オススメ本: 2021年3月アーカイブ
こんにちは、今日は話題の絵本を1冊ご紹介します。
この絵本はタレントの西野亮廣さんが作った絵本です。
ゴミ山のゴミ人間が町を出ると、少年ルビッチと出会って・・・。
絵は西野さん一人ではなく何人かで作り上げたそうです。
細かく書かれた絵というかイラストは目を引きます!
クリスマスからアニメ映画も上映とのこと。
瀬戸の絵本コーナーにあったので話題作として紹介してみました。
良かったら、手に取って見てみてくださいね☆
★瀬戸のスタッフ 月ウサギ★
「愛しと吾が念ふ妹は早も死ねやも生けりとも吾に依るべしと人の言はなくに」
初っ端から古典が苦手だった人には頭の痛くなる文字列ですね!
今回ご紹介するのは斎藤茂吉『万葉秀歌』です。
作家である斎藤茂吉さんが『万葉集』から秀でた歌を選出し解説しています。
そのなかの1つである冒頭の歌を訳してみると・・・
「僕が可愛いと思っているあの子はいっそ死んでしまえ!
生きていても、僕のことが好きだって噂もないのだから」
噂なんて関係ないでしょ?と思うかもしれませんが、当時は噂がなければ恋は始まりもしなかったのです。
「五七五七七」の形式はまだ整っておらず、
「大丈夫?」と心配になるような八つ当たりぎみな失恋の歌が載っていて、
元号の案となるような厳かな詞書(ことばがき)も載っているのが現存する日本最古の歌集『万葉集』です。
「令和」でせっかく話題にもなったところですし!
万葉の歌を令和の時代にぜひ読んでみてくださいね!
※斎藤茂吉『万葉秀歌』は青空文庫からすぐに読めます。タイトルをクリックしてください。
(瀬戸のスタッフ もんぴぱ)
私はダイビングが趣味なのですが、お金がかかる為なかなか頻繁に行くことはできません。
まだウミガメに出会ったことはありませんがジンベエザメと泳いだことはありあます。
機会があればダイビングをお勧めします。
海の中は神秘的で美しいですよ。
『海の宇宙』
(図書館スタッフ:クマノミ)
2020年はベートーベン生誕250周年のメモリアルイヤーです。
それを記念して、本来ならあちらこちらの音楽ホールでベートーベンの素晴らしい旋律が鳴り響いていたはずでした。
しかし残念なことにコロナ禍で、ほとんどの公演が消えてしまいました。
本当にがっかりですね。
年末は『第九』を聴きたい人も多いのではないでしょうか。
そこで今日紹介する一冊は
古典派音楽を代表するバッハやモーツアルトは、王族や貴族をパトロンとする宮廷音楽家として活動していました。(音楽室で見かける肖像画のように)もこもこのカツラを被っていたのも、それが宮廷に出入りする為の正装だったからです。
しかし、ベートーベンはパトロンを必要としない天才音楽家だったからこそ、カツラも必要なくナチュラルヘアーで自由人でいられたのです。
そして時はロマン派音楽の時代へと変わっていくのです・・・
そんな彼の数々の有名な曲はどんな状況下で生まれたのか・・・
ページをめくってベートーベンの魅力をいっぱい感じましょう。
そしてコロナが終息したらぜひ音楽ホールへ足を運びましょう。
(瀬戸のスタッフ:かるみあ)
とても面白くて、後に児童文学と知って驚いた。
子どもも大人も、また野球が好きでなくても楽しめる話だと思う。
文庫版で1~6巻あるが、面白くて一気に読んでしまった。
みなさん、こんにちは。スタッフのにこいちです。
突然ですが、みなさんは「しりとり」をしますか?
子どもの頃にお友達と「しりとり」した方も多いのではないでしょうか。
そんな「しりとり」のルールですが、順番に単語を言い合い、最後に「ん」が
付く単語を言っちゃった人が負けになります。
で、す、が、もし相手が「ん」が最後に付く言葉を言ってしまったら、
すかさず「ンクルマ」!と言ってあげてください!
そんな言葉あるのかい?と思っているそこの君!こちらをご覧ください。
この方はクワメ・ンクルマさんといって、アフリカの他の植民地に先駆けて、
ガーナーを独立に導いた方です。
さらに全アフリカ解放の戦いの先頭に立とうとしたが、軍部のクーデターで失脚したり、
アフリカ統一の夢にこだわり過ぎて政権運営に失敗したと批判もされたりしたようです。
この本を読むと、しりとりで「ん」が出ても答えられちゃう上に、ンクルマさんについてや、
アフリカの脱植民地化についても学ぶことが出来る1冊です。
こちらの本は世界史リブレットになりますので、
しろとり図書館3階のブックレットコーナーに置いてあります。
寒い日にはこたつで暖まりながら読書としりとりはいかがでしょう。
(名古屋の図書館スタッフ:にこいち)