こんにちは、スタッフあまりんです。
現在、曙館3Fしろとり図書では
ミニ展示「戦後80年」を開催中です。
今年は、戦後80年を迎える節目の年です。
あの頃、人々は何を信じどう行動していたのか。
同じ過ちを繰り返さないために、
過去を学び未来に生かすための本を選びました。
ぜひ一度お越しください。
(なごやの図書館スタッフ あまりん)
7月になりました!そろそろ梅雨明けして、夏本番がやってきますね。
ふと疲れたときや落ち込んで気力が出ないとき、見るだけで元気になれる「本」があれば、
心の処方箋になります。ほんとうは誰かに話したいけれど、そんな気持ちの余裕すら
ないときはそっと本を開いてみて下さい。
本はいつでもどこでもあなたに寄り添ってくれる「友人」のような存在なのです。
この展示ではスポーツを通した「本の処方箋」をセレクトしてみました♪
(名言や体験談、スポーツ小説など取り揃えました)
この夏、ぜひ心を揺さぶられてみませんか?
(★瀬戸の図書館スタッフ ティズ★)
本の展示とともに紹介文をまとめた豆本も配布予定しています。
瀬戸図書館企画展示『キミの心を支える本たち
-スポーツを通して心豊かに-』
展示期間 2025年7月~9月
こんにちは、もくもくです。
今回ご紹介するのは『みどりのゆび』です。
「じぶんの子どもをとてもかわいがっているのに、ほかのひとの子どもたちを
みなしごにするために、兵器をこしらえている」そんな父親のもつ兵器工場の
おかげで裕福な生活を送る少年 チト。
彼は不思議な力をもっていて、様々な人々や社会に触れ、本当に大切なものは
なにかを考え、行動を起こしていきます。彼の持つ力を使って街中を花で
満たし、人々を笑顔にしていったのです。
父親の兵器工場で作られた武器を使った戦争が始まろうとした時、
彼のとった行動は?その結果起きたことに父親はどんな対応をしたのでしょう?
公共図書館に所蔵されていますので、興味を持たれた方は
手に取ってみてください、少年が何者かがわかります。
そして最後にある「訳者のことば」も、是非読んでみてください。
この物語をより深く感じられると思います。
(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)
こんにちは、スタッフゆまたろうです。
今回は「東京」を撮影し続ける写真家、
中野正貴さんのの作品集を紹介します。
『東京』
まず目を引くのが誰もいない東京。
銀座・六本木・新宿・渋谷、
世界有数の人口密度の高い場所なのに、
写真の隅々まで目を凝らして探してみても、
人も車も全く見当たりません。
まるで人類だけが消滅してしまったかのような東京の姿。
次に窓から見た東京。
生活感のある部屋の窓から見える、
東京に住んでいる者にしか見えない景色。
他にも水面に移る街の姿や、
製造中の巨大建造物など、
東京の様々な顔を見ることができておすすめです。
(なごやの図書館スタッフ ゆまたろう)
毎日とても暑いですが、みなさんお元気ですか。
「この暑い夏も数か月後には秋に変わる」そう思って耐える今日この頃です。
暑さに陰りが差し、空気にふっと秋の気配を感じるとき。
待ち望んだ夏の終わりなのに、なぜかさびしくなってしまう。
そんな気持ちになったことありませんか。
毎年同じようにめぐる季節。
けれども、今年の夏はこの一度だけだからかもしれません。
恋、青春がはかないのもいつか消えてしまうものだから。
そんなはかない、いとおしい物語をあつめました。
涼しげな青い表紙が目印です。
(瀬戸の図書館スタッフ とら猫探偵ミロ)
瀬戸図書館企画展示『BLUE LIGHT NOBEL』
展示期間 2025年6月~8月
こんにちは! あかトマトです。
6月4日、6日、7日の三日間、丸善名古屋本店にて「本屋さんツアー」が開催されました!
なんとかお天気にも恵まれて、3日間で総勢17人の参加者によるほのぼのとしたツアーになりました。
デジタルの時代、お手頃な電子書籍もいいけれど、やっぱり紙の書籍には何とも言えない味わいがあり、気になる本を実際に手に取って選ぶ姿は皆さんとても楽しそうでした♪
すぐにかごがいっぱいになる学生もいれば、「学部のみんな用にも...」と専門書を探す学生もいてジャンルも多岐にわたり、全部で162冊の選書となりました。
今回選んだ図書は本学図書館にて展示を行います。
またブログでもご案内しますので、楽しみにしていてくださいネ♪
(名古屋の図書館スタッフ:あかトマト)
しろとり図書館では
今年4月に開設された大学生活支援室と連携し、
「レインボーブックフェア」を開催中です。
6月はプライド月間と呼ばれ、
LGBTQ+コミュニティの権利、歴史、文化、
そして多様性を祝福し、支援するための月間であり、
世界中でも様々なイベントが開催されています。
この機会に、ぜひ多様な性のあり方やLGBTQ+に関する理解を
深めていただければ幸いです。
図書館では、LGBTQ+の本を取り揃えております。
【期間】2025年6月16日(月)~30日(月)
【場所】名古屋キャンパスしろとり ※今年度は名古屋キャンパスのみでの開催になります。
曙館3階 学術情報センター(図書館)
希館2階 大学生活支援室
【内容】図書館では、関連図書の特設展示および貸出。
期間中は特別しおりをプレゼント!※無くなり次第終了
支援室では、特別展示図書の閲覧スペース、LGBTQ+に関する相談。
(なごやの図書館スタッフ つぶあん)
こんにちは、ポテトまるです。
今回は、浅倉秋成さんの『俺ではない炎上』の紹介です。
ある日、自分に成りすましたSNSアカウントの投稿から自分が殺人犯だと断定され、ネット上で次々と個人情報がさらされ、炎上してしまう。
自分が殺人犯ではないと知っているのは自分だけ。
日本中の人間が敵となり、自分を捕まえようとしている中、逃亡劇を繰り広げながら真犯人を探す。というストーリーです。
SNS上での炎上、そして犯人と思われる人物の個人情報の特定。これらは昨今、珍しくない時代になっています。
ネットの情報は誤った情報も多いというのは、よく言われていますが、あまりに不正確な情報が出回ってしまうと、あたかもそれが真実のように思われてしまうこともあると思います。
そういったSNSの怖さを疑似体験することのできる作品でした。
SNSという監視の目があることで、日本中が敵となってしまった主人公が繰り広げる逃亡劇は
とてもスリルがあって面白いと感じましたので、ハラハラとしたスリル感が好きな方にもおすすめの一冊です!
(名古屋の図書館スタッフ ポテトまる)
全盲の天才ピアニストとして知られる辻井伸行さん。
2009年の20歳の時にヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初の優勝を果たし、日本でも大きな話題になりましたね。
そんな彼が全盲で生まれてから今日唯一無二のピアニストになるまでの感動の物語が『ピアニスト辻井伸行奇跡の音色』に記録されています。
この書では、まだ彼が幼い時に出会い12年間向き合ってきた恩師川上先生との軌跡が紹介されています。
通常のレッスンではなく、目の見えない彼の為に時間をかけて譜面を録音テープで作成してあげる先生の情熱や、国際コンクールに向けての内幕など、読んでいてとても興味深いです。
常識と思われている練習方法も大切だけれども、自分に合った独自の方法でチャレンジすることの大切さ。それは勉強や部活にも当てはまることだと思います。
せっかくの才能の芽を摘んでしまわないためにも、物事を違った角度から見つめる柔軟さにハッとさせられました。
またこの書の中では、今まで彼が挑戦してきた曲が如何に難易度の高い物なのかをその都度言葉巧みに丁寧に紹介してくれています。
でもピアノ曲に明るくない私にとっては、そこが心にストンと落ちずになんとももどかしいです。
とにかく読んでいると辻井さんのコンサートに行きたくなること間違いなしです。
(瀬戸のスタッフ:かるみあ)