スタッフ: 2025年8月アーカイブ
こんにちは、もくもくです。
今回ご紹介する作品は、『名画を見る眼:カラー版,1』です。
著者は長年にわたり西洋美術の研究、普及活動をリードされ、
国立西洋美術館や大原美術館の館長をつとめた方で、2024/10/17に逝去されました。
ファン・アイクからマネ、ルネサンスから印象派直前までの有名な15作品を紹介しており
初版から半世紀もたつのですが、丁寧で読みやすいうえに、
その絵画や画家の網羅的な解説は言うまでもなく、絵のもつ全体的な雰囲気や
空気感までも文章で表してしまうところが、読者を魅了し続けます。
ただ美術館へ行き作品を楽しむのも素敵ですが、社会的要請や人間関係など
色々な要素が絡み合ってそれぞれの名画がうまれたという背景を知ることで、
より楽しさが増すのではないでしょうか。
幸いにも優れた美術作品に出合える機会が色々とありますね。
その中に本書に書いてある画家があれば、出かける前に、
勿論出かけた後でも読んでみては如何でしょう。
作品との距離が前よりも近く感じられるかもしれません。
(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)
~樹木希林のことば~
樹木希林さんは個性的な女優でした。2018年にお亡くなりになるまで10年以上
「がん」と闘っておいでで、その間マネージャーもなし、自宅のファックスにて仕事
の依頼を受け、撮影現場までは自からの運転で出かけるというワン(ウー)マンプレー。
自宅は都内の大きなお屋敷であったようですが、早くから断捨離に努め、ほとんど
身軽な生活であったようです。演技スタイルはどちらかといえばコミカル、そして
どちらかといえばシニカル(冷ややか)、そして目つきは怖い。
ただ、ご本人のお言葉を伺えば、随分以前から達観するところあり、自分を身の丈
より大きく見せることはなく、どちらかといえばありのままに表現することに心がけ
た女優人生であったようです。
そんな修行僧(尼)のような生き様の彼女の日々の思いと言葉がここに綴られています。
(しろとり図書館スタッフ 東空)
こんにちは、スタッフゆまたろうです。
「あぶり餅」を食べたくてたまらなくなったので
京都に行ってきました。
あぶり餅とは、
一口大のきな粉をまぶしたお餅を竹串にさし、
炭火で炙り白味噌たれを絡めたものです。
甘く少し焦げた部分が香ばしく、癖になるおいしさです。
京都の今宮神社の参道で食べることが出来、
病気封じ・厄除けのご利益があるそうです。
今回十数年ぶりに食べましたが、
これを食べるためだけでも、来たかいがあるなという味でした。
みなさんもぜひ一度食べてみてください。
今回の京都旅行では下記旅行ガイドが役立ちました。
『ことりっぷ 京都』
『manimani 京都』
『tab!tte 京都』
『ココミル 京都』
貸出も可能なので、
みなさんもぜひ旅のお供にご活用ください!
(なごやの図書館スタッフ ゆまたろう)
本年、大阪万博協会副会長にして、前京都精華大学教授・学長のウスビ・サコ。
1966年、西アフリカのマリ共和国に生まれ、1991年来日。
建築を専攻し「京都の町屋再生」などを手掛け、「世界の居住空間」「コミュティ
再生」をテーマとして取り組むようになる。西アフリカ時代の経験を活かし、
人間・社会と人が集まる空間の関係性をより良いものにする研究にも取り組む。
多文化共生を目指すにあたっては、垣根を垣根とも思わない。
「にぎやかでよろしいね (うるさくて迷惑です?!) 」
コミュニケーションにあたってはバンバラ語、マリンケ語、英語、フランス語、
中国語、関西弁を操るマルチリンガル。
日本の人たちに問います。「なんでやねん」?!
(しろとり図書館スタッフ 東空)
こんにちは、もくもくです。
今回ご紹介するのは、短編集『月まで3キロ』です。
ドラマの原作で作者をご存知の方がいるかもしれません。
主人公達は、出口のないような悩みを抱えている大人や子供です。
その悩みが劇的に解決されるわけではないけれど、
偶然の誰かとの出会いが、それを乗り越える助けとなり、明るい光が見えてくる。
作者が地球惑星科学専攻というのも、物語の構成に大きく関わっていますが
上手く内容に溶けこませていて、専門的な知識もすんなりと入ってきます。
読み進めるうちに、感情曲線があがっていく素敵な物語たちです。
(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)
映画化やドラマ化された作品も多く知名度の高い作家、東野圭吾。
どれを読んでも面白く、ドラマ化された『ガリレオシリーズ』も有名。
個人的には切なさを感じる作品が特に良いと思っている。
そんな作品を紹介したい。
ガリレオシリーズ第3作で、2008年に福山雅治主演で映画化された。
捜査線上に浮かんだのは、湯川の大学時代の友人で天才数学者の石神だった...。
命がけの純愛が生んだ犯罪。
これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。
ラストがまた、切なすぎる...。
(瀬戸のスタッフ:emirin)