スタッフ: 2014年4月アーカイブ

最近、ハマって見ているテレビ番組があります。

NHK BSプレミアムで2011年から放送されている

「にっぽん縦断こころ旅」

俳優の火野正平が、視聴者から寄せられた

忘れられない場所・想い出の風景などの「こころの風景」をたずねながら

自転車で日本各地を巡る、という内容。

各土地の観光名所やグルメなどの紹介はいっさいなく、

他の旅番組とは一線を画しています。

 

若いころは超モテ男で、数々の女性と浮名を流したスキャンダルの帝王・火野正平。

ぜんぜんイケメンでもないのに、なぜそんなにモテまくるのかまったくわかりませんでした。

この番組を見るまでは・・・(笑)

そして、多くの私みたいな人たちが、この地味な番組を支えているのでしょう。

 

今も自転車旅の真っ最中ですが、

4月には愛知県→岐阜県を通過していきました。

私の地元付近を通って行ったことがわかり、

わかっていれば仕事を休んで見に行ったのに、と思ってしまいました。

 

「NHKにっぽん縦断こころ旅 : 火野正平と行く、自転車でめぐる日本の風景」

 

番組が本になったものが、本学図書館にもあります。

誰がリクエストしたんだろう・・・(笑)

字は少なく、写真はたくさんで読みやすく、

ほんわかした空気感は番組そのものでした。

愛知から北海道を目指す今回の旅は、7月にゴール予定。

それまで毎日観て、ほっこりしたいと思います。

 

(瀬戸のスタッフ・うぱこ)

震災文学

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皆様こんにちわ!

東日本大震災から3年以上がたちました。
それでもあの日の記憶はまだまだはっきりしている方も多いことかと思います。

私はちょうど図書館で働いていました。
移動書架と呼ばれる、開閉式の書架の間で、
蔵書の点検を行なっていました。

書架が、カタンカタン、と音を立ててゆれ始め、
あわてて通路側にとびだし、揺れが収まるのをまってから
館内の見回りをしたのを覚えています。

いつもとは違う揺れに、かなり動揺していました。
それから家に帰り、ニュースで事の大きさを改めて
知った、そんな一日でした。

あの日から3年、いろんな人がいろんな取り組みをしています。
学生さんのなかにもボランティアに参加された方もいますよね。

あの日を題材に多くの作家さんが本を書いたりもしています。

 

今回はそんな本の一冊をご紹介したいと思います。


らんる.jpg

らんる曳く』 佐々木中著

 

本の紹介には、【災厄の日から二年。最愛の女を失った男は、
堕落の道を歩みはじめた(中略)「震災以後」恋愛小説の決定版!】とある本です。

いままで、震災をテーマに扱った小説をちゃんと読んだことがなかったので、
読んでみたのですが。

 

いや、これ、なかなか難しい。

 

震災をテーマに、とはいえ、あくまで一人の男性を描いた作品で
内容そのものは比較的わかりやすい(?)のですが...

(でもこの紹介を前もって知っていたから多少前提がわかったというか...)


なんせ文章がすごいんです。美麗というか独特の調子をもっていて
慣れるまでちょっと苦労しました。

でも、本好きの方にはもちろん、こういう日本語に
触れる機会をぜひ、学生の方にはつかんで貰いたい。
そう感じられた本でした。

この本以外にもいろんな震災関係の図書があります。
ぜひ色々読んでみて、自分なりに
あの日のことを考えてみる機会にしてみてはいかがでしょうか。

 

(名古屋のスタッフ : るん)

春だな~

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春です。

暖かくなってきたのは嬉しいのですが、

花粉症の人間にとって、こんなイヤな季節もない。

高校生の時に発症し、かれこれ花粉症歴ウン十年。

医学は進歩しているっていうなら、早く花粉症の治療法を編み出してくれー!

と、悲痛な叫び声を上げているのは自分だけではないはずだ。

新年度に、気持ちも新たに、何か新しいことを始めてみたり、

目標を立てて、それに向かって頑張ってみたりしたいのだけど、

いつも鼻水に邪魔されている気がする...。(ただの言い訳っぽい?笑)

でも、今年は違います!

今年は習い事、頑張ります!!

年内に昇段審査合格します!!!(あ、言い切ってしまった...。汗)

でも、こうやって自分を追い込まないと、すぐに諦めちゃいそうなんで。(-_-;)

と言っても、既に年賀状で先生には宣言してしまっているので

逃げ道はないのですが。(T_T)

合格したらブログに書かせていただきます。

もしこの話題が二度とUPされなかったら

「あら~、審査落ちちゃったのね~」と憐れんでやってください。

 

最近本を読んでいないので、自分の決意表明になってしまってスミマセン。<(_ _)>

花粉症のみなさん、くしゃみ・鼻水に負けず、色んなことにチャレンジしましょうね♪

 

(瀬戸のスタッフ : かりんとう)

図書館員のお仕事のひとつに、「蔵書点検」なるものがあります。
 
 
蔵書点検(ぞうしょてんけん)とは、図書館の固定資産である図書館資料の有無やその配架位置について、実地において現物をもって確認していく作業。一般企業の資産の棚卸しに相当する。通常は年一回の割合で定期的に一週間から二週間程度にわたって休館して行われるが、臨時に行われることもある。
 
 
 
学生のみなさんが春季休暇期間で借り出しが少なくなるであろう3月下旬、休館することなく、特定の範囲内の蔵書点検を実施しました。
 
その際に活躍したアイテムをご紹介します。
 
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蔵書点検では、図書に貼り付けてあるバーコードをひとつひとつバーコードリーダーで読み取っていきます。
これまでは、ブックトラックにノート型パソコンを載せ、USB接続でバーコードリーダーをつなぎ、メモ帳アプリにバーコードを読み込ませていました。
既存の設備を利用することができるので、年に一度の作業故、追加設備投資せずに実施できたのですが・・
 
「(一日がかりの作業故)パソコンの充電がもたない」
「バーコードが正しく読み込まれているのかパソコンの画面をいちいち確認するのはとても大変」
という嘆き声が届いていました。
 
何か良い策はないか・・
 
そこで他館で働くベテラン・ライブラリアンに尋ねてみました。
そうすると、みなさんどこも同様の悩みをもちつつ、あの手この手で乗り越えているようでしたが、ひとつ有益な情報をゲットできたのです。
 
なるべく安価に済ませたいのはヤマヤマですが、「パソコン+バーコードリーダー」に置き換わる逸品が上述のハンディターミナル。
 
「一日利用してももつバッテリー」
「読み込んだバーコードの情報を、手元で確認できるディスプレィ搭載」
という、上述の問題をクリアにしてくれるということ。
加えて、読み取りの精度も高く、保存データを誤って消去することもなかった、という口コミも後押しし、今回蔵書点検用に1台購入して試してみることになったのです。
 
#ちょっとお高いのですが、出入りの業者さんがおススメしてくるものに比べれば半額以下w
 
アマゾンさんでポチり、手元に届いたのは蔵書点検予定の数日前。
早速読み込みを試してみるものの、読み込んだ情報の前後に何故か一文字づつアルファベットが入ってしまい、分かり難いマニュアルを見ながら悪戦苦闘。
何とか不要な文字が付かぬよう設定することに成功し、いざ蔵書点検本番で使ってみたのですが・・
 
 

すごくイイです!^^
 
 
価格以外で敢えて難点を挙げるなら
「約1,500件の読み取りで容量オーバーになる」
のですが、この程度の件数を読み取るのに約1時間半から2時間。
休憩がてら、ハンディターミナルをパソコンにつないでデータ転送し、メモリをクリアすれば、充電する必要なくそのまま引き続きの作業ができるので、難点という程でもないくらい。
 
今回は開架を対象に蔵書点検を行ったのですが、このハンディターミナルがあれば狭い書庫でも作業が捗ることでしょう。


ということで、お試し利用問題なし、ということで、次回蔵書点検までに最低でももう1台追加購入してストレスフリーな蔵書点検を実施していきたいと思います。 
 

 
以上、図書館裏話でした。^^;
 
(瀬戸のスタッフ)

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    山口鉄也メッセージBOOK : 鋼の心

 

プロ野球が大好きな私。

ペナントレースが楽しみ~!!

そして、ジャイアンツLOVE(*^^)v

今年もドームに通わなくては! 東京ドームにも行くぞ!

優勝しますように・・・

 

鉄腕:山口選手、通称ぐっさんの本を読みました。

非エリートながら、伝統あるジャイアンツでセットアッパーとしてなくてはならない存在です。

ファンとしても、「ぐっさんで打たれたら、もうしかたないなあ」と思うくらい。

 

高校卒業後、アメリカへ渡りマイナー契約。その後帰国し、プロテストを受けるも横浜・楽天は不合格。

それでもあきらめずにジャイアンツのプロテストを受ける。

結果、育成枠で合格。その後、努力を重ね支配下登録に。

1軍入りを果たすと、中継ぎとして大活躍!育成選手として初の新人王を受賞。

ジャイアンツは、ドラフト1位やホームランバッターばかりではないのですよ。

こんな、「育成選手の星」の選手もいるのです。

 

"最後の最後まで大好きな野球をあきらめなかった"  それが、ここまで自分がこれた理由だそうです。

そして、「プレーするのはジャイアンツ以外考えられません。ジャイアンツにいたいんです」 という言葉が!!

Gファンとしてはたまらなくうれしい言葉でした(*^^)v

 

 (瀬戸のスタッフ emirin)

 

 

 

春を待ちわびて

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このブログがアップされるころには、もう春は来ているのでしょうか。

今年の冬は、ほんとに厳しくて長かったですね。

 

花粉症の人にはつらい季節ですが、

春の訪れを待ちわびたり、春が来たねと言葉にするのは、

他の季節にはない感慨があるからだろうと思います。

 

さてさて、瀬戸図書館では、

4月から図書展示「春~Spring」展を開催します。

みなさんは、春と言えば何を思い浮かべますか?

桜?新緑?ダイエット?新しい出会い?

このように、春から連想される、さまざまなジャンルの本を集めました。

その一部を、少しだけ紹介します。

 

まず、タイトルで選んだこの本。

最後まで読める自信がなくて、コミック版をチョイス。

「桜の森の満開の下」

 

ところが、面白くて一気読み。

このあと小説も取り寄せて読んでしまいました。

(ただ、「夜長姫と耳男」の方が私は好きです。)

 

喉元に真剣を突き立てながら生きろ。

 

毎日なまぬる~い毎日を送っている私には、

坂口安吾にそう叱責されているように感じました。

いつかブログできちんと紹介したい本です。

 

次はこちら。

「フクシマ2011、沈黙の春」

百聞は一見にしかず。

そんな言葉がぴったりの本でした。

フクシマが福島に戻れる日は来るのでしょうか・・・

 

最後にこちら。

「檸檬のころ」

以前、ブログにも紹介したことがある、大好きな本。

春・卒業・旅立ち・別れと、全部そろってます!

春はたくさんのドラマが生まれる、

出会いと別れの季節でもありますよね。

 

今回の「春~Spring」展。

みなさんに少しでも興味を持ってもらえるといいなあ、と願っています。

展示が始まったら、またブログに写真をアップしたいと思います。

 

(瀬戸のスタッフ・うぱこ)

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