<06>図書館スタッフ: 2011年3月アーカイブ
突然ですが、みなさんは「喫茶店を良くご利用されますか?」
今や、全国から喫茶店は「名古屋メシ」の重要なカテゴリーとしてお出掛けポイントにもなっていることご存知でしたか?
名古屋喫茶3大チェーンとして、
①コメダ珈琲店
②コンパル
③支留比亜珈琲店
が挙げられコーヒー1杯の値段であれこれおまけがついてくる「名古屋モーニング」や
名古屋喫茶定番グルメとして、
①鉄板スパゲッティ
②小倉トースト
③コーヒーぜんざい
などなど多数紹介。
Q. 名古屋にはどうして喫茶店が多い?
Q. 名古屋人はどうして喫茶店が好き?
など、素朴な疑問を教えてくれるありそうでなかった「名古屋の喫茶店ガイド」本。
また「モーニング発祥の地」とも言われる一宮市や豊橋市のモーニング激戦区も紹介。
ぽかぽか暖かくなってきたので、テクテクお散歩しながらお気に入りの喫茶店探し始めてみては如何ですが?
☆☆ 最後にNAGOYA KISSA MAP が記載されているのも嬉しい得点デス ☆☆
皆さん、こんにちわ。
本屋と家電量販店に居ると何故か幸せになる
自称"本・電すたっふぃ"の【ちゃき】です。
最近はフラッシュメモリが大容量かつコンパクト
になって持ち歩くのも便利になりましたねぇ。
しかも、大容量なのに安い。
ちなみにちゃきのフラッシュメモリには○○なOSや厳選された
ソフトウェアがズッシリ入ってますよ。
USBブートというやりかたでWindowsじゃないOSを
引っ張り出します。すると、あれやこれや...出来ます。
えぇ、アレやコレや...うぷぷぷ♪
まぁ、ちゃきの悪行はどうでも良いとして、
皆さんはフラッシュメモリ、どっかに忘れちゃうとかありません?
それとも、忘れたことすら覚えてない?
気をつけてくださいね。
社会に出てからやると情報漏洩で告訴...なんてことになりかねません。
多額の賠償請求されたくなければ...気をつけてくださいね。
ともあれ、学術情報センターは各機器(個人用パソコン等)に
ついての相談を受け付ける場所ではあるのですが...。
よくあるのが...
「何もしてないんだけど、壊れました。」
という相談。
えぇ...解りますよ。
「自分は特に変わったことをした覚えがないのだけど、
なんだか不具合が出ちゃいました。なんとかしてちょ。」
が、正解なんですよね。
【何もせず】パソコンが壊れたら、
「手力」(テヂカラ)の持ち主なのか!?
と、かなり好奇な目で見てしまいます。(テヂカラって古い?
(解っていても...見てしまうのですよ。)
【何もせず】だとその手の人か?と誤認識してしまうので、
【何をしたのか覚えがない】と言い換えてくださいね。
とりあえず、【何をしたのか覚えがない】の故障で多いのが、
知らず知らずキーボードを押しちゃってる系ですね。
【Capsキー】とか【Escキー】とか。
物理的破損では、自転車のカゴに入れて通学している方も多いのでは?
パソコン内部のコネクタが緩んだり、接触不良が起きているのは
かなりの確率で自転車通学の方です。(しかも、ママチャリ)
ともあれ、自覚が無いのは当然だと思います。
まぁ、自転車通学では絶対カバンをカゴに入れますからね。
普通に使っていれば、どこかのキーにあたりますから。
当然です。
...解らないもんを説明しようが無いじゃん。
確かに。
そんな時は、【いつまで正常】で【いつから駄目】
になったのか教えてください。
出来れば、その間にやったことや経緯、ダウンロードしたもの。
パソコンがどこをどう移動したのか?覚えている範囲で結構です。
...そもそも、口下手だし。説明上手くないから無理。
そんなアナタの為に、こんな本を用意しております。
「日本語練習帳」
コレで貴方も日本語マスターになるかも...です。
...コレが言いたいが為にスゲェ長い前フリだ...。
と言いつつ本の紹介をする訳なんですが、
今回の本、結構オススメです♪
特に、学生さんには【超】と書いて【スーパー】と読ませる程、
オススメ。
いつも、論文やレポートで書き方に困る人。
いつも、「お前の説明は解り難い!」と言われる人。
いつも、「0101000100101010101010」と機械語以外が上手く使えない人。
そう、そんな人の為にコノ本はあります。
言語とは意思疎通が出来て初めて役に立つもの。
使い方、ニュアンスが違えば、当然感じ方や受け取り方が変わってくる訳で。
ザックリとしたイメージを伝えるのも大事ですが、
極め細やかな解説、起承転結な喋り、論理的な口調。
チャラっとした印象から、実はこんな喋りも出来ます。みたいなギャップ。
カッコイイですねぇ。
えっ?じゃぁ、お前は出来てんのかって?
......おっと、ノッピキならねぇ用事を思い出しちまった!
じゃ、今回はこのあたりで。
次回があったら、またお会いしましょう♪
TATA!
(名古屋のスタッフ ちゃき)
もうすぐ4月。
新しい講座やイベントを企画しようと考えている方が多いのでは。
そんな方に ぜひ おすすめしたい本が
著者は牟田静香さん。
講座・イベント作りのプロです。
しかし、そこまでになるには 多くの試行錯誤が・・・
この本には、その様子が わかりやすく まとめられています。
企画・タイトルのつけ方・チラシの作り方 など など
内容は具体的です。
講演をお聞きする機会もありましたが、とてもパワフルで
みんなを元気にしてくれる方でした。
ぜひ、みなさん読んでみてください。
こんなDVDも図書館には ありますよ。
「思わず手にとるチラシづくりのコツ(行列のできるチラシの作り方 1)
ぜひ、こちらも。
(名古屋のスタッフ そら)
「図書館の神様」 瀬尾まいこ マガジンハウス
清さんと垣内君。
二人は文芸部の顧問と部員。
文芸部とは言っても、構成部員はこの二人だけ。
そして清さんは毎日図書館で本を読む垣内君のことが信じられない。
かつてバレー部に所属していた清さんにとっても青春とは、
体を動かして仲間たちと一緒に汗を流すことなのだ。
そんな清さんに対して垣内君は言う。
「文学が好きだからです」
「文芸部は何一つ同じことをしていない。ぼくは毎日違う言葉をはぐくんでいる」
彼らが話すのは文学に関することばかり。
川端康成の『抒情歌』、『雪国』、『骨拾い』、中沢啓治の『はだしのゲン』、三島由紀夫、山本周五郎の『さぶ』、夏目漱石の『こころ』、『夢十夜』などなど。
様々な文学作品や著者が彼らの話題に上る。
清さんは不倫相手のこと、かつて所属していたバレー部で自殺してしまった山本さんのことなんか垣内君に話したりしない。
垣内君はかつて所属していたサッカー部で入院してしまった部員のことなんて清さんに話したりしない。
あっさりしていて、お互いの心の奥を覗くようなことはしない。
でも、しっかりとした信頼感をお互いに持っている。
そんな素敵な関係を築いている。
過去に縛られ、現状に甘んじ、打破することができない人へ。
新たな一歩を踏み出す勇気が沸いてくるはずです。
ちくま文庫からも同じく『図書館の神様』が刊行されています。
そちらには短編小説「雲行き」も同時収録。
さらりと読める、素敵なお話です。
(栞)
夜と霧 ヴィクトール・E・フランクル
とても重い本なので、ここで【オススメ】するつもりはありませんでしたが、ネタがないので紹介します。
戦争の被害者、人種差別は、残念ながら現在でも無くなっていませんが、この時代のユダヤ人というだけで想像を絶する恐怖を強いられた人たちの悲惨な記録は、なぜか見ずにはいられません。いつかアウシュヴィッツも見ておきたいです。
数々の手記がある中、この本はこの大学図書館で初めて読みました。アンネ・フランクの日記とならんで有名です。心理学者による強制収容所体験記という、ときに客観的に友人、そして自分さえも捉えています。
もし私がこんな状況に陥ったら・・・生きる気力を繋いでいける気がしません。何が起こるかわからないのは、現代でも同じです。特に若い皆さん、いえ若くない皆様も、今出来ることはやっておきましょう。『人生は練習』なので失敗してもいいんです。
私事ですが、この大学を去ることになりました。何もない田舎と思っている学生さんも多いかもしれませんが、私はこの環境はとても好きでした。いつも空がきれいです。見上げてみて下さい。
ありがとうございました。 (seto staff★リンダ)
ブログが好評で【隠れちゃきファン】が
増えていると感じているちゃきです。
聞いてもファンの人は答えませんよ。
何せ【隠れ】ですから。
...に、しても、
最近のパソコン(特に大学内)は便利ですねー。
ホント何処に居てもインターネットに繋がっちゃう。
(但しイケメンに限る)
瀬戸の時はモジュラーコネクタに毎回有線で
Lanケーブルを繋いでたんですよ。
しかも、すぐ爪が折れるという超不幸。
「不幸だぁーーー!」
by.上条 当麻
パソコンって日々進化を続けてますね。
数年前とは既に別物。
これからはクラウド化されていく時代ですね。
「ほらきた。この意味深な言葉...。
コイツはこういう言い方をして強引に話を進めるんだ」
そうですよ。はぁ?何か問題でも???
でも聞くでしょ?聞くよね?いや、聞いてるはず。クラウド。
超大型の大剣(バス●ーソード)を
振るう某超有名ゲーム7番目の主人公じゃぁないです。
(ファ●ナルファンタジー7:クラウド・●トライフ??)
クラウド(Cloud)というのは雲の事。
ざっくり説明すると...クラウド化っていうのは、
【インターネット使って何でもやろう!】
ってこと。
例えば、WordをあるサイトにいけばWeb上で使える。
例えば、写真編集をあるサイトにいけばWeb上で使える。
などなど。
わざわざインストールする必要がなく、
インターネットに繋がっているだけで全てが使える。
本体が自分のパソコンにはなく、
サーバ(企業のパソコン)にアプリケーション本体がある。
これにみんながアクセスすることでいろんな人が
アプリケーションを利用できる。
アプリケーションを使う本人は使うアプリ本体がないので
まるで雲のようである。だから、クラウド。
利点としては、パソコンの容量が大きくなくてもOK!
だから、ネットブックというのはインターネットに
アクセスする専用なので、あまり記憶容量が大きくなくても
ぜーんぜん問題ないのです。だって記憶しないんだもん。
【Yahooメール】とか【G-Mail】とか使ってませんか?
そう、これらはインターネットでブラウザがあればメールが
見られますよね?CCSの個人メールもそうですし、
Googleカレンダーとか、文書作成とか。
何でも出来ますよね。
そう、これがクラウド。
【自分のパソコンにソフトを入れなくても、機能が使える】
おぉ!これがクラウド。
ほら、バカにするより凄いでしょ?
これからは、レポートも動画も写真もクラウド化。
そんな最先端を知りたい方にはこの本!
「クラウド・コンピューティング知的生産活用術」
企業レベルじゃなきゃ出来ない?
イヤイヤ...。個人でもちゃんとクラウドを使えますよ。
ってか、知らず知らず使ってます。
さぁ、IT系企業を目指す方は必読!
パソコンの容量が少ない人必見!
最先端に興味ある人黙読!
特に興味の無い人立ち読み!
"本当"の最先端を覗き見てみませんか?
そんなわけで、私もバーチャルな世界へ...。
(モンス○ー・○ンター・ポー○ブル3の世界へ。)
うおぉぉぉぉ!大量狩猟クエェェェ!!
それでは次回があれば、またお会いしましょう。
TATA!
(名古屋のスタッフちゃき)
「乙女の密告」 赤染晶子 新潮社 第143回芥川賞受賞作品
アンネ・M・フランクを密告した者とは一体誰なのか?
この謎は未だ解明されていない。
そしてアンネの家族を匿っていたミープ・ヒースが2010年1月11日に死亡し、
ついに当時を記憶する人物は1人もいなくなってしまった。
乙女という者たちは真実を求めない。
彼女たちが信じ、語るのは噂話だ。
そして、その噂を疑い真実を追究することは乙女を遺脱した行為とされ、
彼女たちに受け入れられることは決してない。
そんな乙女たちが憧憬の心を持って読む一冊の本。
それが「アンネの日記」である。
彼女たちは純粋な乙女であるアンネを崇拝する。
そして、第二次世界大戦下を生きたアンネの真実の姿を見ることは決してない。
しかし本書に登場するバッハマン教授は乙女たちに向かって何度も、
「アンネ・フランク」という名前こそが最も重要であると繰り返す。
バッハマン教授はなぜ、アンネ・フランクの名前に拘ったのか。
そして最後にアンネを密告したのは誰だったのか。
その真実が明らかにされる時、我々は改めて、
人間が一人一人持つ尊厳について考えさせられることになる。
(栞)