事実は小説よりも・・・・
19世紀後半からの約130年間に、色々な国の、色々な探検家・冒険家たちが
「チベットの秘境・ツアンポー峡谷」の全容解明に挑んだ。
その「未踏部分」が「空白の五マイル」と呼ばれる部分である。

著者「角幡唯介」は、早稲田大学在学中に探検部に所属し2002~2003年にかけて3回、また、2009年には当時勤めていた新聞社を辞め、単独で「ツアンポー峡谷」に挑み、残された空白地帯の大部分を明らかにした。
1993年には「NHKと中国」が共同でこの渓谷の「カヌーくだり」の撮影に挑戦したが、
死亡事故が発生したため撮影が中止となったことがある。
「角幡」はその経緯を取材しているが、事故死した人物が早稲田の先輩であったからだけではないのであろう。
「角幡」は
24日間にわたり1人で峡谷をさまよい、食料はつき、凍えた体は思うように
動かない、そして・・・・・
まさに、「事実は小説よりも・・・・・????」です。
第 1回 「梅棹忠夫・山と探検文学賞」受賞
第42回 「大宅壮一ノンフィクション賞」受賞
第 8回 「開高建ノンフィクション賞」受賞
瀬戸のスタッフ:スージー