スタッフ: 2020年12月アーカイブ
最近はオーディション番組が流行りですね!
アイドルを見出す敏腕プロデューサーにも注目が集まります。
「あの少女は大人になったら、僕が愛するあの人に似た美しい女性になる!」
とかなり個人の事情がはさまりつつも、
一人の少女を見出し育てた
プロデューサー的人物が平安時代にもいます。
それが『源氏物語』の主人公、光源氏。
「若紫」という巻でのお話です。
他にも多くの女性をスカウトして、自分の家に住まわせたり、面倒をみたりもします。
そのかげで既婚女性と不倫をしたり、女性の良し悪しを友人と話したり、スカウトした女性たちにかまいすぎて本妻に嫌われたり、生霊にうらまれたり、友人でありライバルな義兄弟と争ったり!?
1000年も前の物語ですが、少しファンタジーなだけで、意外と今でも通じるお話なのかも...?と思わされます。
『源氏物語』は数々の著名人が現代語訳したものがありますが、
今回は与謝野晶子さんの訳で、ぜひ読んでみてください!
※紫式部『源氏物語 若紫』は青空文庫からすぐに読めます。タイトルをクリックしてください。
(瀬戸のスタッフ もんぴぱ)
皆さんこんにちは! りんくうです!
お会計でちょうど出せたら嬉しいですよね。
今回紹介する本は、『家計簿と統計:数字から見る日本の消費生活』です!
最近、家計簿を書くのがブームです。
このご時世、おうち時間が長くなりまして
お金の監理を大切にしないとと思いました 笑
外出する機会が減って、
消費活動も減ったのではないでしょうか。
本当にこれから先が見通せなくなりましたね...
生活スタイルが大きく変わった現代。
数字で人々の行動を見ていきましょう!
それではまた次回!
(名古屋のスタッフ りんくう)
ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
皆さんはお菓子はお好きですか?
私は特にチョコレートとアイスクリームが好きで、一時期体型が変わるほど食べ過ぎてしまった事もあります。
さすがに今は節度を守って楽しむことが出来ていますが、好きが高じてやりすぎてしまった事は皆さんもあるのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、ちょっと教訓めいてはいるものの、可愛らしいファンタジックな童話です。
夢野久作『お菓子の大舞踏会』
お菓子が大好きな少年の身に起こった災難をメルヘンチックに描いた短編です。
お菓子たちの可愛らしい舞踏会は見てみたいですが、自分のお腹の中ではやらないでほしいですね......
※夢野久作『お菓子の大舞踏会』は、青空文庫からすぐ読めます。タイトルをクリックして下さい。
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)
「やいヘゲモニー」(※ヘゲモニーは権力者のこと)
親しくもない人に開口一番こんなことを言われたら、
「近寄らないでおこう」
と思ってしまう瀬戸図書館のスタッフ、もんぴぱです。
実際にこれを言われた小説家の坂口安吾さんと
この言葉を放った詩人の中原中也さんはのちに親友になります。
不思議です。
しかもこの暴言のあと、中原さんはシャドーボクシングをきめてきます。
怖すぎる。
そんな文豪たちのどうしようもない悪口や
紙面上の喧嘩をまとめてくれているのがこの本です!
『文豪たちの悪口本』
先ほど紹介した中原中也さんのエピソードは
青空文庫に全文載っているのでそちらも読んでみてくださいね!→坂口安吾『酒のあとさき』
(瀬戸のスタッフ もんぴぱ)
皆さんは『飛び出す絵本』ってご存知ですか?
子どもの頃、私は飛び出す絵本や仕掛け絵本が大好きでした。
本を開くとドーンと迫ってくるようなあの迫力にたまらなくワクワクしました。
最近は『ポップアップ絵本』とも言うのだそうですね。
今回お勧めするのはこの1冊・・・
お話は皆さんご存知だと思いますが・・・
少女アリスが白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、不思議なキャラクター達と出会いながら冒険していく物語です(ザックリ)。
美しいイラストでクオリティの高い素敵な仕掛けがいっぱいです。
読み聞かせにもおすすめですが、文章量が結構多いので、どちらかというと大人向けなのかもしれません。
瀬戸図書館の絵本コーナーにあります。
お値段もお高めなので、ぜひ図書館で手に取ってお楽しみください(^.^)
(瀬戸スタッフ:かるみあ)