<06>図書館スタッフ: 2024年10月アーカイブ

何十年ぶりかで読み返してみました。

星の王子さま

子ども向けのお話なのかもしれませんが、大人になってから、あるいは私のように随分と歳を重ねてから読み返すと忘れていた"とても大切なこと"に気づかせてくれる大人のための本とも言えると思います。有名な本ですから、「読んだことある!」という方、たくさんおられると思います。

年数を隔てたのち、もう一度、読んでみませんか?

☆私の気になったことば、少しだけ紹介

①大切なものは目に見えない←これはとても有名なことばですね。

これとお仲間的なことば、もう一つ

②『砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているから、

家でも星でも砂漠でも、その美しいところは、目に見えない

③水は心にいいものかもしれないな

④お別れのときが近づいた時のことば

「遠すぎるんだよ。ぼく、とてもこのからだ、持ってけないの。

重すぎるんだもの。」

ぼくはだまっていました。

「でも、それ、そこらにほおりだされた古いぬけがらとおんなじなんだ。

かなしかないよ、古いぬけがらなんて‥‥」

 

私たちの死の時を重ねてみました。

天国に持ってゆけないものは手放さなければなりません。

本当に必要なもの、目に見えない大切なものは、どこに行っても一緒です。

星の王子さまは今、どこにいるのでしょうね。

星の王子さま』は、しろとり図書館の文庫・新書コーナーにあります。

その他にも、英語や他の言語で読む星の王子さま、関連する本、たくさんあります。

図書館のホームページ』から検索してみてくださいね🌸

IMG_0083.jpeg

写真は私のアルバムより

 (図書館スタッフ:小豆)

思わぬ出会い

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いつもと違う道を選んで歩いていたら
こんな看板を見つけました

Image.jpg

二葉亭四迷、一度は学校の授業で聞いたことありませんか
有名な『浮雲』という作品を残した日本の小説家です

その人が、幼年期過ごした家の跡地が
なんと名古屋市内にあるらしい

東京生まれの二葉亭四迷ですが
母方の実家のある名古屋で
過ごしていた時期があったことを
こちらの看板で初めて知りました

いやぁいろんな道を歩いてみるものです

さて、これを機にと
本学図書館に彼の作品があるか探してみました

ありました、岩波文庫版の『浮雲

ukigumo.jpg

落語のような、リズミカルな会話が軽快で
現代とは違う言い回しなども解説付き
1880年代に書かれた作品ながら
割と調子よく読めてしまいます

しろとり図書館に所蔵しています
たまにはこんな本との出会いもいかがでしょうか


(図書館スタッフ:るん)

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