オススメ本の最近のブログ記事
こんにちは。
大学生活を過ごす中で、自分の将来について考えることってありますよね。
今日は数あるお仕事の中で、スポーツに関する職業に就きたいと考えている人にお勧めの図書を紹介します。
『スポーツの仕事大全 : 45人のスポーツプロフェッショナルたち』
スポーツ選手を目指すのはもちろんですが、他にもコーチやスポーツ栄養士・スポーツ通訳・イベント運営等々スポーツに関する職業はたくさんあります。
実際にスポーツ業界で働く方の体験談も満載で、より詳しく各仕事についての知識を深められると思います。
スポーツ健康学部の学生さんや部活動で日々活躍されている方など、将来スポーツ業界での人生を望んでいる皆さんにお勧めの1冊です。
こんにちは、スタッフあまりんです。
『ドラえもん のび太の日本誕生』という映画に、
かぶを開けると食べたいものが出てくる秘密道具が出てきます。
子供のころに見てからずっとほしい道具だったのですが、
ついに技術がアニメに追いついたようです。
『クック・トゥ・ザ・フューチャー
3Dフードプリンターが予測する24の未来食』

この本では、乾燥した粉末原料を元に
食品用3Dプリンターで様々な食べ物を出力する
技術やアイデアを紹介しています。
寿司や麺類などの普通の食べ物はもちろん、
文様柄のしゃぶしゃぶ肉や建物型のお菓子、
茹でるとサナギの形からチョウ型に広がるパスタなど、
SF映画やアニメの世界にありそうな食べ物を24種収録。
食べたいときに食べたいものをその場で出力する。
この技術があれば、食糧危機や食品ロスなどの問題も
解決できるかもしれません。
食の未来に思いを馳せてみませんか?
(いちごの中で、埼玉県産の「あまりん」が一番好きで改名した
なごやの図書館スタッフ あまりん)
みなさんこんにちは、ピアノです♪
唐突に質問です!ゲームは好きですか?
私については興味ないかもしれませんが私は好きです。
今年はいろいろと注目のソフトが目白押しで今からワクワクしているピアノです!
『フェミニスト、ゲームやってる』です。
さまざまなゲームについて著者の近藤さんがフェミニズム的視点から解説してくれている面白い本なんですよ♪
さてこう聞いてあなたはどう思いましたか?
タイトルに「フェミニスト」って入っているし興味ない・難しそう、とかゲームやらないしなぁとか思いましたか?
でもそれって「読まず嫌い」をしているかもしれませんよ!本当は読んだら面白い本だったのにタイトルだけで避けてしまっていたとしたら、そんなにもったいないことはないですよね?
もし興味のあるワードが一つでもタイトルにあるならまず目次を見ることをお勧めします!ではここでこの本で取り上げられているゲームをいくつかご紹介しますね。
まず「ピクミン4」。これは知っている人もプレイしたことがある人も多いのではないでしょうか?この本によるとこのゲームは「労働という行為がもたらす快楽と破壊が描かれている(p.18)」だそうです。え、どういうこと?と思ったあなたはぜひ本を読んでくださいね。
その他にも「スプラトゥーン3」や「アンパッキング」「ドラゴンクエストⅥ」など有名どころからコアなゲームまで盛りだくさんです。
ちなみに私がこの本で取り上げられていてうれしかったゲームはMOTHER2です。知ってますかこのゲーム。スーパーファミコンで発売されて、今では様々なグッズ展開もされていて、最近ではニンテンドーオンラインでもプレイすることが可・・・
ゴホン。えー、まあ私のオススメゲームのことは置いておきまして。
今まで何気なくやってきたゲームについてこんな視点から考えることもできるんだ!と新たな目が開かれるようなこちらの本、ゲーム好きの人はもちろん、フェミニズムってそもそも何?と思っている人もぜひ一度「読まず嫌い」せずに読んでみてはいかが?
(なごやの図書館スタッフ ピアノ)
こんにちは♪ あかトマトです。
皆さんは何気ない毎日を大切に過ごしていますか?
「何気ない毎日」なんだから、特に大切だなんて意識していない方が多いのではないでしょうか。
若い方なら尚更...でもまだ15歳の少女をある日突然病魔が襲ったこちらの作品を読むと、この何気ない毎日を大切に過ごそうと思うかもしれません。
『1リットルの涙』
難病と闘った少女、木藤亜也さんの日記...有名な作品ですので、内容は割愛させていただきますが、こちらは高校生の娘が読書感想文の課題図書に困っていたので薦めてみました。
同じ年頃の女の子として、いのちの大切さ、何気ない毎日の大切さがきっと伝わったことと思います。
そして私自身は今回は母としての立場から、こちらも読んでみました。
優しく、強く、笑い合い、苦しみながら亜也さんを支え続けたお母さんの手記です。
しろとり図書館に所蔵していますので、よろしければ是非ご一読ください。
でも通勤通学の電車内では読まないほうがいいかもです...涙が止まらないですから💦
どちらの作品も、健康な私たちが忘れがちな大切なことを教えてくれます。
(名古屋の図書館スタッフ:あかトマト)
ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
皆さんは普段遊ぶとき、友人たちと遊びますか?それともひとりで遊びますか?
今回ご紹介するのは、ひとり遊びの楽しみ方についての本です。
『ひとりあそびの教科書』
ランニング、虫捕り、旅、コレクションなど、一人だからこそ楽しめる遊び方が紹介されています。
特に私が魅力を感じたのは、「小さなひとり旅」でした。旅行というとつい遠方に行って観光地などを見て回るものだと考えてしまいがちですが、この「小さなひとり旅」は1・2時間ほどで行ける距離にお気に入りの場所を見つけ、その場所を繰り返し訪れる、というものです。少しだけ離れた場所にお気に入りの場所を見つけておくと、ひとりで過ごす休日に退屈しないし、自分の暮らす世界の見え方も変わってくるそうです。それにこの「小さなひとり旅」の楽しみ方が身に付いてくると、遠方に旅行した時の楽しみ方も広がる、とのことです。
いつも友達と集まって遊ぶのが好きな方はもちろん、もともとひとり遊びが好きな方にもおすすめの一冊です。
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)
こんにちは、スタッフゆまたろうです。

化粧が好き、人とは違うメイクがしたい人におすすめ。
今回は「化粧」で時代の変化を感じる本を紹介します。
資生堂ビューティークリエイションセンター監修のこの本は、
大正から令和までの化粧の変遷を1人のモデルで再現し、
時代背景のコラムと美しいイラストと共に紹介しています。
現代のアイテムで当時のメイクを再現するテクニックが満載なので、
誰でも気に入ったメイクをすぐ真似する事が出来ます。
たまには普段と違うメイクを楽しんでみませんか?
(なごやの図書館スタッフ ゆまたろう)
・朝起きても昨日の疲れが抜けない
・講義中に眠くなってしまう
・そもそも寝不足...週末はついゴロゴロ...
日本では若者でも「疲れている」と感じている人は
かなり多いのだとか
私たちは「運動」や「食事・栄養」については
学校などでも学ぶことはありますが
「休養・休み方」については案外学ぶ機会がありません
それどころか、休むことは怠けている、なんて言われたことありませんか?
そこで、改めて「やすむ」とはどういうことか
考えてみた本があります
『休養学 : 「休み方」を20年間考え続けた専門家がついに編み出したあなたを疲れから救う』
この本は
人はなぜ疲れるのか
どんな休み方をすれば、効果的に疲れが取れるのか
こうした疑問に向き合いながら
休養を7種類に分類して
疲れを取る方法を探っています
お疲れのアナタにおススメの一冊です
(図書館スタッフ:るん)
物の価格は需要が過剰になれば上がりますし、過少になれば下がります。一方、逆に供給が
過剰になれば下がりますし、過少になれば上がります。日本のバブル経済崩壊後の失われた
30年という期間は、異常なばかりの所謂「デフレ」が継続しました。安くてそこそこ良い物
を提供する競争となり、物の価格は上がらず、低経済成長となり、したがって個人の懐(消費)
は増えないという循環に陥って来ました。ベースアップがないという給与の現状維持が続いた
![]()
ことは、新規採用は限定的となり「就職氷河期」となった
わけです。いよいよ近年人口減少が顕著になりつつあり、
ようやく人手不足から初任給上昇に火が付き給与が上がる
という構造に転換しつつあります。購買力がつけば、物価
が上り、物価が上れば企業業績も伸びるという好循環に繋
がるという。しかしながら、今や一国だけでの閉じた経済
環境にはなく、海外取引との関係から通貨の価値の上下により輸出入量の多寡が生じ、
この多寡がまた経済の好調、不調につながる。この経済の好不調は結局のところ、古典
経済学者による「神のみぞ知る」でしかないかもしれません。しかしながら、本書
『物価を考える』においては、我々の懐そして国の懐の好循環について考えるべき要素を
多角的に余すところなく語ってくれています。
(しろとり図書館スタッフ 東空)
先日知り合いの方からこんな話を聞きました。
周囲の人と何か違う、とずっと感じていて受診したところ、発達障害と診断され薬を処方された。薬を飲んだら初めての場所や初めての経験でも、いつも感じていた興奮やパニック状態にならず驚いたと。普通の人はこんな世界にいたんだと初めて知ったということでした。
自分の感じていることが普通だという感覚は誰もが持っていると思います。
でも普通ってなんでしょう?
ひびのライブラリーにある『不自由な脳』を読みました。
ルポライターとして多忙な日々を送っていた著者が41歳で脳梗塞を発病。
経験豊かな臨床心理士との対談で高次脳機能障害の当事者から見える世界を伝えます。
発病後の処置が早く障害の程度は軽いといわれる中、本人が感じている違和感はかなりのもの。
自分の感情が制御できない、あふれる情報に脳の処理が追い付かずパニックを起こす、など壊れた脳に混乱するのだそう。
ものを持つということはものを落とさずに持ち続けるということ。それは持続的に脳に指令がいっている状態でかなりエネルギーを使っている。それだけで消耗するため別の作業が困難だと。
買い物をして家に入ることは普段特別意識を向けない当たり前のこと―なのにそれだけで疲れ果ててしまう世界を知りました。
普段何気なくしていることは実は脳が適切に処理しているおかげ。
普通と思っていることが普通にできていることに思いを寄せてみませんか?
【図書館スタッフ:フエルトうさぎ】
みなさんこんにちはピアノです!
今日は哲学エッセイの本『水中の哲学者たち』をご紹介します。
哲学と聞いて、なんだか難しそうだからやめておこう・・・と思ったそこのあなた!ちょっと待って!
このブログを最後まで読んでから判断してみては?
ということでこちらの本、哲学の中でも「哲学対話」についてのエッセイなのですが、はて、哲学対話とは?となる人も多いはずですね。私もこの本を読んで初めて知った一人です。
いろんな人といろんな話題を輪になって話して・聞いて、明確な答えは出ないかもしれないけれど、一つのテーマをみんなで考える時間、それが哲学対話です!
テーマはいろいろで「約束は守らないといけないのか?」や「夢と現実の違いは?」など案外私たちの身近なことがテーマとなっています。こんな素朴な疑問でも胸を張って哲学してると言っていいんですよ。
普段小学校や中学校で哲学対話を行っている著者の永井さん。子供たちと行うテーマでよくあるのが「ひとは何のために生きているのか?」だそうです。
ちょっとした身近な疑問から深い疑問まで、いろんなテーマを扱う醍醐味が哲学対話にはありそうです。
「哲学」というと何を言っているのか分からない、お堅いイメージがありますが、この本では「なぜ?」と思ったらもう哲学の始まりなのだ!と私たちに語りかけてくれています。
そんなこの本の中で私が気に入っているのが「変わる」というエッセイ。「ひとの話をよく聞き、それによって自分の考えが変わること、それを楽しんでください。」という一文に心打たれました。エッセイの全容はぜひ自分の目で読んで確かめてみてくださいね!
ぜひお友達を巻き込んで「哲学対話」してみては?
(名古屋の図書館スタッフ ピアノ)
