<06>図書館スタッフ: 2023年2月アーカイブ

こんにちは、もくもくです。

皆さんは好きな音楽を何で選んでいますか?

サブスクのおススメ?TVや映画の主題歌からでしょうか。

音楽ストリーミングサービスは、聴けば聴くほどAIが好みを学習してくれ、

おススメの精度をあげてくれる、コスパが良いものですね。 

 

そういったサービスがない頃は、ラジオから流れて来る音楽の中から見つけることが

多かったと思います。自分の知らないジャンルや、海外の聴いたことのない素敵な音楽が

流れて来るのを、自然に聞いていました。

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『ラジオのこちら側で

今回は、いい音楽をつたえたい、次代に受け継ぎたいと奮闘し続けているブロードキャスター

のお話です。デジタル放送、ネットラジオを経てクラウドサービスとの競合時代と変遷を

重ねるなかで、ラジオのもつ役割を考え、優れた音楽を紹介する仕事に

情熱を傾けてきた著者の半生記。 

 

様々なものがデータ化され検索が可能だけれど、そもそもどんなものがあるか

知らなければ探し出すことができない。何を見ればよいのか、聴けばよいのか、

その手掛かりになるような存在、メディアが必要だと著者はいいます。

そのために、ラジオ以外にも著者の選んだ音楽映画祭や音楽フェスの監修といった

活動も積極的に行い、いい音楽を紹介しつづけています。 

AIのおススメも良いけれど、たまにはラジオに耳を傾けてみませんか。

(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)

皆さんチョコレートはお好きですか?

私は年に1度巡ってくるバレンタインデーの時期には
貯金をはたいて自分用のチョコを1年分くらい買い込む
勢いのチョコ好きだったりします

実はチョコレートに関する図書は本学図書館にもあります
最近手にして面白い!と思ったのはこちら


チョコレート語辞典

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辞典とあるので
小さな字でいっぱい知識が詰まってるような本なのかな

と思いきや絵本のような読みやすさで
チョコレートの歴史や作り方が
絵と説明でわかりやすくまとめてあったり

一見チョコレートとなにか関係あるの?
と思うような用語からとびだす
チョコレートにまつわる豆知識が
いろんなところにちりばめられていて

どこのページから開いても面白い
チョコ好きさんでない方も、チョコ好きさんならなおのこと
それはもう楽しい楽しい本です

こちらはしろとり図書館に所蔵されています
その他にもチョコに関する本は色々ありますので
ぜひ、図書館のHPで「チョコレート」と蔵書検索してみてくださいね

(図書館スタッフ:るん)

二冊二色

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皆様こんにちは、勝山道です。

何を隠そう私、基本的に本を読みません。こうしてブログに記事を書く度その体たらくを誤魔化し誤魔化し、どうにかこうにか白日の下に晒しているわけです。

とはいえ、好きな本のジャンルというものはいくつかあります。その中でもとりわけエッセイなぞは本が読みたい気分になると、つい手に取ってしまうことがあります。

人様の話というのはそれだけで面白い。それを本に書いて売るというならさぞ面白かろうと期待するも一興、さぞ面白おかしく脚色しておろうと斜に構えるのも一興。

なんにせよ、内容の面白さだけが真実なのです。それ故このような無粋を楽しむ余地さえあると言えるのではないでしょうか......どうでしょうか?

 

というふうにエッセイを楽しんでいる人間の戯言が参考になるかは分かりませんが、最近また二冊ほど読みましたのでご紹介させていただきます。

 

もものかんづめ』『ナナメの夕暮れ

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前者はさくらももこ、後者はオードリー若林の著作。

双方ともに分類としてはエッセイなのですが、その内容には異なる傾向が認められる......と思い至りましたので、簡単な比較を下記に。適切かどうかはこの際捨て置きましょう。

もものかんづめは自らに起きたことや身の回りの出来事を綴り、それに対する感想や対応をシニカルに描写することが多い一方、ナナメの夕暮れはひたすら内省的。こういうことがあったけど自分はこうだった、それは自分がこうだからだ、という展開が目立ちます。

同じジャンルとはいえ、書き手の傾向が異なれば受ける印象も異なります。どちらのほうが好みかというのは読み手次第ですが、私としましてはどちらも楽しく読ませていただきました。

強いて評するなら前者のほうが面白く、後者のほうが共感するという楽しみ方でした。どちらもよいものです。

そのような違いがあるかもしれないもものかんづめ』『ナナメの夕暮れはどちらもしろとり図書館3階に所蔵されています。ご興味あります方は是非お立ち寄りください。

 

それでは失礼いたします。

 

 

(しろとり図書館スタッフ:勝山道)

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