スタッフ: 2012年1月アーカイブ
お笑い芸人、「ピース」の又吉直樹さん。
芸人なのに、必要以上にあんまりおしゃべりをしないところとか、
案外、サッカー選手としても高校時代に活躍していたとか、
ワタシの中で気になる芸人さんです。
そして、ご存知の方も多いと思いますが、
又吉さんは、芸人の中でも無類の「読書好き」。
こちらは、そんな又吉さんの本。
自伝エピソード+それに絡めた文学作品を47つ紹介しています。
作品は、太宰治・カミュ・遠藤周作・宮沢賢治・吉本ばなな・町田康などまで
47の幅広いジャンル。
どれも数ページなので、あっという間に読み終えてしまいます。
又吉さんは、さすが読書家。
選ぶ言葉にもセンスがキラッ☆
そして物事を文学的に捉えているような又吉さんの文章は、
日常生活を語っていてもそこに情緒が感じられます。
やっぱり文学に詳しい男子って素敵。
又吉さんと旅行したら、文学にまつわる跡地を一緒に訪れたいな。
ワタシの知らない文豪のことをこれでもか、ってくらい教えてもらいたいな。
そんな妄想もたのしみつつ、この本を読んでいるワタシです。
(なごやのスタッフ 春)
図書館を手伝ってくれるTAからは
何故か「この人は仕事してないんじゃ...」と
本気で思われている"ちゃき"です。
あぁ、またコイツかよ...。
いやいや、ちょ!別のページに飛ばないで!!
今日はちょっと真面目な本を紹介しますけ。
と言っても相変わらず文章はこんなんですが。
学生の頃とか思春期...
いやいや、私もまだ若輩者ですが。
自分の【個】を出すのって難しいですよね。
ましてや、自分の進むべき道とか生き方とか。
さっぱりわやですわ。
そりゃ、そうだよね。
今まで小中高と誰かが決めた科目を
誰かの言うように受けてきたんだもの。
問題には必ず正しい解答があって、
その答えが間違っていたら成績は落ちたわけ。
自由に論文書いていいよ。とか。
好きな事やっていいよ。とか。
無理だって...ねぇ。正しい解答とか無いもん。
でも、本当はそれが
すっごく楽しい場所であるのは大学だったり。
だけど、なんか自分はそんな中でも浮いてるような
将来に凄い不安を覚えたり。
私も未だに悩んでますけどね...。
ともあれ、
世の中は理不尽で自分の考えとは違ったり、
知らない事も多すぎて、自分では「普通」だと思ってる
ことは、決して「普通」じゃなかったり。
でも、他人から「普通」を押し付けられたり。
頭グチャグチャだぁ!!!!
ってなりますね。
そんな時は、ちょっとコノ本を開いて見てください。
きっと今も昔も共感できる部分があるんじゃないかな?
「ライ麦畑でつかまえて:野崎孝訳」
ハッキリ言って、私はこの内容はお子様の愚痴作文みたいな
感じがするんですが...。
でも、確かに全てが「インチキ」に見える瞬間はあったよね。
何と言いますか...一方的に喋られるカウンセラーな気分。
でも、"自分の"主義とか思想とか哲学ってきっと必要。
それが「個」であり、自分ルールであり、
これからの道しるべになるんじゃないかなぁ???
さて、ちょっといい話はこれまでにして。
えっ?終わりかと思った?
...んなわきゃなかろうに。
私がオススメする理由はもう一つ。
いろんな映画やアニメやゲームのキャラのモチーフや
愛読書になっているってこと。
一番有名なものは...『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
劇中の「笑い男事件」のモチーフでもありますからね。
映画『陰謀のセオリー』では面白い使われ方をしてます。
そして!お待たせしました。
NDSソフト、国民的彼女『ラブプラス』の
ヒロイン「小早川凛子」の愛読書もこれですね。
きゃーーー猫リンコーーーモエー!!
...あぁ、そろそろ苦情がくるな。私の記事。趣味丸出しだわ。
ちなみに『レキシントンの幽霊』や『1Q84』でおなじみの
村上春樹氏訳はこちら。
「The Catcher in the Rye:村上春樹訳」
というわけで、そろそろこの辺でオイトマします。
次回があるといいね!
では!TATA!!
(名古屋の学情スタッフ:ちゃき)
さえない大学生のさとしは「天国の本屋」店長代理に選ばれ、突然天国へ。
そこで出会った「天国の本屋」の店員ユイは心に傷を抱えていて・・・。
私には同じ時期に図書館のボランティア活動を開始した仲間が3人います。
その中の一人が、前日映画「天国の本屋 恋火」を見たそうです。
そしてこんな感想を言っていました。
子どもだけじゃなくて、大人も本を持ってきてね、本屋の店員に読んでもらうんだ。
そこがとても印象に残っていてね。
大人になっても人に本を読んでもらうというのはいいなぁ、そう思った。
すると、読み聞かせボランティアへ参加したことのある別の仲間が
声を聞くっていうのが良いことなのよ。
声って落着くの。特に肉親の声がいいんだって。
「天国の本屋」(新潮文庫) 松久淳,田中渉著
次にみんなで集まったとき、別の仲間も本を読んできていて
こちらの世界と天国とあわせて100年生きられるっていうのが良かった。
そんな感想を言ってくれました。
ちょうどボランティアの研修を一緒に受講した仲間が夏に亡くなったばかり。
70歳手前でした。
思い出していたのかも知れません。
ストーリーそのものについて話をしたわけではないけれど、
仲間はこの本からボランティア活動にとって良いインスピレーションを受けたようです。
私はまだ読んでいる途中。
これからユイとさとしの関係が変化していきそうです。
読み終わったら仲間にどんな感想を伝えようかな。
(瀬戸のスタッフ はち)
こんにちは。めっきり寒くなりましたねー。
瀬戸の山の上は、平地よりさらに寒さが厳しいような気がします。
さて、今冬の初雪はいつ頃になるでしょうか・・・。
ノーマルタイヤしか持っていない私は、雪が降ると通勤が大変困難になるので、
ただひたすら雪が降らないように祈るのみです。(^_^;)
雪が降らないまでも、遅番が終わって帰る時の、凍えるような冷たさもまた大変。(+_+)
駐車場は暗いし、他の車もほとんどないし、窓ガラスが真っ白に凍っちゃったりするし。
「とっとと帰るぞー!!!」と車に突進して乗り込もうとする瞬間、
ちょっと上を眺めてみると、星がけっこう綺麗に見えたりするんですよねー。
(山の上だから余計にかな?)
私は星座には全然詳しくありません。冬の星座で分かるのはオリオン座くらい。
でも、星座を知らなくても、しばらく見とれちゃうくらい星空って綺麗だなーと思います。
星座を知っていたら、もっと星空を楽しめるのかなぁと思って、
星座の本でも借りようかと検討中です。
「星座・星空」 藤井旭著
「知識ゼロからの星座入門」 渡部潤一[監修]
大昔の、星座を考えた人達ってすごいよなぁ~と
変なところでも感心してしまうかりんとうでした。
(瀬戸のスタッフ : かりんとう)