スタッフ: 2016年5月アーカイブ
こんにちは。こどもスポーツ教育学科の滝浪と申します。
みなさんは、瀬戸の図書館に絵本の棚があるのをご存じですか。
現在、私の授業で学生に読み聞かせをさせています。
図書館の絵本を選ぶのを原則にしていますが、みんな
なかなかおもしろいものを選んできます。
せっかくなので、これから、授業の時に登場した絵本を紹介していきたいと思います。
第1回は『すてきな三にんぐみ』と『100万回生きたねこ』です。
『すてきな三にんぐみ』(トミー・アグラ―作 今江祥智訳 偕成社)
三人組とは、黒マントに赤い斧を持って、暗闇に出没する泥棒のこと。
表紙から、その色のコントラストに驚かされます。
泥棒たちのなんと不気味なこと。そんな絵がしばらく続きます。
ところが、泥棒たちがいじわるなおばさんに連れて行かれそうになる女の子を
救い出す?ところから話は急展開。
世界中の不幸な子どもたちを集めて回り、最後は心が温まる話になっています。
世界には今も不幸な子どもたちが大勢います。
ふとそのことを頭に思い描くと、このお話の優しさが伝わってきました。
みなさんは、いかがでしょうか。
『100万回生きたねこ』(佐野洋子 講談社)
200万部のベストセラー。
おそらく知っている方は多いはず。そして、不思議なストーリーに感動もしたはず。
前半は、生き死にという輪廻転生を繰り返す猫。
飼い猫としてどこかニヒルに描かれている。
厭世的な雰囲気も漂っている。
そんな猫が後半、愛することを知り、人を失う悲しみにくれ、
最後は自分も死に、生まれ変わることはなかったという姿は、いろいろ考えさせられます。
きっと読者それぞれに思うところがあると思います。
その意味で「開かれた本」として、是非手にとってほしいと思いますし、
すでにお読みになった方々には再読をお勧めします。
このお話を読んで「死ぬこと」「生きること」「愛すること」
それぞれを「今の自分」が考えてみるといいでしょう。
【スポーツ健康学部 滝浪常雄】
はじめまして!名古屋スタッフのなっしーと申します。
ゴールデンウィークが終わり、少しずつ暑くなっていきますね。
新入生の皆さんはそろそろ学生生活にも慣れてきた頃でしょうか?
さてさて。
4月27日(水)、白鳥キャンパスの学術情報センターで、
☆ビブリオバトルとは☆
①参加者ひとりにつき、
5分間 自分の好きな本1冊を紹介をする
↓
3分間 みんなで質問タイム
を繰り返す。
②どの本を読みたくなったか投票し、チャンプ本を決める。
というものです!
私はビブリオバトルに参加するのが初めてだったので、発表するまでは緊張しました。。。
でも、「この本の面白さを知ってもらいたい!」
←発表中の様子です。
☆今回、紹介された本☆
*『ハダカデバネズミ』 吉田重人, 岡ノ谷一夫 著
*『賢い身体 バカな身体』 桜井章一, 甲野善紀 著
*『夢をかなえるゾウ』 水野敬也 著
*『宇宙に挑むJAXAの仕事術』 宇宙航空研究開発機構 著 ←今回のチャンプ本☆
☆ビブリオバトルの魅力☆
実際に参加してみて、私が感じたことを書いておきますね。
*プレゼン能力が身につく!
*人前で話す練習になる!
*自分では手に取らないような本を知ることができる!
特に、この3番目 ↑ は、ビブリオバトルならではです。
本屋さんや図書館で見かけるPOPとは違い、
『人の声を通して本を知る』というのは、想像以上に面白いですよ♪
ぜひ、この感覚を皆さんにも味わってもらいたいなと思います!
次回は、
5月18日(水) 13:30~
学術情報センター4階 セミナールーム2
にて行われます。
申込不要なので、好きな本を一冊持って会場へお越しください!
お待ちしております!
(名古屋スタッフ なっしー)