいいんだね"
(瀬戸の図書館スタッフ:emirin)
最近めっきり寒くなりましたね。
こんな時は、室内でゆっくり読書はいかがでしょうか。
瀬戸図書館では、只今ミニ展示『きっかけは、まんがでもいいじゃないか』特集を開催しています。
過去には肩身の狭い思いをしていたマンガも
今や海外で日本漫画展覧会が開催される等、世界に誇れる日本の文化となりました。
娯楽物だけではなく良質のマンガもたくさん出版されています。
読書が苦手なあなたも
分厚い本は挑戦し辛いと感じているあなたもマンガなら読みやすく手に取りやすいです。
きっかけはマンガでも良いじゃないですか。
英語・古典・芸術・哲学書など、まずは気軽に手に取って、未知の世界の入口の扉を開けてみませんか。
原本を手に取るのはその後でもいいじゃないですか。
貸出もできます。ぜひご利用下さい!
(瀬戸の図書館スタッフ:かるみあ)
ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
大学生活にはレポート作成が付き物です。
そして、レポートや論文は、一定の形式に沿って書く必要があると同時に、論理的な文章であることが要求されます。
授業や本などでレポートの書き方(形式)を学びはしたものの、そもそも文章を論理的なものにするにはどうすればいいのかわからない......
なんて方、結構いらっしゃるのでは?
今回は論理的な文章の書き方も、論理学の基礎もまとめて学べる本をご紹介します。
『はじめての論理学 : 伝わるロジカル・ライティング入門』
適切な接続表現の使い方や論文の設計図の作り方、水掛け論にならない建設的な反論の仕方などが、豊富な事例を用いて丁寧に解説されています。
さらにそこから、記号を使って議論の構成を明確にとらえ、論証を点検・整理する方法についても教えてくれています。
レポート作成の心強い味方になってくれるのではないでしょうか。
また、図書館にはこの本以外にも論文・レポート作成の役に立つ本をたくさん所蔵しています。
とくに各図書館の「学習サポートコーナー」にはそういった図書が集まっているので、そちらもぜひご利用くださいね。
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)
『青空文庫』を散策していたら
気になるタイトル見つけました。
『もしも世界』スタンリイ・G・ワインバウム著/奥増夫訳
私はパソコンで本を読むのは苦手ですが、
1行目に«失敗»の文字
なにかにつけ失敗の多い私は、気になって、つい読んでしまいました。
物語は、遅刻癖のある主人公が飛行機に乗り遅れたことにより、
飛行機事故から守られたことを知るところから始まります。
その事故では乗客500人の内400名が死亡したとのこと。
飛行機に乗り遅れたことにより彼は命が守られたのです。
その後、マンダプーツ老教授と会うことが叶い、時間について議論を交わします。
そして、教授が発明したという
もしもの世界を見ることができる«仮想機»なるものに興味を持ちます。
もしあの飛行機事故の時、飛行機に間に合って乗っていたら?
主人公は、教授に頼んで、その«仮想機»で、もしも世界を見せてもらうことにします。
さて、事故にあった飛行機に乗った彼はどんなもしも世界を見たでしょう?
もしもの世界を見たことは、彼のその後の人生にどんな影響があったでしょう?
(図書館スタッフ:小豆)
ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
皆さんはどんな麺料理が好きですか?
カレーうどん、和風スパゲティ、ラーメン、ソース焼きそばなど、日本の麺料理は
外国由来の多種多様な麺と在来の料理法をミックスして独自の発達をしてきました。
しかし、現在にも残っている人気麺料理の陰にはたくさんの試行錯誤があり、消えていったレシピもたくさんあったようです。
今回ご紹介するのは、その消えていった幻の麺料理を戦前・戦後の雑誌や料理本から発掘し、100品以上を実作・実食して検証した本です。
『幻の麺料理 : 再現100品』
ナポリタンうどん、ホワイトソースうどんなどのうどん麺と西洋料理を合体させたものや、
カレーうどんが現在の形になるまでの試行錯誤の跡、和風パスタメニューの広がりなどなど、
発掘されたレシピからうかがい知ることができる麺料理の発達の過程が面白いです。
ただし、紹介されているレシピのほとんどはどれもあまり美味しくなさそうで、今の時代に残っていないのも納得できてしまいます。
興味のある方は作ってみてはいかがでしょうか?
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)
本日紹介させていただくのは
『52ヘルツのクジラたち』です。
52ヘルツのクジラって本当にいるの?調べてみると、鳴き声が高すぎて仲間に届かない『世界で最も孤独なクジラ』と呼ばれているらしいです。心の叫びが誰にも届かない、SOSを発している誰かに気づいてあげられない、そんな体験、ありませんか。そんな聞き逃しそうな声にいち早く気づいて、最善の助けをしてくれる人、そんな出会いをしたことありませんか。そんな相手のことを、魂の番とこの本では言っています。この本を紹介してくださった方が『色んな問題が詰まっている本』だと言っておられました。まさに今、ニュースなどで見る様々な社会問題を取り上げている内容でもあります。さっと物語のように読むも良し、それぞれの問題について考えながら読むも良し、何か一つは、大なり小なり自分の体験と繋がることもあるかも?いずれにしても泣けるお話しです。そして、舞台となった海辺の家からの景色、読み終えた私には眩しく輝いた美しい入江?そんな気がしています。
★『52ヘルツのクジラたち』は瀬戸図書館にあります。
(図書館スタッフ:小豆)
話題の絵本。実話と知って驚いた。
飼育員の発想が素敵。そしてその発想ができるのがすごい。
タンゴの家族はちょっと違う。
でも、他のペンギンたちや人間の私たちと同じように幸せな家族。
あまり内容に触れてしまうと面白くなくなってしまうので...とにかく読んで欲しい。
(瀬戸のスタッフ:emirin)
こんにちは、もくもくです。
今回ご紹介する図書は、皆さんがたぶん一度は行ったことがある
京都の美術鑑賞に関するものです。
著者は「美術解剖学」という、少し聞きなれない分野を基盤として
芸術や文学の批評、解剖学の著作などの執筆活動をされている方です。
修学旅行に行く当時中学生の息子さんなど、
京都初心者にむけたガイドブックのため、
というのが執筆の動機だそうですが、
それだけにわかりやすく、この場所では何をどう見るのか、
そこはどういう美しさなのかを
シーンごとに解説してくれています。
描写がリアルで、読んでいると景色が思い浮かぶようで、
お寺、庭園、建築果ては垣根に至るまで、京都のもつ様々な美しさを
言葉を尽くして教えてくれます。
何というか、自分が行ったことのある場所が、
ただ見ていただけだったと思い知らされました。
勿論、ただ見るだけも素敵なのですが、知ることができれば
そのさきに進んで、京都の美しさをより感じることができる
のではないかと思います。
皆さんは読後に、どの場所を選ぶのでしょうか?
そんなことを想いながら、読んでみるのも面白いですね。
(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)