本にまつわる話: 2013年4月アーカイブ
Amazon Kindleストアで『草原の椅子』を購入し、
iPhoneで読んでみた。
Kindleは、文字の種類を自由に選択することができる。
私が読んだサイズは、
iPhoneの画面で、
25文字×8行(縦書き)。
この文字数が、とても読みやすい。
次、次とページ?
(電子書籍にはそもそもページの概念はないが・・)
をめくることになり、
私って、読むの速くなった? と錯覚してしまう。
『草原の椅子』は宮本輝が、阪神淡路大震災で被災し
40日間におよぶシルクロードの旅の後に書かれた小説で、
毎日新聞社より1999年に出版されている。
最近、映画化された。
Kindleでは、幻冬舎文庫に基づいている。
文庫でのページ数は、
<本>
上巻 373p
下巻 425p
私の場合、上下あわせて800p の本ともなると
読むのに気合いが必要であるが、
電子書籍では、物体としての量(厚み)が目に見えないせいか、
どんどん 読みすすむことができる。
価格はどうか
<本> <Kindle>
上 630円 570円
下 680円 616円
計1,310円 1,186円
少しだけ、本で買うよりKindleが安い。
読みやすさ、携帯性、家の本棚のことを考えると
たぶん 私はこれから、kindle で本を買うことに
なりそうである。
私はiPad miniと同期させているので、
自宅では、大きな画面で読みかけのページから読むこともできる。
Kindleは端末を選ばず、アプリを使えば、
どのデバイスでも、同じ本を読むことができる。
これが魅力である。
Kindleについて、もっと知りたい方にはこちらを
おすすめします。
名古屋のスタッフ そら