【部屋の中で見る青空】腕の見せ所

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皆様こんにちは、勝山道です。

そろそろ過ぎ去っている頃でしょうか。しかし、梅雨と呼ばれる時期がやってくるたび、日本の季節は四季じゃあないのか、と思ったり思わなかったりする私です。

梅雨というのは季節が一つ増えたような増えないような、考えだすと不思議な気持ちです。
雨季ということでダムの貯水量や農業などなど、生活の上で重要な時期でもあります。けして無下にすることはできないでしょう。

しかし、そんな一般論も弾き飛ばしたくなるような高湿度高気温による、耐えがたいほどに急激な不快指数の高まり......。
これを夏の始まりにするなら冬の始まりももう少し暖かくしてくれていいんじゃない?などと戯言を抜かしたくもなります。きっと梅雨のせいでしょう。

 

それはそうと作品の紹介に行きましょう。
含蓄深さや良い読み物だという類からは少し離れますが、こういうものもありますよ、というところで一つよろしければ。

題は『特許多腕人間方式』、作者は海野十三です。

 

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ある特許弁理士のもとに訪れた怪しい男が特許申請に持ち込んだ怪しい技術にまつわるお話となります。

早い話が昔のSFはこんな感じ、という作品です。
短編ということも相まって物語としてはあっさり風味ですが、著者の発想力如何で作品自体が構成されている雰囲気は現代の作品にはないものがあります。

ここからいくらでも膨らませられるのにこれほど短いのは、きっとこのアイデア一つを世に出したかっただけなんだろうな......、なんて考えたり。


良い意味でざっくりと楽しめる、こういう作品もたまにはいいですよね。

 

それでは失礼します。

 

 

※海野十三著『特許多腕人間方式』は、青空文庫からすぐ読めます。タイトルをクリックして下さい。

(なごやの図書館スタッフ 勝山道)

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