企業訪問レポート①求められる学生とは~個性~
こんにちは。
本日は土曜日ですが、振替授業による開講日。
土曜日ということもあり、キャリアセンターには企業様からの電話も
学生さんからの就職相談もほとんどありません。
最近の平日はというと、年末のご挨拶にと企業様も多く来課され、
来年のカレンダーが課内に山積みされていく、そんな状況です。
ですので、なんか静まりかえっている大学って変な感じです。。
やっぱり大学って学生さんや教職員、地域の方々で賑わう活気のある
キャンパス風景がしっくりきますね。
ただ、事務仕事は捗るのでここぞとばかりに進めているところです。
さて、キャリアセンター職員は11、12月にかけて
日頃からお世話になっている企業様や今年度内定をいただいた企業様、
毎年2月に開催する学内会社説明会に参加していただける企業様への
御礼と次年度採用計画の聞き取りも含めて、企業訪問をしています。
その中で多かった声をもとに、キーワードを抽出し企業が求める学生像について
考えてみたいと思います。
今回のテーマは「個性」。
①埋没しない個性
人事担当者が面接において、ひとりひとりの学生さんを判断することができる時間は限られています。
その限られた時間の中で、人事担当者は学生さんの内面や個性を評価し、ジャッジを下さなければ
なりません。しかし、多くの人事担当者はその個性が学生さんに無くなってきている事を危惧しています。
厳密に言えば、無くなってきているというより隠れてしまっているということです。
就職環境が厳しい昨今、各大学の手厚い就職指導により履歴書・ESの指導、面接対策が繰り返し
行われ、違いが見えづらいと人事担当者は指摘します。
もちろんスキルは向上し、面接のレベルは向上しているということですが、一方では画一化されてきている
という声も多くあがっています。
実際に日々学生と接する中で、自己PRや大学時代に力を注いだことがパターン化してきていることは
事実です。
そもそも自己PRとは自分の長所であり、ひとりひとりの個性やエピソードがあるべきモノにもかかわらず、
似通った文章や表現が目に付きます。
それはおそらく、企業が求める人物像や一般的に必要なスキルに自らを
すり合わせていることによるものだと思います。
“ 自分自身の長所は自分だけのモノ”。
企業や社会によって変わるモノではありません。
躊躇わず、自分の個性に自信を持ち、自分なりの表現に徹してください。
どのような個性であれ、社会で役立たない個性などない!
そして学生さん一人一人の個性を求めている企業は必ず、どこかにある。
宝探しみたいな感覚で時間もかかるかもしれませんが、信じて自分を通すこと。
次に大学生活で力を注いだことも、ゼミ・サークル・部活動・アルバイト・留学・ボランティア・
インターンシップ以外で出てくる学生さんはほとんどいませんが、
大事なのは人と異なる変わったことに力を注いだから良いということではなく、
その経験を通して、どれだけ自分が成長でき、その成長を自分のキャリアにどう役立てることができるか。
ではないかと思います。
力を注いだことに違いは無くても、行動を移すに至ったきっかけや心がけ、過程は十人十色なハズ。
そこを自分なりのコトバで表現すればいいんです。
表現が、荒削りで下手でもいい。
人事担当者は同時に、未完成の学生さんらしさや熱意、ポテンシャルも見ています。
グッド☆ウィング。
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