スタッフ: 2024年6月アーカイブ
今日紹介するのは『リカバリー・カバヒコ』。
成績が下がって落ち込んだり、周りに遠慮して本当の自分を出せなくなったり、代表選手に選ばれたくないから仮病を使ってみたり...。
そんな誰にでも経験がありそうなストレスを抱えた主人公たち。
弱ったり傷ついた時、人は占いやおまじない・神頼みにすがりたくなるもの。
でも、もしスーパーヒーローがあなたのすぐ近くにいると知ったら・・・。
気分が落ち込んでいる時に読むと、勇気をもらえて
明日からの日常が変わるかもしれませんよ。
(瀬戸図書館スタッフ:かるみあ)
縦20cm×横10cmのちょっと変わったサイズの本。
パラパラッとめくるとかわいらしいイラスト。
女の子の好きそうなかわいい雑貨の本?と思っていたら、『物理』の本でした。
理科の苦手な私は『物理』と聞くとハードルが高くて触手が伸びませんが、
『ブツリ』とカタカナになっていたのとかわいいイラストに魅せられて軽い気持ちで読み始めました。
身近な道具に焦点を当てて説明されていくので知らず知らずのうちに引き込まれますが、
ちゃんと『物理』の本でした。
扇風機の羽がカーブしているのは?
コーヒーをドリップするとき一点にお湯を注ぐのは?
ファスナーを閉じると外れないのは?
日常の様々な動きにはブツリの理由があったことがわかりました。
ちょっと手に取ってみませんか?聞いたことのある法則が出てきますよ。
【図書館スタッフ:フエルトうさぎ】
「もしタイムマシンがあるなら戦国時代に行ってみたい!!」などと思ったことはありませんか?
『転生したら○○だった』のようないわゆる『転生もの』ジャンルでも戦国時代を舞台にしたマンガ、小説もたくさん創作されています。
家康、信長、本多忠勝・・・。推しの戦国武将に会ってみたい、戦いの様子をこの目で見たい・・・!歴史好きならそう思うかたもいらっしゃることでしょう。
乱世・下剋上・戦など現代とはあまりにかけ離れているところが魅力なのでしょうか。
でもちょっと待ってください。戦国時代のリアル、本当にわかってますか?
戦法、武器、防具はもとより、従軍中の諸問題・戦後の処理まで、名もなき武将や庶民にスポットを当て、合戦における「実態」や「所作」をイラストを用いて丁寧に紹介されたこの1冊。
戦にけがはつきものとは言え・・・ソレで傷を治療したの?え?マジ?
興味がおありの方はどうぞお手に取ってみてください。
『戦国戦の作法』は瀬戸図書館にあります。
(図書館スタッフ とらねこ探偵ミロ)
独特の韻を踏んだ文章と、独自のモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表した
エドワード・ゴーリー。
ダークな内容のものが多いが、面白い作品も紹介したい。
カギ鼻頭のヘンな生き物がやってきたのはヴィクトリア朝の館。
とある一家の生活の中に突然入り込んできてそして、それから...。
この可愛いキャラクター『何かわからない生き物』の正体とは?
"うろんな客"とは誰なのか?
ぜひ楽しんでもらいたい。
(瀬戸の図書館スタッフ:emirin)
『うろんな客』
こんにちは、ポテトまるです。
皆さんは野球に興味はありますか?
2023年に行われたWBCでは日本中、世界中が大盛り上がりでしたよね。
野球をあまり知らない方でもWBCは見た。と言う人も多いかもしれません。
今回は『野球短歌 さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった』を紹介します。この作品は、プロ野球の阪神タイガースのファンである著者が、野球への愛を込めた短歌を一試合ごとに詠み続けたもので、全三一三首を収録しています。
野球好きな人なら自分の応援しているチームに置き換えて読むとクスッと笑えて面白いですし、野球をよく知らない人でも、ファンの人はこういう気持ちなんだなと想像できて面白いと思います!
阪神タイガースは、2023年にリーグ優勝と38年ぶりの日本一に輝きましたし、監督の「アレ」という言葉が新語・流行語年間大賞にも選ばれたことからも、話題性もばっちりですね!
しろとり図書館に所蔵がありますので、ぜひ借りてみてください!
(名古屋の図書館スタッフ ポテトまる)
こんにちは、スタッフゆまたろうです。
地図が好き、街づくりシミュレーションゲームが好きな人におすすめ!
今回は、実在しない架空のまちの地図を楽しむ本を紹介します。
『空想地図帳』
掲載された作者の違う16の架空都市の地図は、
どれも気候や地形、歴史を考慮した都市計画が行われていて
見ているだけでその街を旅行している気分になれます。
地図にちりばめられた、作者オリジナルのお店のロゴも見どころです。
巻末には空想地図の書き方も紹介されているので、
長く楽しめる趣味が欲しい人にもおすすめですよ!
(「Cities: Skylines II」がストレスなく動くゲーミングPCが欲しい
なごやの図書館スタッフ ゆまたろう)
独特の韻を踏んだ文章と、独自のモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表した
エドワード・ゴーリー。
衝撃の問題作?!を紹介したい。
イギリスで実際に起きた悲惨な事件によってゴーリーが心底動揺させられ、
描いたものである。
悲惨な事件を物語化している為、ダークな内容でものすごく怖い。
人によって様々な意見・感じ方があると思う。
(瀬戸の図書館スタッフ:emirin)