管理人: 2010年11月アーカイブ
「しあわせ読書のすすめ:本のソムリエが教える悩んだときに読んでほしい53冊」
清水克衛 辰巳出版
図書館TAのO君からすすめられたのがきっかけです。
この本の著者さんが本を読む大切さを教えてくれて。
本の内容でおすすめの著者も書いてあり、
初心者の自分でもすごく面白く読ませていただきました。
この本をきっかけに本を読むようになりました。
本を読み始めたい人におすすめの本だと思います。
(I.Y)
「ハングルの誕生:音(おん)から文字を創る」 野間秀樹 平凡社新書
韓国語の文字を「ハングル」と言いますよね。
その文字がどんな考え方を背景にして生まれたのかを書いた本です。
人間の言葉にとって「書き言葉」はどんな意味を持つのか?
人間の歴史の中で最後に生まれた文字体系ですが、
それがどんなにすばらしいシステムと背景となる思想を持っているのか、
そんなことが書かれています。
言葉に興味を持っている人に、ぜひ読んでほしい本です。
(Willowcafe 外国語学部教員)
「本は10冊同時に読め!」 成毛眞 三笠書房
私の人生はこの本をきっかけに急に上昇し始めたと言っても過言ではありません。
というのも、庶民になりたくないという思いがとても強い割りに、
口はえらそうな事を言って実力はほとんど無いダメな私に
読書の意義を伝えてくれた1冊です。
10冊同時に読むことより、
庶民にならないためにはどうするかについて書かれている
成毛さんのかたよった意見が特徴の本です。
かたよっていたから逆にイイ!!
(ピーナッツ)
「モリー先生との火曜日」 ミッチ・アルボム/著 別宮貞徳/訳 日本放送出版協会
人生って何?
って誰もが考える事だと思う。
あるアメリカの大学教授が関わってきた人々との関わりを大事にしながら、
死ぬ間際に死生観を広げながら人生で何が大切について教えてくれる。
悩んでる時、心に戸惑いがある時読むと落ち着きます。
(そらまめこ)
「タイ・ビルマ 国境の難民診療所―女医シンシア・マウンの物語」
宋芳綺/著 松田薫/訳 新泉社
みなさんは、「ビルマ」という国を知っているでしょうか。
つい最近、アウンサンスーチー氏が自宅軟禁を解除されたというニュースが世界を駆け巡りました。
ビルマは、未だ人権や自由に大きな制限が課されている国です。
この本は、そのような困難な状況下で長年難民支援を行ってきた女医シンシア氏の伝記です。
この本を読むことによって、アウンサンスーチー氏の長年に亘る抵抗の背後にシンシア氏のような無数の個人の献身的な努力があることを理解することができるでしょう。
また、ビルマが今のような状態になってしまった歴史的な経緯を簡単に知ることができます。
なお、この本の訳者は学生の時にこの本を訳しています。
ビルマの現状を知ってやれることはないか考えた末に、この本を訳すことに決めたそうです。
アウンサンスーチー氏は、「あなたの自由を、私たちの自由獲得のための闘いに行使してください」と長年世界に向かって訴え続けてきました。
そうは言っても、こういった大きな問題に関して個人個人にやれることはないのではないかと私たちは考えがちですし、社会的な地位が確立していない学生であれば尚更です。
この本は、そんな学生のみなさんになんらかの示唆を与えてくれるかもしれません。
(A先生 経済学部)
「めざせイグ・ノーベル賞:傾向と対策」 久我羅内 阪急コミュニケーションズ
日本人も数多く受賞しているノーベル賞。
しかし、日本人は"裏ノーベル賞"と呼ばれるイグ・ノーベル賞も数多く受賞している。
イグ・ノーベル賞とは何か?
読めばわかります。
下らないと一笑に付してもかまいません。
読んで何かを感じてください。
(十七夜月)
「ニコニコ動画が未来を作る ドワンゴ物語」 佐々木俊尚 アスキー新書
ドワンゴという会社を知っていますか?
パソコン通信の時代からネットで活躍し、
着メロ、着ボイスなどのCMで有名になった会社です。
こうした成功の裏にある人間模様。
アイデアを生み出し、実現させる才能。
ちょっとした物語として読める新書です。
(十七夜月)
国民読書年企画第二弾
第三回 冬の読書会「じゃあ、読もう。」
☆★☆学生サポーター主催☆★☆
の開催が決定いたしました!
毎日、寒い日が続きますね~~。
今日なんて、12月の気温だそうですよ!
お布団の中が気持ちよすぎて、
毎日抜け出すのに苦労する季節がやってきましたね。
さて、12月といえば!クリスマス!!
気が早い人は、
「クリスマス・プレゼントは何をあげようかな~~??」とか、
「○○○がほしいなぁ。」とか、
今から悩みが尽きないことだと思います。
そこで、今回の読書会のテーマは
「クリスマスに贈りたい本・贈られたい本」
になりました!!
本を人にプレゼントするのって難しいですよね。
本の趣味というのは、とってもその人の人柄が出るものだと思います。
せっかくなら贈った人に心から喜んでもらいたい!
今回の読書会で持ち寄られる数々の本は、
そんな皆さんのちょっとした助けになるのではないでしょうか?
それでは、皆さんのご参加をお待ちしています☆
日時:12月8日(水) 15:00~16:30
場所:名古屋キャンパス 白鳥学舎 翼館 1F ラウンジ
受付:名古屋キャンパス 白鳥学舎 曙館 3F 図書館カウンタ
テーマ:「クリスマスに贈りたい本・贈られたい本」
(栞)
「プロ野球の一流たち」 二宮清純 講談社現代新書
日本が世界一と言えるスポーツの一つ“野球”。
60年以上のプロ野球の歴史の中には、
メジャーを越えるものも多数存在する。
そんなプロ野球で活躍する、
かつて活躍した名選手達が独自の野球理論を語ります。
野球好きなら読んで損はないと思います。
(十七夜月)
ただいま、名古屋キャンパス図書館にて
「ノンフィクション特集」と「東海地方出身作家展」
を同時開催しています。
ノンフィクションとはいったい何でしょう???
一般的に、史実や記録に基づいた文学作品や映像作品のことをノンフィクションと言います。
たとえば、ドキュメンタリーや伝記モノがノンフィクション作品に当たります。
しかし!こうした作品も、長年の間文学としては低く見られていたようで・・・。
ノンフィクション・ライターが登場するようになったのも、1960年代頃からだそうです。
近年ではたくさんの共感や支持を受けているノンフィクション作品ですが、
こんな影の時代もあったのですね。
また、皆さんは地元・東海地方出身の作家さんを何人知っていますか???
愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・・・。
私達が暮らす町からたくさんの作家さんたちが活躍の場を広げています。
堀江敏幸・島崎藤村・鈴木光司・瀬名秀明・・・。
他にもたくさんの作家さんの作品が展示してあります。
「ご近所さんが書いた本なんだ!」と思って読む本は、
いつもと少し違った印象を与えるはずです。
ぜひ、まずは1冊手に取って見てください。
開催場所 : 名古屋キャンパス 白鳥学舎 曙館 3F 学術情報センター
開催期限 : 11~12月
(栞)
「画図百鬼夜行全画集」 鳥山石燕 角川ソフィア文庫
元祖妖怪大図鑑。
今メジャーな妖怪はここから題材にされたものが多し。
又、当時のできごとを巧みに絵にしてちゃかしてあり、
江戸の生活を見ることができる。
(そらまめた)
栞輪のブログ記事を皆さんも書いてみませんか!!??
白鳥学舎3Fの図書館内に、記事投稿ボックスを設置いたしました。
どこに置いてあるかは、館内にて探してみてください☆
(↓↓↓↓↓ 答 え ↓↓↓↓↓)
オススメ本や、図書館、本屋さんの紹介などなど・・・
皆さんの読書に関する記事を、お待ちしています!
(設置場所の答え → 24、25番の棚の横に置いてあります。)
(栞)
先日、関西の山間にある某N大学へ行ってきました。
最寄り駅から、坂を上って下りて、徒歩20分。
やっと見えてきたのがこの風景!!
閑静な住宅街の中に突然現れた、灰色の近代都市を思わせる高層ビル群。
まるで森博嗣の小説に登場するかのような、無機質な印象を受けました。
(天気が悪くて、雰囲気いっぱいだったしね。)
大学の案内を見てみると、単身向けの寮はもちろん。
夫婦で入居できる寮や長期滞在用の宿泊施設などが完備されていて、
大学自体が一つの都市みたい!!
外に出なくても、生活できる環境が整っていました。
つまり、皆さん集中して研究に没頭できる環境が整っている、
というワケですね。
そんな学園都市N大学の図書館はどんなのかと言うと...
こちら!!
案外、こじんまりとしたスペースの図書館でしたね。
しかし、そこには驚くべき理由が!!!
なんと!ここは電子図書館で有名な大学なのです!!
大学図書館で所蔵する雑誌、図書、映像資料などなど、
ネット環境さえ整っていれば、いつでもどこからでもアクセス可能なのです!
ですから、物理的な図書館にはそれほど資料を保管するスペースは必要ありません。
図書館内に置かれている資料は、著作権等々の理由で電子化できないものだけ。
それ以外は、日々、大学で電子化を進めているのです。
今回の訪問では、その電子化作業を拝見させていただく機会がありました。
最新鋭の技術を駆使して進める、電子化。
ちょっぴり未来の大学風景を覗いてみちゃった気分になりました。
あ~、それにしても徒歩で20分の上り下りはきつい。。。
N大学では知識を深めるのと同様に、
より一層、体力にも磨きが掛かるんだなぁと思う、今日この頃。
(栞)