オススメ本: 2024年12月アーカイブ

くいいじ 

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こんにちは、もくもくです。

今回ご紹介するのは、安野モヨコ著『くいいじ』です。

マンガ家として素敵な作品を世に出している方の文章はやはり素敵でした。

出だしから惹きつけられる、そんなワクワクの連続。

作家のどうにもとまらない「喰い意地」を描いたお話で、

誠実にそして愛情をもって、食べ物と食欲にむきあっているその姿勢と

美味しそうな挿絵が、脳内再生はもちろん、読み手の食欲をそそります。

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自分の知らない料理や食材を知り、つい読むほうも食いしん坊度が増して

作中の簡単な料理をつくってみたのですが、そこそこ好評でした。

料理をしたり食べたりすることって、何か良いなーと感じられる本です。

名古屋市の図書館他で所蔵していますので、よければ手に取ってみてください。

名古屋図書館スタッフ:もくもく

こんにちは、スタッフゆまたろうです。

今回は、読むと嫌な気持ちになれる本を紹介します。

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汚れた手をそこで拭かない

プールの水をうっかり抜いてしまった小学校教師。
間違って届いた隣家の郵便物を開けてしまった老夫婦。
公開直前の映画で、出演俳優に薬物疑惑が出た映画監督。

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問題発覚時に正直に話せばすぐ解決出来たのに、
どの主人公も事実から逃れようと
あれこれ試行錯誤してしまいます。
読んでいて、そっちを選ばないで!と何度思ったことか。
そんな気持ちを味わえる短編を5話収録!
全て読み終わった後、タイトルの意味に納得しますよ!

(なごやの図書館スタッフ ゆまたろう)

どう生きるか

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内村鑑三の生き方、考え方にとても興味があって、最近は、関連の図書を難しいですが、あれこれ頑張って読んでいます。そんな中で、読みやすくアレンジされた本を見つけました。

内村鑑三の『後世への最大遺物』をわかりやすく、今の言葉に編集した

人生、何を成したかよりどう生きるか

を紹介いたします。

まず、最初のページに紹介されてた漢詩のメモをシェアいたします。

天地無始終

人生有生死

 意味:天地は永遠で、始めも終わりもない。人間には生死があり、人生には限りある。頼山陽(江戸後期の漢詩人)

残すといえば、お金?事業?、。。。そんな財産が欲しいと欲を持つのはいけないことか?

私には残せるものなど何もありませんが、

誰もが残せる唯一のものがある

と、内村鑑三は言っています。

今の私たちに足りないものはお金ではない

さて、それは?

この本を今、読む人への解説が後半に記されています。

この作品は内村のキリスト信仰を伝道するために書かれている本ではない。彼は宗教としてではなく、自己啓発として話した、とこの解説者は説明しています。

確かに聖書の話や福音についての内村鑑三の礼拝メッセージ的なものはなかったように思います。

しかし、彼の生き様を知る助けにはなると思います。

今日からの生き方が変わる、そんな一冊です。

文字も大きく、読みやすく編集されています。

ぜひ一度、読んで見てくださいませ。

内村鑑三に興味をもたれましたら、図書館の検索ページから探してみてくださいね。図書館には、内村鑑三に関する本がたくさんあります。『内村鑑三』で検索してください。

図書館のページ

‼️おまけ‼️

もう一冊おすすめいたします。

内村鑑三とその周辺』は瀬戸図書館書庫にあります。図書館カウンターにお尋ねください。

※下の写真は内村鑑三の墓碑銘である言葉と私のお気に入りの写真です。私のアルバムより。

IMG_0212.jpeg

(図書館スタッフ:小豆)

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