就職活動準備編~業界・企業研究~
こんにちは。
プチブログ講座、第2回目は業界・企業研究について。
前回の自己分析で自分の特徴を整理し、「自分軸」がつかめたら、
次は相手(企業)の情報収集を行い、「自分軸」に合った一社を見つけ出すことになります。
自己分析同様、「業界・企業研究がどうして必要か?」
その答えはズバリ・・・
「偏った知識で選択肢を狭めてしまわないため」
「面接で志望動機を語る最大の武器になるため」
です。
今、みなさんが持っている業界や企業のイメージはCMやテレビ等の影響を受けた、
曖昧で偏ったものである可能性が高いといえます。
自分に合った一社を、何百万社という企業の選択肢から選び出すためには、
こういった偏りをなくし、幅広く世の中の業界・企業を知ることが第一です。
しかし、いきなり企業情報の収集をすることは難しいでしょうから、
まず、「企業」を役割別にまとめたグループである「業界」について
情報収集することで、世の中にどのような業界・企業があるのかを、幅広く知ることができます。
そこで大切なのは先入観を持たず、まずできるだけ多くの業界を調べること(興味外の業界含め)。
志望業界がある人も、そこに関連する業界について調べてみてください。
例えば・・・一台の携帯電話を例にしてみましょう。
まず、ソフトバンクやドコモのように携帯電話会社(キャリア)があります。
しかし、携帯電話はソフトバンクやドコモが製造しているわけではなく、
シャープや東芝といったいわゆる「メーカー」から新機種の提案があり、チームを組んで
製品作りをしています。(もちろんメーカーの下には下請けや孫請けなどもあり、更に枝葉が拡がります)
その中にはソフトウェアやアプリケーションを企画・開発している企業やなど多くの企業が
関わり、その技術が結集して一つの携帯電話ができています。
このように関連する企業についても調べることで、志望が明確になったり、
より興味の持てる業界と出会えたりと、就職活動にきっとプラスになるはずです。
では肝心のどのように業界・企業研究を行うか。
業界・企業研究の方法は様々ですが、主に以下の4つをご紹介します。
1.就職サイトを活用する。
就職サイトには企業検索のほか、業界別の特集や先輩社員の話など
様々な情報をいろんな角度からキャッチすることができます。
2.新聞や雑誌などを読む。
新聞は自分の興味のない業界の事柄や流れを知ることができる格好のモノ。
毎日、読む習慣づけをして下さい。キャリアセンターには各業界本や企業のパンフレットをまとめたものも
随時、閲覧できるよう保管しています。
3.OB/OG訪問をする。
身近に志望する業界や企業で働いている方がいる場合は是非、一度話を聞いてみてください。
また、CCS→キャリア・就職→就職関連リンク集/就職要覧から業種・企業検索により本学からのOB・OGの情報を
知ることができます。企業に直接問い合わせをし、可能かどうか確認をして下さい。
4.合同企業説明会や各種セミナーに参加する。
既に各地で、様々な説明会やセミナーが開催されています。様々な業界を一度に見ることができる上、
その企業で働く社員の方と直接お話をすることができる絶好の機会です。
授業の空き時間や土日を利用し、積極的に参加してきてください。
そして最後に・・・何を調べるかとゴール地点について参考例として紹介します。
-業界研究の内容-
①その業界はどんな事業で稼いでいるのか。
②業界全体の現状や課題はどのようなものがあるか。
③業界内にはどんな企業があるか。
↓
-業界研究のゴール地点-
①なぜその業界を志望をするのか。
②その業界では自分のこんな能力が役に立つ。
③その業界の現状と将来性。
-企業研究の内容-
①同業他社と比べたA社の強みと弱み。
②同業他社と比較して、「売り上げ構成比」「将来の方向性」「働きやすい環境や制度」に違いはあるか。
↓
-企業研究のゴール地点-
①なぜ同業他社でなく、A社が第一志望か。
②A社では自分のどんな長所・能力が生かせるか。
*いずれの研究も着地点は面接での対策にもなります。ゴール地点にあるような内容は選考においても
問われることです。必ず、準備して自信を持っていえるようなカタチにしておきましょう!
次回、最終回は「筆記試験対策について」です。
近日中にアップしますのでしばしお待ち下さい。
グッド☆ウィング。
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