「聖書」と一致するもの
過越祭があの有名な絵に云々と引き伸ばして前回のブログは終了していました。
では、あの有名な絵とはなんでしょうか?
答えはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」です。
イエス・キリストが捕まって十字架にかけられる前日、文字通り最後の晩餐の場面です。聖書にはこれが過越祭一日目(ユダヤ教の暦で15日)の食事だったと記されています(マルコによる福音書14章12節他)。つまり、「最後の晩餐=過越祭」なんです!翌日にはイエスは十字架で死をとげ、3日後の日曜日に復活するわけですから、過越祭とイースターの日程が重なるんですよ。
クリスマスは聖書に何月何日などとは書かれていませんが、イエスが十字架にかけられた日は過越祭のおかげで特定できるわけです。ちなみにユダヤ教の暦が太陰暦なのでイースターも毎年日程が変動するんです。キリスト教のルーツがユダヤ教にあることがあらためて感じられますね。
さて、次回は過越祭にもうちょっと踏み込んでいきたいと思います。
神様から命令されて、エジプトの王様と対峙していくモーセですが、年齢は聖書によりますと80歳からだったようです(出エジプト記7章7節に記載されています)。
モーセはもともと、しゅうとが飼っている羊を管理する仕事をしていました。今風にいえばもう引退して老後を送りたいと考えていたころかもしれません。そんな老人のモーセに、神様は新しい仕事をお与えになったのでした。出来たらやりたくないとその仕事を断ったようですが、どうしても担わなければならなくなったのです。この、モーセの力強い80歳からの生きざまを知るとき、神様から同じく生を与えられた人間として、いくつになっても神様のご用に「うん」といえる自分でありたいと思います。さて、モーセの話は続きます。
トナリの上司(仮名)
まずは予告通り、ブログのtop画像についての説明です。
(1)旧約聖書イザヤ書53章5節の言葉です。
(2)イエス・キリストはゴルゴタ(されこうべの意味)の丘で他に二人の死刑囚といっしょに十字架にかけられました。
(3)棕櫚(しゅろ)の葉です。イエスがエルサレムに入ってきたとき、群衆が棕櫚の葉を道に敷いて迎えました。大歓迎した群衆ですが、イエスの言動が自分たちが求めていることと違うために、すぐにイエスを死刑にしろと叫ぶのです...。
モーセの出エジプト記9
血の災い
ファラオが川へおりてきました。
モーセがナイル川を杖で打つと、水が血に変わりました。魚は死んでしまい、川は悪臭がただようようになりました。
しかし、エジプトの魔術師も同じことをしたので、ファラオはモーセとアロンの言うことをうけいれませんでした。
そのため7日後に次の災いがエジプトを襲うのでした。
続く
前回までの復習はこちらから→モーセの出エジプト記1 モーセの出エジプト記2 モーセの出エジプト記3 モーセの出エジプト記4 モーセの出エジプト記5 モーセの出エジプト記6 モーセの出エジプト記7 モーセの出エジプト記8
クイズ天地創造いかがでしたか?
クイズ天地創造15(最終問題)の答えは続きを読むからご覧ください。
明日からは旧約聖書からモーセの出エジプト記を順にご紹介していきたいと思います。モーセの物語は映画にもなっているので知っておくと観た時に「なるほどね」「こうきたか!」などとよりいっそう楽しめるはずです。
お楽しみに!!!
出張(2泊)するトナリの上司(仮)さん。
なんといつものちっこいカバン1つ持ってやってきました。
A4入るか入らないかで幅12センチほどのカバン1つ...本気でこのカバン1つに着替えから時間ある時に読む本やら全ての荷物が入っているらしいです。しかもちょっとまだ空間があるそうで...普通に家に帰る私よりも荷物少ない...私はいったいこんなにいっぱい何を持ち歩いてるんだろう...。
今年一番の衝撃でした。まだ1月経っていませんが。
気持ちを落ち着けてクイズにいってみましょう!
二字熟語を4つ完成できるように、□の中に共通する文字を入れてください。
ヒント:神様が人に命の息を吹き込んだのは...。
クイズ天地創造8の答えは続きを読むからご覧ください。
トナリの上司(仮名)さんいわく、今は正月に出てしまったお腹が元に戻るころだそうですが、最近の私は「いやいや、年中出たまま」という人になりつつある疑惑が(もう疑惑じゃなくて事実かも...)もちあがりつつあります。
さてさて、漢字の「美」という文字、これに羊が隠れています。
「美」を分解すると、「羊」に「大」で美しい。
これは大きな羊を神に捧げることが人間にとって最もうつくしい行為だということでできたという説があるそうです。
漢字は中国から伝わったので、キリスト教とは別の背景で作られた文字ですが、キリスト教でも羊を生贄として捧げることが創世記4章4節(聖書の5ページ目ぐらい)に記されている習慣なので、とっても親近感を覚えました。
ちなみに羊の肉はとても栄養価が高いそうで、「羊」を「食」べることで「養(やしなう)」になったとか。
今年は羊にちなんで美を養ってみたいですねー。体だけ(余分に)養わないように気を付けたいと思います。
さて、2015年に入って10日以上経ちましたね。今年の干支が羊ということですが、キリスト教的に一番縁が深い動物といえば羊です。
聖書の中の羊エピソードは1回では書ききれません(嫌がらせのような長文になってしまいます)ので、今回は涙を吞んで1つだけ...
さて、これ↓をご覧ください。
(い・・・いちおう子羊のつもり・・・です。)
光を背負った子羊が十字架の旗を持っている図です。教会に行くとこのような...いや、もっと素敵な絵を見ることがあるかもしれません。
ラテン語で「Agnus Dei(アニュス デイ)」と言いますが、「神の子羊」と呼ばれ、イエス・キリストの象徴です。
聖書の中に
『その翌日、ヨハネは、自分の方へイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の小羊だ。』(日本聖書協会『新共同訳聖書』ヨハネによる福音書1章 29節)
という言葉があります。
私たちの罪をあがなうために生贄となったイエスを子羊として表現しているのです。
教会や美術作品の中に子羊を発見した際には「もしかして...神の子羊という意味?」とチェックしてみてくださいね。
名古屋キャンパスチャペルでは、12月22日(月)に大学クリスマス礼拝を実施します。
17時15分から下記の要領で本学学生、教職員をはじめ、近隣にお住まいの方々と、キャンドルを手に主のご降誕をお祝いします。
聖書朗読、讃美歌の後、日本基督教団牧師 林比佐雄先生がお話しされます。礼拝の中で学生アカペラサークルによる特別賛美が行われます。
記
<奨 励> 林 比佐雄先生(日本基督教団牧師)
<奨励題> 愛の贈り物
<日 時> 12月22日(月)17:15~18:15
<場 所> 名古屋学院大学名古屋キャンパス白鳥学舎チャペル
名古屋市熱田区熱田西町1-25
<問合せ先>名古屋学院大学キリスト教センター(TEL:052-678-4096)
<参加費> 無料(申込不要)
※当日はチャペル内に東日本大震災義援金箱を設置いたします
突然ですが最近の名古屋キャンパスチャペル
扉に注目!
さらにぐぐーんと正面からのアップで!
クリスマスの飾りの定番、リースがかけられています。
それにしてもなんでリースが定番なんでしょう??ご存知ですか?
クリスマスカラーはアドヴェント=紫、クリスマス=白なのですが、一般には赤と緑。
リースも赤と緑。
これはなぜでしょうか?実はここにも深い意味がかくれているのです。
まずはリースの形の意味
リースは輪っか、環です。環には始まりも終わりもありません。そのため永遠を現しています。さらに始めと終わり...ここに神が「私はアルファであり、オメガである。」(ヨハネの黙示録1章8節『新共同訳 聖書』日本聖書協会)と神ご自身を表現した言葉から永遠の神を意味する形でもあります。
リースの色
赤は"キリストの血"を表現しています。また神の愛を示す色でもあります。イエス・キリストが私たちの罪のために十字架で流す血、受難を表現しています。
緑は常緑樹を使っています。年中緑であるとことからイエスによって私たちに与えられる"永遠の命"を表現しています。
リースにはいっぱいメッセージがこめられていたんですね!
週明けの12月15日(月)12:40からのオルガンアワーは"ノエル特集"を予定しております。リースのかかった扉からお入りください。