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ウサギ追いし かの山 (作詞:高野辰之)
うさぎ美味しではないので注意してください!
ピーターラビットのパパんは、ミートパイにジョブ・チェンジしました。
学生アルバイターから正社員にジョブ・チェンジしたい、黒い人です(`・ω・´)
栞輪の記事で書いてますが、イギリス・ロンドン出身の絵本作家 ヘレン・ビアトリクス・ポター(1866.7.28-1943.12.22)の代表作、『ピーターラビットのおはなし』シリーズでは、ピーターラビットのお父さんは物語冒頭で登場せず、お母さん曰く「畑に入って、ミートパイにされてしまった」と、されています(´・ω・`)
うさぎはペットとして飼われることもある可愛い動物ですので、今の価値観からすると少し残酷かもしれません。
しかしうさぎは、意外と今でも(スポーツとしての)狩猟・食肉・絵画の修復・毛皮・実験動物として社会に溶け込んでいる動物です(゜_゜)
うさぎの特徴
うさぎはジャンプで移動するイメージが強いですが、意外と足が速く、時速60~80kmくらいで走る種もいるそうです。
「うさぎは寂しいと死んじゃう(´・ω・`)」なんて言いますが、あれはウソです。
うさぎはデリケートな動物ではありますが、縄張り意識が強く、複数で飼うとストレスを溜めて禿げたりします。
また、ハムスターなどと同じで電気コードを齧ることがあるので、飼う際は注意が必要です。
狩猟
野兎は、スポーツハンティング(狩猟)の対象として知られています。
日本では、「狩猟免許」を所持し、且つ「狩猟税」を納めた者が、一定期間・箇所で狩猟を行うことが可能で、全49種の狩猟鳥獣の中にノウサギとして含まれています。
欧米では、うさぎの狩猟は文化的なスポーツの一部として認識されているようです。
食用
「かわいいうさぎをたべるなんて!」と、思われてしまうかもしれませんが、日本でも結構食べられている、わりとポピュラーな動物です。
近年の畜産技術の向上で、昔ほどたくさん食べられているわけではありませんが、ソーセージのつなぎになったり汁ものになったりと大活躍です。
肉質は柔らかいですが、小さいので部位ごとに分けて調理する際は複数羽使用するようです。
まるごとミートパイになったのもうなずけます。
毛皮
現在はあまり耳にしませんが、寒冷地帯では毛皮を防寒具の材料として利用したそうです。
日本では、明治から昭和中期にかけて、軍用の防寒具を製造する目的で家畜化された種が数多く飼育されていたそうです。
実験動物
新薬や薬物を使用する製品を開発する場合、それが「人体にどのような影響を与えるのか」を確認するために「臨床試験」を行います。
しかし、臨床試験は人体を用いて行いますが、その前に人体に近い部位を持つ動物で試験を行います。
うさぎの場合、目薬や化粧品の臨床試験を行う前段階で、「人体に悪影響を与えないか」という確認の為に実験を行うようです。
絵画の修復
うさぎの毛皮からとれる膠(ゼラチン)は、古い絵画の修復に用いられます。
テンペラ技法を用いた場合、膠下地を用いて描かれているため、古美術の修復を行う際に用いられるようです。
ちなみに、卵でもテンペラ画を描くことは可能です。
うさぎのミートパイはおいしいのか...とても気になりますが、ビクトリクス・ポターの生きた19世紀~20世紀初頭は、うさぎは身近な動物だったみたいですね。
ビクトリクス・ポターは、ピーターラビットのお父さんをミートパイにしてしまいましたが、環境保全・自然保護に力を注いだ人としても有名です。
地衣類が菌類と藻類の共同体であると提唱した、最初のひとりとしても知られています。
もしも、「ポターに興味を持ったけど、活字は苦手だよ!」という方が居たら、これを観ちゃいましょう!
ミス・ポター
ビクトリクス・ポターの生涯を描いた映画です。
館内利用限定ですが、白鳥にありますので、ぜひ見てみてください!
ちなみに日本では、4足の生き物の肉を食べてはいけない時期が過去にありました。(鳥類はOK)
うさぎは、長い耳を「羽みたいだからうさぎは鳥な!」とかいう理由(こじつけ)で、食べていたそうです。
うさぎは飼ってみたい気もする、黒い人でした(・´з'・)
2013年8月 6日 学生TA | 個別ページ
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