「1本のペンで世界を変えられる」

| | トラックバック(0)

皆さんはマララ・ユスフザイについて、どれくらいご存知でしょうか?

私は以前はニュースでかじった程度...「女子の教育の権利を訴え、タリバンに撃たれたが奇跡的に生還し、17歳でノーベル平和賞を受賞した女性」ぐらいの知識でした。

『わたしはマララ』を読むまでは...

9784054058460_600.jpg

ベストセラーにもなった本ですので、きっともうお読みになられた方も多いことでしょう。

私は中高生の子供たちの読書感想文用の図書として、購入しました。

最初はそんな程度で読み始めましたが、読み進めるうちマララの純粋な、でも熱い教育への思いに感銘を受けました。

彼女から発せられるいくつもの名言は、まだ十代の少女の言葉とは思えない不思議な力を持っています。

そのうちの幾つかをご紹介したいと思います。

・「銃で撃てるのは体だけ、私の夢は銃では撃てない」

・「たとえタリバンが学校の門を閉ざしても、学びたいという私たちの心の門までは閉ざせない」

・「『ペンは剣よりも強し』ということわざがあります。これは事実です」

・「本を取り、ペンを手に取りましょう。それが私たちの最も強力な武器です」

・「1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます」

今これを文字に起こして感じました...私の下手な感想なんかいらないですね。

この言葉の中にマララの教育への熱い思いは込められていて、きっと世界中の誰の心にも響くはずです。

マララの想いが今戦闘が起こっている国々にも届きますように...そして、世界中のすべての子どもたちが教育を受けられますように...

(名古屋の図書館スタッフ あかトマト)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「1本のペンで世界を変えられる」

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.ngu.ac.jp/mt/mt-tb.cgi/8854

栞輪漫画へ
  • YouTube折り方動画へ

  • ※画像をクリックすると漫画の原稿が表示されます。

    蔵書検索

    アーカイブ