<06>図書館スタッフ: 2021年8月アーカイブ

SF、好きですか?

SF作家の第一人者星新一の生み出した、ショートショート。

ショートショートという超短編のSFは、時代を超えて面白い!

登場人物も「N氏」「F氏」など、なんか面白い。

ちょっと笑えたり、ラストにガーンときたり・・・

あっという間に読めてしまうのに、ちゃんとSF。

不思議の世界をぜひ!

(瀬戸のスタッフ:emirin)

星新一『妖精配給会社』

ブログ用.png

みなさん元気ですか!!!
ハッピーに毎日を送れていますか!!!?

日々の生活は、楽しいことも大変なことも
時にはツラいこともいっぱいありますよね

心も身体もヘトヘト...
そんな状況をどうしたら良い方向にできるのか
避けられるのか
方法や考え方をサラッと紹介している本があります

mentaltaizen.jpg

『メンタルにいいこと超大全』

あまり深く詳しくは書かれていませんが
・ストレスとはどういうものなのか
・ストレスとどう付き合っていくのか
・こういう時はどう考えたらいいのか
・そのためにできること
などなど
世間で色々研究されていることが
ごく簡潔にまとめられています

読みたいところや気になるところだけ
軽く読んでみてもよさそうな本です

ざっと読んでみての感想としては
「心の健康は結局、身体の健康あってのものって感じかな...」
といったところでしょうか

本格的にお疲れモードになってしまう前に
ちょっとのぞき見してみてはいかがでしょうか

(図書館スタッフ:るん)

弦楽器

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皆様こんにちは、図書館スタッフの勝山道です。

世情に関しては疎い自信がある私ですが、それでも耳に入ってくるニュースというのは沢山あります。

それは吉報であったり凶報であったり様々ですが、このご時世とはいえやはり吉報の方が聞こえてきやすいものです。

この記事を書いている時期からして数か月前になりますが、とある著名人同士の結婚報道など印象的でした。某人気ドラマ作品で共演していた話題性もあってか、ずいぶんと祝福ムードで華やか、というよりは微笑ましいような印象を受けたものです。

そんな流れで本日紹介する図書はこちら。

 

いのちの車窓から

genhoshino.jpg

 

著者は星野源

本著は著者が連載しているエッセイをまとめ、さらに書き下ろしを二編加えたもの。 内容はとりとめなく、緩やかに綴られています。

主に音楽と演技の分野で活躍しつつ今作のようなエッセイも執筆している著者の多忙ぶりは想像に難くなく、そんな中で感じる日々の喜びや気づき、共演者とのちょっとしたエピソードなど、著者の人となりの見える文章になっているのではないでしょうか。

個人的には、あくまで趣味人として生きている著者に共感や尊敬を覚えつつ読んでいました。

 

 

そんな『いのちの車窓から』はしろとりキャンパス瀬戸キャンパス、それぞれの図書館にて所蔵されています。ご興味のある方は是非ともご利用ください。

 

それでは失礼いたします。

(しろとり図書館スタッフ 勝山道)

ずっと気になっていたタイトル

テラビシアにかける橋

見つけました。

テラビシア.jpg

本当は、映画のタイトルとして聞いたので、原作があるとは知りませんでした。

この映画のタイトルを教えてくれた人は、当時、闘病中で、余命宣告もされていて、在宅介護中でした。

その時、私は、介護でいっぱいいっぱいで、どんな映画かちゃんと聞きませんでした。聞いたかもしれないけど、覚えていません。

今は天に帰って行ったその人は、この映画を見て何を思ったんだろう。ずっと後になって気になってきました。

映画を見ることはできませんでしたが、この本を見つけたときは、迷わず

読まねば!!!

と思いました。児童書ですが、『死』を扱っているので、はじめは批判もあったようです。

子供は『死』をどうとらえるのでしょうか。

最後、学校の先生が、ご自分の体験から、夫を亡くしたときのことと重ねて、主人公ジェシーにかけた言葉、『私は忘れたくない』は私にとって『忘れなくていい』と言ってくれた友の言葉と重なりました。

忘れられない悲しみを無理に忘れようとしなくていいよということばは、私の心を少し軽くしてくれました。

そして、(実際の葬儀の後に)ジェシーがレスリーとの思い出の秘密の場所、『テラビシア』でレスリーの葬儀を一人で行ったときに発した言葉は、私がその人を看取るときに祈った言葉と同じでした。

映画は原作をどれくらい忠実にえがいたのか私にはわかりませんが、この映画を最後に観たその人は、自分がこれから死ぬこと、自分の死後の周りの人のことなど、考えたのかもしれません。

一番大切なことは、最後に主人公ジェシーがテラビシアに"橋"を架けたことではないかと私は思います。

同じ事を繰り返さないためかもしれませんが。そこはもう秘密の場所ではなくなります。

誰でも行ける場所となったことに絶望を希望に変えたかったのではないかと。

完全なネタばれ記事です。すみません。

テラビシアにかける橋

児童書なのですぐに読めます。お勧めです。

(図書館スタッフ:小豆)

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