スタッフ: 2019年6月アーカイブ
こんにちは、かえるまんじゅうです。
みなさんは普段、ちゃんと現実逃避していますか?
現実は何かと辛いことやしんどいことがたくさんありますよね。
ずっと逃避しっぱなしはもちろん良くありませんが、
適度に息抜きをしないと心身ともに参ってしまいます。
そこで今回は、私が担当した現実逃避にぴったりの企画展示についてご案内しましょう!!
テーマは「幻想と怪奇」です。
ファンタジーやホラーと言ったほうが馴染みがあるかもしれませんね。
「幻想と怪奇」をテーマにした短編集やアンソロジー、
作家の生い立ち、有名な作品の考察、解説が書かれた本や
妖怪やモンスターを取り上げた本などを集めました。
ブログのタイトルは日本の作家・江戸川乱歩の言葉を引用しました。
「現実世界は夢であり、夜に見る夢こそが現実」という意味です。
これから暑い夏がやってきます。うつし世を捨て、幻想と怪奇の世界にひたってみませんか?
場所:名古屋学院大学 名古屋キャンパスしろとり 曙館3階学術情報センター(図書館)
期間:2019年6月~8月
(名古屋のスタッフ かえるまんじゅう)
\メイドさんが好きかーーーーーーーーッ!!/
こんにちは、スタッフのかえるまんじゅうです。
いきなり失礼いたしました。あふれる思いが飛び出してしまって......
洋の東西を問わず、お屋敷に勤めるメイドさんは漫画やアニメ、小説やドラマなど様々な作品に描かれています。
そういった作品の中で彼女らは大抵黒のシンプルなワンピースに白のエプロンをして、
雇い主である「ご主人様」や「奥様」にかしずく姿がよく見られます。
日本では彼女らを模したウェイトレスがもてなすメイド喫茶なるものもありますね。
一般的な「メイドさん」のイメージはおおむねそういった作品の中で描かれている姿がほとんどでしょう。
そこで今回ご紹介するのはこちら。
19世紀後半から20世紀初頭にかけての「働く女性の最大多数」であったメイドのリアルな生活に迫ろう、という一冊です。
仕事内容や職場(お屋敷)での人間関係、お財布事情や恋愛事情まで豊富な図版とともに紹介されています。
フィクションの中の存在ではなく、かつて実在した生身の「働く女性」としての姿を知ることができますよ。
きっと今までの「メイドさん」のイメージが変わって彼女たちを身近に感じられるようになるでしょう。
余談ですが、私は20世紀初頭のとある貴族の邸宅を舞台にした海外ドラマ「ダウントン・アビー」が大好きで、
以前イギリスへ旅行した際はドラマの撮影が行われた城館にも行ったほどです。
豪華なお屋敷を舞台に繰り広げられる波乱に満ちた人間ドラマがとても興味深くて、以前テレビで放送されていた時は毎週の放送時間を楽しみにしていました。
このドラマは、実際に貴族の爵位を持つ人が製作に関わっているだけでなく、綿密な時代考証もされていて
とても見ごたえがあります。ほとんどがセットではなく本物の城館で撮影されているため映像の豪華さも見所です。
あいにく学情には所蔵はありませんが、レンタルショップや配信サービスなどでぜひ見てみてくださいね!!
(名古屋の図書館スタッフ かえるまんじゅう)
こんにちは、スタッフのかえるまんじゅうです。
みなさんは、今も今までも何かしらの学校に通っていますよね。
この名古屋学院大学は共学ですが、世の中には女子校・男子校も存在しています。
実際に中学、高校は共学ではなかった方もいらっしゃることでしょう。
かくいう私も高校は女子校でした。たったの3年間でしたが、女子だけの空間で過ごした学生生活は楽しく充実していました。
今回は、そんな「女子校」に焦点をあてた本をご紹介します。
『女子校育ち』
漫画家・コラムニストの辛酸なめ子による女子校ワールドの案内図!!
様々な女子校のタイプ別図鑑や学校行事、日常生活の実態から
女子校出身者の特徴、人間関係まで、いろんな角度から「女子校」の真の姿に迫っています。
私自身の学校生活を振り返っても身に覚えがあることがちらほら......
また、ほかの学校ではそんなことがあったのかと驚くことも。
女子校出身者はもちろん、そうでない方も楽しめる一冊です。
......ただ、「女子校」に夢や幻想を抱いたままでいたい方にはあまりおすすめできないかも。
(名古屋のスタッフ かえるまんじゅう)