「聖書」と一致するもの

殺してはならない。

 いやー、いきなり深刻なタイトルですね。

「殺してはならない。」というのは旧約聖書の十戒という一番大事な10の約束事のなかの1つです。
ということで明日のチャペルアワーのご案内です。

日 時  2016年5月17日(火)12:40~13:10
場 所  名古屋キャンパスチャペル
奨励者  後藤香織先生(日本聖公会司祭)
奨励題  「殺してはならない。」
聖 書  出エジプト記20章1~17節

ぜひお越しください。

来週のオルガンアワーは...

 ゴールデンウィークがあけましたね!といっても今日が金曜日なのですぐに休みなのですが...週明けの月曜日にはオルガンアワーがあります。
今回のテーマは"イエス・キリストの昇天"です。
イースターで復活したイエス・キリストは40日後に天へと昇っていきました。死んだのではなく文字通り天へ昇っていったと聖書にはあります。今年は5月5日がその記念の日でしたので、それにちなんだ曲を予定しております。
ぜひお越しください。

日時 2016年5月9日(月)12:40~13:10
場所 名古屋キャンパスチャペル

イエス・キリストは魚で納税した!!?

 明日のチャペルアワーの聖書は、イエス・キリストが神殿へ納める税金を、これから魚釣りをするとその魚の口に銀貨が入っているからその銀貨で納税しなさいと弟子に指示した場面です。
神の子のイエスが他人から神へ納める金(とはいってもその金は神の意志とは違うことに使われることになったのでしょう)をとりたてられるという不条理な仕組みにすんなりと払うのではなく、とった手段におおーなんだかすごい!となるようなならないような...とざっと読んだだけではいったいここからどんなメッセージを受け取ればいいのか?となるのが一人で聖書を読むとよくあることなのですが、そこでチャペルアワーに来ると、奨励者の先生を通してここにこめられているメッセージに触れることができるのです!!!
というわけで、こうご期待!

チャペルアワーの詳細
日 時  2016年4月26日(火)12:40~13:10
場 所  名古屋キャンパスチャペル
奨励者  河合佐紀先生(日本基督教団 豊明新生教会牧師)
奨励題  「神の子の自由」
聖 書  マタイによる福音書17章22~27節

今日のお話は

 本日のチャペルアワーでは土の塵(ちり)をこねて神様が命の息を吹きいれて人ができたという聖書の言葉をうけての奨励でした。
土でできたものがもろくて弱いのと同じように、人も何か言われたくないことを言われたり、事件や事故などによって傷つくものです。そして、土をこねてつくられたものは一つとして同じものがありません。同じように人も一人として同じ人はいません。それぞれに違った賜物を神様が与えてくださっています。神様が息を吹き入れて生きることになったということは、私たちの命は与えられたもの、今ここにこうしているのは生かされているからだという謙虚な気持ちをもつことが大切です。土で作られたオカリナは脆くてそのままでは役に立つものではありませんが、息を吹き入れることでそのオカリナにしか出せない豊かな音色を奏でることができます。私たちも同じようにそれぞれの人生の音色を奏でましょうという、そんなメッセージでした。

豊かなメッセージを聴く機会、ぜひチャペル行事にご参加ください。

2016年度春学期チャペル行事のご案内

 キリスト教主義大学である本学では、多くの学生に世界の大きな文化の源流の一つとも言えるキリスト教に少しでも触れてほしいと願い、チャペル行事を開催しています。

チャペルアワーでは本学キリスト者教職員、近隣教会牧師等により、聖書に基づいたお話がなされます。

カレッジアワーは教職員によるメッセージをお話しする時間で、どちらも一般の方のご参加が可能です。

オルガンアワー(名古屋キャンパス チャペル)は讃美歌を中心にキリスト教音楽に耳を傾ける時間です。入場無料、入退場自由となっています。一般の方もご自由にご参加ください。

今年度春学期は下記のように開催します。

<チャペルアワー>
【名古屋キャンパス】
毎週火曜日  12:40~13:10
開催期間   4月12日~7月26日(5月3日除く)
場  所   名古屋キャンパス白鳥学舎 チャペル

【瀬戸キャンパス】
毎月第二~第五金曜日  13:00~13:30
開催期間   4月8日~7月22日(4月29日除く)
場  所   瀬戸キャンパス チャペル


<カレッジアワー>
【名古屋キャンパス】
毎週木曜日  12:40~13:10
開催期間   4月7日~7月21日(5月5日除く)
場  所   名古屋キャンパス白鳥学舎 チャペル

【瀬戸キャンパス】
毎月第一金曜日  13:00~13:30
開催期間   5月~7月
場  所   瀬戸キャンパス チャペル


<オルガンアワー>
※名古屋キャンパスのみ
毎週月曜日  12:40~13:10
開催期間   4月11日~7月25日(5月2日除く)
場  所   名古屋キャンパス白鳥学舎 チャペル

ご入学おめでとうございます。

 雨の入学式となりました。
晴天の日も良いですが、雨といえば聖書にはこんな言葉があります。

わたしの教えは雨のように降り注ぎ
わたしの言葉は露のように滴る。
若草の上に降る小雨のように
青草の上に降り注ぐ夕立のように。
日本聖書協会『新共同訳聖書』申命記32章2節

この雨が地を潤して実りを与えるように、これからの大学生活で皆さんが良い学びができるように心から祈ります。

アロマは毎朝毎晩使うべし?

 まだしつこくアロマについて調べていました。
キリスト教のもとをたどっていくとユダヤ教になるのですが、ユダヤ教ではお香をたいて、良い香りを神様にささげていたようです。
旧約聖書の出エジプト記30章に香に関する戒律が載っています。毎朝、毎夕お香をたくこと、香をたくための祭壇の大きさ、材料、そこでたくお香の配合(ミルラ500シナモン250におい菖蒲250...などなど)、細かく決まりが記されています。すごいこだわりようだなー、なんて他人事な感想がでてくるのかというと本学が関係しているプロテスタント教会では香をたくことはないからです。
キリスト教でもカトリックや正教会、聖公会などでは礼拝でお香がたかれることがあるようです。鎖の先に丸っこい香炉がついていて、鎖の先をもってブーンブーンとふると、いい香りが周りに広がっていくという振り香炉なるものがあるんですよ。

イエスもしていたアロマテラピー

 女子力(!?)UPを狙っているわけでもないのですが、母がアロママッサージをやってもらっているのを見てからアロマにちょっと興味がわいています。お店屋さんでもアロマディフューザーが置いてあったり、気になる存在です。私が子どもの頃なんて「アロマ」という用語がなかったような...街中で見かけるハーブはせいぜいミント(とはいわずに薄荷って呼んでました)ぐらいで、アロマテラピーなんてここ10年前ぐらいから聞くようになった気がします。

でも実はそんなアロマテラピーを2000年前のイエス・キリストが受けていたのです。

マタイによる福音書26章6~13節にそのエピソードが載っていました。
食事の席で一人の女性がイエスに高価な香油を注ぎました。弟子たちは「もったいない」と女性をしかりましたが、イエスは「私を葬る準備をしてくれた」と言ったという場面です。

香油、まさにアロマオイルです。
ラベンダー、ローズマリー、タイム、セージ、サフラン、ヒソップなど多くのハーブが地中海原産だそうです。イスラエルも地中海に面しているのでハーブが身近だったようです。旧約聖書の時代からハーブが登場しています。

ちなみになんで"葬る準備"なんて縁起でもないようなというかネガティブなことをイエスが答えているのかというと、この当時、遺体にはアロマオイルを塗って香料と一緒に埋葬するということが行われていたからです。そして実際にイエスは香油を注がれて数日後には十字架にかけられて墓へ葬られることになったのです。

レントなTop画像の説明 その5 羊

 最後にブログtop画像にいれたこちらの英文は...

top24f.jpg

聖書のイザヤ書53章6節の言葉です。
だいたいの訳ですが...「私たちは羊の群れ、自分勝手にバラバラに散っていってしまった。その私たちの罪を全て主は彼におわせた。」という意味です。「主」は神、「彼」はイエス・キリスト、まさにこの箇所はイエスの受難の意味を語っているところです。

前出のヘンデル作曲のメサイアでもこの言葉が合唱曲として出てきます。ヘンデルの活躍したのはJ.S.バッハと同時期です。この時代は歌詞の意味を音であらわすことが多く、この曲も高くなったり低くなったりコロコロと転がっていくなんだかとても楽しげな明るい感じがする曲です。まさにわーいわーいと気のおもむくまま羊があっちこっちにちらばっていくようなメロディになっています。機会があればぜひお聴きください。

灰の意味

 灰の水曜日をむかえました。「?」となった方は前回の記事をお読みください。
予告通りなぜ"灰の"水曜日なのかをお伝えしたいと思います。

キリスト教がキリスト教になる前、ユダヤ教の時代から、悔い改める際に粗末な布をまとって、灰をかぶるまたは灰の上に座るなどをしていました。そこで、自分たちの罪のためにイエス・キリストは受難の道をすすまれたことを思い起こし、また悔い改めて過ごすために、この日に灰で額にしるしをつける儀式が行われるようになったためです。

本学が属するプロテスタント教会ではこの儀式は行われていませんが、一部のプロテスタント教会、カトリックでは行われています。

さて、この灰はなんの灰なのでしょうか...その辺にある落ち葉でも燃やしたんでしょうか?それとも炭の燃えカス...はたまた聖書を焼いたやつ...!!?
ということで次回は灰の原材料についてお伝えしたいと思います。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66  
Powered by Movable Type 7.903.0

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。