スタッフ: 2012年12月アーカイブ
寒い日が続いています。
今年は雪の訪れも例年より早く、既に真冬状態の瀬戸キャンパス。
(NGUの植え込みにはまだ雪が残っていました)
図書館の中でも、寒くて?上着を脱がない学生の姿が目につきます。
真冬は2階が特に冷えるようです。
しっかり寒さ対策をして、この寒さを乗り切らなければいけませんね。
風邪、インフルエンザに注意をしなくては。。。
さて、最近の新着本の中からオススメ本を紹介します。
気になった方はどうぞ図書館へ足を運んでください。
「復興の書店 / 稲泉連」
本は生活必需品だった。
音楽や本が人に与えるものは、平常時気にされない。
本がすべて流された。
書店も図書館も。
思い出の本も全て。
子供が笑顔になるためにコミックや絵本がどれだけ必要とされたか。
大人たちでさえ、進まない現状の暗いニュースばかり流れるテレビを見つめ、
心も沈んでいた。
「ジャンプ読めます。」の貼り紙に何十人と足を止めたという。
それすら手に入らない日常だったと改めてこの本を読み胸が痛んだ。
自分たちに何が出来たのか、まだ何か出来ることはないのだろうかと感じた。いくつかの書店が復興していく過程を描かれているが、なかでも災害復興の過程で新たに本屋を起業した夫婦の話が印象に残った。
「アンネ、わたしたちは老人になるまで生き延びられた / テオ・コステル著 ; 桜田直美訳」
こんなに世界的に有名な少女はいない。
アンネ・フランク、を当時のクラスメート達が語る。
そんな彼女の思い出を語る彼らは、"ここまで生き延びられた老人"、である。
彼らのそれぞれの体験とそこに交わる彼女の姿、そして戦争について描かれている。
まだまだ気になる本。
タイトルのみのご紹介です。
「調印の階段 / 植松三十里著」
「The books : 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」 / ミシマ社編」
「光圀伝 / 冲方丁著」
「私はホロコーストを見た : 黙殺された世紀の証言1939-43 / ヤン・カルスキ著」
**長い休みは、気になる本を山積みして読書に耽りたいものです。
(瀬戸のスタッフ:FUJI-san)
今月、白鳥図書館では、スタッフ、サポーターが各自で選んだ"クリスマスに贈りたい本"を
展示しています。
みんなそれぞれ、親しい人、大切な人にプレゼントするなら...とあれこれ考えて、
ひとり1冊選びました。
中には私物で貸し出しできない本もありますが、是非ご覧ください。
展示した本のほかにも候補はありました。
たとえば、
『ティファニーで朝食を』 トルーマン・カポーティ著/村上春樹訳
ティファニーブルーの装丁がとても素敵。
ジュエリーは無理でも、これならプレゼントできそう―
という遊びゴコロもありますが、中のお話ももちろんとてもいいのです。
表題作の『ティファニーで朝食を』は、オードリー・ヘプバーン主演で映画化され、
挿入歌の『ムーン・リバー』ともども、とても有名な作品です。
ただ、映画と小説は結構趣きが違っていて、主人公のイメージもオードリーとはちょっと
違うかなぁという感じがします。
映画しか知らない人は、一度原作も読んでみてください。どちらも面白いです。
この本には、ほかにもこの季節にピッタリの『クリスマスの思い出』や、別のスタッフ
おすすめの『ダイアモンドのギター』などが収録されています。
もう1冊、
『飛ぶ教室』 エーリヒ・ケストナー著
これは贈りたい本、というよりクリスマスが近くなると思い出す本と言った方が近いかも。
クリスマス間近のドイツの高等中学の寄宿舎での少年たちと先生の物語。
最初に読んだのは小学生の時でしたが、大人になって読むとまた新たな感動があります。
著者のケストナーが冒頭で、「こんな真夏に寒いクリスマスの話を書かなきゃならない
なんて...」とぶつぶつ言っているのも楽しいです。
本のプレゼントって、実はとても難しい。
でも、自分が面白いな、好きだなって思ったものを、相手の人も気に入ってくれたら、
とても幸せな気持ちになれます。
そして、「何を贈ろうか考えている時間」=「相手のことを想っている時間」なんですね。
(名古屋のスタッフ くり)
うぅ~、寒い。((+_+))
冬が大っ嫌いな私は、毎年寒くなると「冬眠したい」と本気で考えます。
で、冬の話題とは全然関係のないことなんですが、
この10月から私、仕事内容がガラリと変わってしまいました。
今までは図書を扱う業務をやっていたのですが、
何も分からぬ雑誌の担当になってしまったのです・・・。(T_T)
「今まで3年半、コツコツ覚えてきたのにぃぃぃ~!!」
っていうのとか
「図書の業務(正確には「目録」って言うのですが)は、突き詰めると
なかなか奥が深いので、もっと勉強したかったなぁ」
っていうのとか
「また新しいことをイチから覚えなおすの・・・?」
っていうのとか
色々不安やら何やらが沸き起こって、正直ちょっと落ち込みました。
が、おおかたの事にたいして「まぁ、なんとかなるんじゃないかな~」という
楽観主義者(?)の私は、「図書も雑誌も同じようなモンでしょ!」ってな感じで
雑誌の業務をやり始めたのですが・・・。
「図書と雑誌は似て非なるもの」
データの作りやシステムの使い方など、図書と全然違うことにビックリして、
毎日格闘しています。笑
おんなじ"本"なのにね。
雑誌担当の大先輩が今は白鳥にみえるのですが、定期的に瀬戸へ足を運んで
くださいます。そのたびに質問攻めにしてしまって申し訳ないのですが・・・。
でも、お待ちしていますよ~!!ヽ(^。^)ノ
(瀬戸のスタッフ : かりんとう)