俺ではない炎上

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こんにちは、ポテトまるです。

今回は、浅倉秋成さんの『俺ではない炎上』の紹介です。

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ある日、自分に成りすましたSNSアカウントの投稿から自分が殺人犯だと断定され、ネット上で次々と個人情報がさらされ、炎上してしまう。
自分が殺人犯ではないと知っているのは自分だけ。
日本中の人間が敵となり、自分を捕まえようとしている中、逃亡劇を繰り広げながら真犯人を探す。というストーリーです。

SNS上での炎上、そして犯人と思われる人物の個人情報の特定。これらは昨今、珍しくない時代になっています。
ネットの情報は誤った情報も多いというのは、よく言われていますが、あまりに不正確な情報が出回ってしまうと、あたかもそれが真実のように思われてしまうこともあると思います。

そういったSNSの怖さを疑似体験することのできる作品でした。
SNSという監視の目があることで、日本中が敵となってしまった主人公が繰り広げる逃亡劇は
とてもスリルがあって面白いと感じましたので、ハラハラとしたスリル感が好きな方にもおすすめの一冊です!

(名古屋の図書館スタッフ ポテトまる)

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