オススメ本: 2015年5月アーカイブ

先日、長崎県の五島列島が舞台の旅番組を見ました。世界遺産をめざす教会群や旧跡、美しい風景とそこに暮らす人々を紹介するものでしたが、頭ヶ島天主堂が出てきたとき、昔訪ねた時のたくさんの思い出がよみがえってきて、しばしウン十年昔に戻り感慨にふけりました。そう、今はあまり行けませんが、島旅が大好きでした。

気候がよくなり、ふらーりとどこかに出かけたくなる季節ですね。街歩きも山歩きもいいですが、島旅にはなかなか捨てがたいものがあります。

 

このあたりでも、愛知県なら日間賀島、佐久島、篠島、三重県なら賢島、菅島、神島、答志島といったところがすぐに思い浮かびます。

佐久島はアートの島として有名で、おひるねハウスは以前CMで流れていました。1日、ゆるゆるとアートを探しながら歩くのもいいですね。

篠島でお勧めは今の季節。シラス漁の最盛期で、島のあちらこちらで天日干しをしています。島内でも食べることができますが、袋一杯の釜揚げシラスを買い、帰りの定期船の中で混じって茹で上げられているタコやエビの稚魚(魚?)を探して食べたのも懐かしい思い出です。今は選別の技術が進み、そういったものはほとんど混じっていないそうですが。

神島は鳥羽から行ったのですが、神島―神の島―伊勢神宮―三重県と勝手に思っていました。この島は三重県に属してはいますがいちばん近い陸地は渥美半島。それもハンパな近さではないのです。鳥羽市側の菅島よりもずっと伊良湖岬の方が近いのです。目の前に伊良湖岬が見えたとき、本当にマサカと思いました。

 

島に行くときは海を渡ります。この時のぱーっと胸のすくような解放感が好きです。反射する光、磯の香り、船の揺れ、それらが海の向こうの土地への期待を膨らませます。ま、それは海が凪いでいるときの話ですが、荒れていても、島に着いた時の『アーやれやれ、着いたー・・・』というのも解放感ではあります。

多くの場合、定期船に乗っているのはたいてい地元の人だから、着岸した途端にぱーっといなくなってしまう。この取り残され感がまたいい。そしてなにより、どの島にも独特の風が吹いています。地続きではないから吹く風、この風にあたるのが何とも言えずいい。

 

島への風に誘われた時、また、お出かけできないけど島の風に吹かれたい時、手に取ると一瞬にして島に浸れるのが『原色日本島図鑑』。佐渡島、八丈島、淡路島あるいは江の島といったおなじみのところから、住人1人、面積1㎢そこそこの島まで、日本の島443島が掲載されています。有人島は全部載っているとのこと。著者が全島訪ね歩いた島の紹介とともに、「原色」というだけあって、全部の島の写真が掲載されているのがすごいです。眺めるだけで日本島一周です。

島の歴史、名所旧跡、名物料理とかを拾い読みをしていくうちに、タラソテラピーなんていうのを見つけると、「あ、行ってみなくては」と、また別の楽しみも広がります。「人口:2人」とか、「アクセス:定期航路なし」というのを見ると想像が大きく膨らみ、行くことができなくても近くまでは行きたい!と思うのはヘンでしょうか。

「大島」という名前の島がたくさんある、というのも改めての発見です。そして、有人島の数は圧倒的に西日本に多い、ということもわかりました。海の島ばかりでなく、湖(琵琶湖)にも島あり。そして、産業の衰退で人口が0になった島が多いという現実も。そこからまた人が住むようになった島があるということも教えてくれます。

 

行ったことがない島が圧倒的に多いにもかかわらず、わずかな数の行ったことがある島の思い出が次々とあふれ出てきて、幸せな時間を過ごさせてくれるのもこの本の不思議な魅力です。

小さな島へ行くと住人でない人が歩いているだけで目立ちます。さっきあそこにいたでしょうとか、あなたたちが歩いているのをだれそれから聞いた、とよく言われました。帰りの船でよほど危ういと思われたのか、乗船場のオジサンが柔道大会に本土に行く中学生に私たちを託してくれたこともありました。それとなく注意をしてくれていたということでしょうか。ちょっと迷惑でしたが。

食べるものはたいていおいしかったし、感動する風景にもたくさん出会いました。半面、交通機関がなくて(あるいは島にはタクシーは1台で、出払っていたりして)半日ぼーっと海を眺めて港にいたことや、観光客はあまり来ないので(来るのは釣り人で、あとは来ても海水浴客というところも多い)地図がなく、放牧場に迷い込み牛に追いかけられて泣きそうになったことも。でも、それはそれでいい(今だから言えるけど)。

 

島旅に行くと本当にいい風にあたれます。しつこいようですが、この本を手に取るだけでそんな風に吹かれる気がします。まぶしいくらいの光の季節に、海を渡ってみませんか。

 

(瀬戸スタッフ パトリシア)

こんにちは。
新年度が始まり少し経ちましたが、図書館は利用していただいているでしょうか。

今の時期、カウンターにいると図書館ガイダンスを受けている新入生の方々をよく見ます。
ガイダンスでは、実際に本を調べて借りたりもしていますが、
いざレポートが出されて調べようと思うと、なかなか思うようにいかなかったりもします。


知りたいことがあるけど、どこを見たらいいかわからない
レポートを書くのに、必要な資料が見たい 
などなど・・・


カウンターでもたまに、そういった問い合わせがありますね。
もちろん、カウンターで聞いてもらってもいいのですが、そんな時、読んでみてもらいたいのが・・・


図書館のプロが教える<調べるコツ>』 
(浅野高史+かながわレファレンス探検隊・著/柏書房)。

架空の図書館「あかね市立図書館」を舞台に、8人の図書館員が利用者の様々な質問に答えていくというものです。
こんな質問からも、本を見つけられるの?というようなものもあって、読み物としても楽しい。


図書館のプロが教える<調べるコツ>.jpg








 


他にも、調べ物に関する本は、5番の棚にありますし、
レポートや論文に関する本は1番の棚にありますので、活用してください。

上手に活用すればレポートだって、ちょっとした疑問だって図書館で探せる。
膨大な資料の中から、必要なものを上手に活用できるようになれば図書館がもっと楽しくなるかも。



(名古屋の学生サポーター myu)

古事記を読んでみた。

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こんにちは。

 

学生サポーターのルチルです。

 

図書館のアルバイトを始めてから約1、2ヶ月が経ちました。

少しずつ、アルバイトに慣れてきたかなと思います。

 

時間が経つのは、本当に早いですね。 本当に(ドキッ)

 

さて、今回ご紹介する本は、古事記です。

挿絵がとても綺麗です!(それは、さておき・・・)

 

 

 

私は初めて古事記を読みました。

当初、読めるか自信はありませんでした。しかし!

訳付いているので、比較的に読みやすいです。

(良い本と出会えた!!)

 

個人的に古事記は、、アマテラスとスサノウ、ツクヨミノミコトが登場する話は面白いと思います。

他にも、因幡の兎の話等があり魅力的な話がたくさんあります。

でも、私は俄然アマテラス達が登場する話が好きです。

 

というのも、アマテラス、スサノウ、ツクヨミノミコトが漫画で登場することが多いからです。

読んでいる内に、勝手に漫画のキャラクターと重ねながら読んでしまいました(笑)

 

因みに、アマテラス達が登場するのは古事記の前半から中半辺りまでなんです(涙)

古事記の後半部分になると、天皇達の話が中心になっていきます。読み進めていくと、日本史を学んでいる

気分になりました!

 

皆様、機会があれば是非読んでみて下さい!!

 

(名古屋の学生サポーター:ルチル)

 

会社を建てるには?

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皆さんこんにちは、起業志望のHoonです。
個人的にはずっと起業することを考えていたので、
会社や法律に関する知識欲は兼ねてからあったのですが、
そんな中、今回はふと目に留まった本がありました。
 
0002.jpg
 
タイトルからも優しさが伝わってきますね♪
この本は誰もが複雑だと思っているであろう、
会社に関する具体的な説明が図とともにとても分かりやすく書かれています。
会社を作るには具体的には何をどうすればいいの?
という疑問をあっけなく解決してしまうことでしょう。
では、この本を読んで役立つ知識を手に入れてください♪
 
(名古屋の学生サポーター Hoon)

どうも
最近あまり寝れてないむとぅーです。
というのも今期の深夜アニメが面白くて気がつくと午前三時...
というわけで今回は法学部資料室でこんな本を見つけました!

2111.png


日本の「萌え文化」で日本の「憲法」を覚えてしまおうというなんとも斬新な一冊です!
法学部資料室には堅苦しい本が多いですがこんなユニークな本もあります!

萌え要素としては「天皇制ちゃん」「第9条ちゃん」...など、
各条文の特徴が擬人化されています!!

中身ははイラストがほとんどです。イラストがキレイですねー。

法学部資料室にはこういった
楽しく法学について学べる本があるので興味を持った方は
来室してみてはいかがでしょうか!

それでは!
 
(名古屋の学生サポーター むとぅー)

最近読んだ本

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こんにちは。

最近読んだ本をご紹介します。

私は、最近この

勉強が続く人の45の習慣」という本を読みました。

 

 

 

勉強を続ける方法が書かれています。

 

スゴいです!

 

勉強方法の本って、なかなか本屋さんでは見かけない気がします。

否、私の本屋のうろつき方があまいのかな(・・・・・ヤバイ)

 

さて、この本で参考になったことは、習慣の凄さです。

人には様々な習慣があります。毎日、読書している人や、ジョギングをしている人など、十人十色存在して

いると思います。

 

この毎日行う習慣を勉強にした場合、資格やテストの勉強対策になることをこの本から

学びました。

 

イザ!何かにトライしてみようかな!

 

そして、最大の発見は、勉強方法は人から教えてもらっていないことに

気づきました(汗)

 

(名古屋のサポーター ルチル)

楽しくなる心理学。

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こんにちは!

心理テストで盛り上がりました。
心理学って統計学だったり、行動学だったり
たくさんの複雑な学問のイメージです。

人の気持ちって少し気になったりしますけど、
心理学を学ぶのはとーっても難しいです。。

そんな商学部出身のわたしでも
わかる・楽しい心理学の本を発見しました。

 
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ココロのことが気になる方に、とってもわかりやすい入門書です。
人間関係、恋愛、仕事、そして自分自身まで、
導入にマンガをいれて「あるある」を紹介、
イラストたっぷりの丁寧な解説がついています。

どれも日常に結びついたテーマ、話題が取り上げられていて
身近に心理学が楽しめる一冊だと思います。

さりげない仕草や反応に隠された
まわりの人の本音がわかるかもしれません。

他にも心理テストがついていて
どれも簡単にできるものです。
すっごく楽しんでしまいました。

簡単に読める、楽しい心理学の本
もしかしたら就活にも役立つかもです!
ぜひぜひ図書館3階までどうぞ!

(名古屋のサポーター ぺちゃ)

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