秘められた炎

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日本で毎日何人の人が飢え死にしているか知っていますか?

このモノが豊かにあふれる日本だとしても、

1日に5人の人が、飢えて死んでいきます。

お金が無かったのかもしれません。

食べるものが買えなかったのかもしれません。

 

でもそれ以上にさびしいことは、

飢えて死んでいく人のそばで、支える人が誰もいなかったことです。

人は食べるものがあるだけでは、生きていけません。

そばで愛してくれる存在と、愛する存在が必要なのです。

 

マザーテレサをご存知でしょうか。

彼女はカトリック教会のシスターでしたが、他の宗教にも尊厳を持ち、

宗教の壁を越えて私たちの心を揺さぶる何かが存在していました。

 

彼女はこういっています。

 

 

「もし貧しい人々が飢え死にするとしたら、

それは神がその人たちを愛していないからではなく、

あなたが、そして私が与えなかったからです。」

 

 

飢えて死んでいく人たちに足りないものは、

私たちの愛でした。

 

私たちが何を食べようか考えている同じ時間に、

今日は食べられるかどうか考えている人がいる。

私たちが800円のランチを食べている同じ時間に、

お腹をすかせないように動かないようにしている人がいる。

 

私たちは持っています。

お金を。食べ物を。

ただ唯一足りないのが、愛でした。

 

愛に生きてきたマザーテレサ。

彼女を愛へと駆り立てる背景には、何が秘められていたのでしょう。

 

今日紹介する本は、『マザーテレサの秘められた炎』です。

マザーテレサ、その秘密に迫ります。

ただこの本は、マザーテレサのことをある程度知らないと難しい本です。

なのでそういう方には、『マザーテレサ日々の言葉』をオススメします。

365日形式で、マザーテレサが語った言葉が書かれています。

もう私たちは自分の成功や、

他人のためといいながら自分が得することを考えればいい時代には、いない気がします。

お金で解決するのではなく、私たちの人生という貴重な時間を、

愛することに割くことが大切だと思うけんけんでした。

 

【名古屋学生サポーター けんけん】

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