スタッフ: 2012年11月アーカイブ
こんにちは♪早くも街はクリスマスムードですね。
クリスマスの置物や飾りがお店にたくさん並ぶこの季節。
見ているだけでもワクワクします。
私がその中で、いつも手に取ってしまうのが、「スノードーム」。
スノードームの中の雪を振って降らせて、繰り返してはつい眺めてしまいます。
そんなスノードームを手に取るたびに思い出すのが、この本。
「スノードーム」/ アレックス・シアラー著
若い科学者クリストファー・マランは「光の減速器」に関する研究に没頭していた。家族も友人もいない彼は、同僚たちともうち解けない風変わりな青年だった。そんな彼がある日、同僚のチャーリーに一綴りの原稿とスノードームを托して失踪する。そのスノードームは、逆さまにするとドームの中に雪が舞い飛ぶふつうのスノードームではなく、一つの町の極小模型が閉じこめられた、逆さまにしてはいけないドームだった。そして原稿には、少年のクリストファーを主人公とする信じがたい物語が綴られていた。
作者のアレックス・シアラーは大人が読める童話の著者として有名ですが、
童話にしては奥が深く、思ったより重い内容でした。
最初は、SF?ミステリー?という感覚で読んでいたのですが、
実は愛がテーマの悲しいお話。
いつもキラキラと輝いて、賑やかなスノードームの印象が少し変わる作品です。
( 瀬戸スタッフ くう )
白鳥公園の木々たちも徐々に紅葉付いてきて、最近街やテレビなどでは徐々にクリスマスに向けて「イルミネーション」を目にする機会も増えてきました。気が付けば2012年も残り1ヶ月弱。本当に1年ってはやいですよね(笑)。
さてさて
本日図書館内でふと目に留まった可愛らしい絵本を見つけたので紹介したいと思います。
「Xmasアドベント★ブック : クリスマスまであと何日?」
本庄ひさ子作
表紙がまるで赤いリボンでラッピングされた絵本で気になり手に取って表紙をめくってみると「この本はあなたに贈るクリスマスへの招待状です。」とのメッセージが・・
本書では、クリスマスまでの4週間を楽しく過ごす為の極意を小さな女の子HBちゃんとねずみくんの分かりやすく教えてくれています。例えば、クリスマス本来の由来やクリスマス料理にお菓子作りなどなど読み終わった後の気分はもうすっかりクリスマス一色になれること間違いなしって感じです。
また優しいタッチの挿絵が印象的でココロがほっこり温まる絵本になっていますよ。
(なごやのスタッフ りん)
11月7日に行われた本屋さんツアー。(くわしくは、こちらをどうぞ。)
古本屋さんとセレクトブックショップをめぐり、選書をしたり、お店の方からお話しを聞いたりし、読書の秋にぴったりの本屋さんツアーになりました。
参加した学生さんの感想一覧を載せますので、来年の本屋さんツアーに参加したいと思う方は、参考にしてくださいね。
経済学部・総合政策学科 1年 男
初めての参加でどんな本屋さんに行けるのかな?って思って参加したけれど、普段行く本屋さんではなく、ちょっと隠れた本屋さんでおしゃれでした。本に関するお話やなぜ本屋さんになったのか(お店の人が)聞けてよかったです!!お店も落ち着けるし、ゆったりした空間でよかったです。
外国語学部・英米語学科 2年 女
今回は3ヶ所も行けて、最後にカフェにも行けて嬉しい!!古本に白本、黒本という分け方(概念)があると知って驚きです。本だけでなく、雑貨、CD、ちょっとしたお菓子も売っていて、楽しい空間だな。アートだ。芸術だ。
経済学部・経済学科 4年 男
移動が多く、古本中心ということで自分が欲しいと思える本に出会えるか不安でした。しかし、実際に参加してみると、ワクワクするような本や、これは何だろう?と言える本がいっぱいでした。最後にはカフェでのんびりしながらPOP作りも穏やかな空気の中で作成でき、貴重な経験を本当にありがとうございました。
外国語学部・英米語学科 4年 男
古本屋・セレクトショップの本屋はとても貴重な本とたくさんの本(昔の本や絵本、音楽、雑誌)があり、大変興味深かったです。図書館に置くのではなくて、自分が欲しい本がたくさんあって、また買いに行きたいと思いました。
外国語学部・中国コミュニケーション学科 4年 女
今回の古本屋さんツアーおもしろかったです。普段ブックオフとかチェーン店の古本屋さんしか行ったことがなかったので、いつもとは違う雰囲気の本屋さんに行けてよかったです。
外国語学研究科・英語学専攻 1年 女
今回、初めて本屋さんツアーに参加して、自分が知らない多くの本に出会いました。BOOK OFF以外の古本屋さんに行ったのは初めてで、お店の雰囲気とか匂いとか、すべてが好きになりました。
外国語学部・英米語学科 4年 男
今回初めての参加ということで不安もありましたが、期待通り楽しめました。シマウマ書房さんは店内の雰囲気が非常に良く、古本の壁の中には、物によっては戦前のものまであり、時間さえあればいつまでもいられると思いました。また各々の選書が気になるところ・・・。こういった店舗があることは嬉しくもあるが、斜陽を浴びている業界でもあり、さみしくもあります。
外国語学部・中国コミュニケーション学科 4年 女
今回はいつもと違った本屋さんツアーを体験できてとっても楽しかったです。お店の方のお話は、古本に対する熱い気持ちが伝わってきてなんだかワクワクしました!!ON READINGさんはまたプライベートで行きたいです。今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました。
(なごやのスタッフ 春)
11月3日(土) 京都百万遍 知恩寺で行われた
京都古書研究会主催の「秋の古本まつり」に
行ってきました。
古本まつりは年3回(5月 8月 11月)行われています。
お寺での古本まつりに行くのは初めてでした。
"まつり" ということで、賑やかな参道を思い浮かべていたのですが、
その場に足を踏み入れると、
そこは 自然の中の書店空間 そのものでした。
静かに 熱心な古書ファンが 本と向き合う 姿 姿 ・・・。
専門書・文庫・美術書・雑誌・児童書
映画のパンフレット、ふる~い葉書などもあり、
見ているだけで楽しくなります。
私は 絵がとてもきれいな外国の絵本を
1冊300円~500円で購入。
京都には魅力的な本屋さんも多く、本屋めぐりも楽しいのですが、
ぜひ、日程を合わせ、古本まつりにも 足を延ばしてみてください。
(名古屋のスタッフ そら)