<06>図書館スタッフ: 2022年2月アーカイブ
最近、泣いたことありますか?
私、泣きました。
泣き虫おばさんです。
読んだのは、この絵本です。
ママのおかあさん、おばあちゃんのことを書いているお話です。
ママがとてもあたたかく
ママのおかあさんに接している姿を見て
この女の子もすこし大人になって
大切なものをママからもらったのかな
と思います。
私の母は私のことを忘れてなかったけど
だんだん私の知っている母ではなくなっていきました。
最期を看取ることができたのは、本当によかったと思っています。
私にも娘がいますが
できれば娘を煩わせないで逝けたらと願っています。
絵本の中から心に残ったことば
ながいながい
さよならのじゅんびをする
私自身もさよならの準備をしていかないとね。
そんなことも考えながら、
母のことを思い出していました。
『いつかあなたをわすれても』読んでみませんか?
(図書館スタッフ:小豆)
ドラマを観るのが好きな私。
「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」が面白い。
姉妹と言っても、実の姉妹ではない。
阿佐ヶ谷のアパートでの、同居生活を綴ったエッセイをドラマ化したとのこと。
女優さん二人が余りにも阿佐ヶ谷姉妹の雰囲気に似ていてびっくり!
ドラマがとても良いので、エッセイも読んでみた。
おばさんあるあるネタに、ご近所さんとの暖かい交流。
えりこさんが二人暮らししたいと思った理由は、先行き不安とかいろいろあるけど、
自分自身が楽しく暮らしたいから。みほさんは至ってマイペース。
独身・アラフィフ女性二人の二人暮らし、飾らない日常に元気をもらえる。
同じアパートの隣の部屋が空いた為、えりこさんが引っ越し現在はお隣さん同士とか。
それもまた楽しそう。 (瀬戸のスタッフ:emirin)
『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』
先日、本屋さんで
NHKのテキスト『100分de名著』
カラマーゾフの兄弟の特集を見つけました。
この物語、気になっていましたが、長編すぎて読む自信がありませんでした。
このテキストによると、ドストエフスキーは続編を考えていたとか?
続編というか最初から2部構成で書くつもりだったようです。
このテキストを読んだことで、さらに読みたくなりましたが、
やはり長編ということで
瀬戸図書館でこんな本見つけました。
漫画です。かなり簡潔にまとめてあって
すぐに読めました。
このテキスト『100分de名著』を書かれた亀山郁夫氏の著書
『『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する』も続けて読んでいます。
キリスト教の教えが意識の中にあるけど
社会の悲惨さ、残酷さに
神などいない
と思いたくなる状況の中で生きている。
そんな中で自分の罪深さに押しつぶされそうなときに
求めるものは何か。
私には難しすぎました。
ロシアの歴史や社会情勢に関心のある方には面白いと思います。
人の一生は、生まれた国や、時代、環境によって大きく左右されますが、
いつか自分の罪深さと向き合う時が来る。
そんな登場人物の一人一人の葛藤を興味深く読ませていただきました。
オリジナルは長すぎると思われる方に
漫画『カラマーゾフの兄弟』お勧めします。
(図書館スタッフ:小豆)
このブログでよく紹介している『青空文庫』
文学作品ばかりだと思ってましたが、
医学関連の作品もあることに気づきました。
作品といってよいのか、医学報告書というのでしょうか。
ジョン・スノウの『コレラの伝染様式について』を見つけました。
今まで思われていた伝染様式に疑問を持ち
様々なデータを記録し、
初期の症状から発生原因、伝染の究明の記録。
この作品?を見つけたのが
私にとっての意外な発見でした。
『青空文庫』の新たな楽しみ方を見つけたので
紹介させていただきました。
(図書館スタッフ:小豆)
大学教授黒川知文師のメッセージを
聞き逃して以来
気になっていた本
それは、おそらく10年近く前のことです。
ご自分の著書
をもとにメッセージされました。
当時、主人の入院治療が始まった頃でしたので、
気にはなりつつも、聞きに行くことができませんでした。
先日、図書館の検索ページで、
しろとり図書館に配架されていることを知りました。
気になる本は、検索してみるものですね。
名古屋学院大学とも関わりのある内村鑑三師に関する本です。
内容に関心が持てない方も、
前半は、
彼の人となりがわかるものとなっています。
どのような人でどのような人生を歩まれたのか、
知っていただきたいなと思って紹介させていただきました。
しろとり図書館にあります。
(図書館スタッフ:小豆)