2023年9月アーカイブ
「国際霊柩送還」とは海外で亡くなった人のご遺体を日本の遺族のもとへ届けたり、日本で亡くなった外国人のご遺体を送還する
仕事のことです。この本はその人たちの仕事ぶりについて書かれています。
ちなみにamazonプライムで観られる米倉涼子さん主演のドラマの原作ですが、ドラマは国際霊柩送還の設定が一緒なだけで完全に別物です。
原作はノンフィクションなので事実のみを伝えています。
そう、この本はフィクション(作り物・想像物)ではありません。現実にこういう仕事をしている人たちがいるのです。
世の中に数多くの職業がある中で、この仕事を選んだ人たちに、私は頭が下がる思いです。
内容についてはここでは多くを紹介いたしません。読んだ人それぞれ、感じることがあると思います。
もし読んでいて途中で辛くなったり、つまらないと思ったら読むのをやめてもいいんです。
この本に限らず、本って「最後まで読まなきゃっ!」ってがんばるものではないですよ。
私は通勤途中に読んでいて、思わず涙ぐんでしまって目が重くなってしまい、その日一日開けづらいってことが何回もありました。
通勤中に読む本は選ばないと・・・と痛感した次第です。
そうそう、以前原田宗典さんのエッセイを読んだとき、電車の中で吹き出しそうになって、
一生懸命こらえて、不気味な顔になったことも思い出しました。
原田さんのエッセイも機会があればご紹介したいと思います。
(瀬戸図書館スタッフ:Signet)
こんにちは。ポテトまるです。
夏休みが終わり、大学では秋学期が始まりましたね。
最近、朝晩の気温も少し肌寒く感じる日が増えて、私も少しずつ秋の到来を感じています。
さて、現在しろとり図書館では「本屋さんツアー展」が開催中です!!
6月に開催された本屋さんツアーに参加してくれた、18人の学生が選んだ図書がずらりと並んでいます。
本のジャンルも小説やビジネス書、自己啓発本など多岐にわたっていますので、
展示を眺めるだけでも楽しいですし、新たなジャンルの本との出会いもあるかもしれません。
今回は文庫・新書もたくさん選んでいただいたので、こちらも注目です☆
皆さんも是非しろとり図書館にお越しください!
そしてお気に入りの一冊を見つけてみてくださいね。
場所:名古屋学院大学 名古屋キャンパスしろとり
曙館3階 学術情報センター(図書館)
期間:2023. Autumn & Winter
(名古屋のスタッフ ポテトまる)
今回はひびのキャンパス1・2階にある図書館、
「ひびのライブラリー」をご紹介します。
ひびのライブラリーも学術情報センターのひとつ。
リハビリテーション学部が
瀬戸キャンパスから名古屋キャンパスへ移転した際、
瀬戸図書館に所蔵していたリハビリ・理学療法学関係の資料を
移設するために開設された一番新しい図書館です。
その後大学院もひびのキャンパスに移転したため、現在は
理学療法学関係の図書、雑誌を中心に、
一部大学院生向けの学術雑誌も所蔵する図書館となりました。
資料は限られますが全学部が利用できます。
入館ゲートくぐるとすぐ正面にカウンターがあり、
左手吹き抜けの階段を上ると本棚と閲覧スペースがあります。
閲覧スペースには複数のパソコン、プリンタ、
可動式の閲覧席やホワイトボードなどを設置し
データベースを検索したり、資料を利用しながら
グループワークを行いやすい館内環境を整えています。
もちろん本を借りることもできます。
国家試験前などは曙館3F図書館が閉館でも、
ひびのライブラリーは開館している場合がありますので
開館日、開館時間は図書館HPの開館カレンダーを
チェックしてください。
正面カウンターは教務課と併設しており
図書館棚は2階にしかないこともあって、
図書館の存在にピンと来ていない学生もいるようです。
穴場の学習スポットかもしれませんよ?
ぜひ足を運んでみてください。
(図書館スタッフ:るん)
ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
皆さんはどんな麺料理が好きですか?
カレーうどん、和風スパゲティ、ラーメン、ソース焼きそばなど、日本の麺料理は
外国由来の多種多様な麺と在来の料理法をミックスして独自の発達をしてきました。
しかし、現在にも残っている人気麺料理の陰にはたくさんの試行錯誤があり、消えていったレシピもたくさんあったようです。
今回ご紹介するのは、その消えていった幻の麺料理を戦前・戦後の雑誌や料理本から発掘し、100品以上を実作・実食して検証した本です。
『幻の麺料理 : 再現100品』
ナポリタンうどん、ホワイトソースうどんなどのうどん麺と西洋料理を合体させたものや、
カレーうどんが現在の形になるまでの試行錯誤の跡、和風パスタメニューの広がりなどなど、
発掘されたレシピからうかがい知ることができる麺料理の発達の過程が面白いです。
ただし、紹介されているレシピのほとんどはどれもあまり美味しくなさそうで、今の時代に残っていないのも納得できてしまいます。
興味のある方は作ってみてはいかがでしょうか?
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)
みなさん、こんにちは♪
今日は翼館2Fの法学部資料室より、新着図書コーナーで目にとまった図書をご紹介します。
この本ではまず、14歳でもわかるように民主主義と裁判の関係の説明から始まります。
そしていよいよ18歳になったら成人として、裁判員になる可能性が出てくるわけです。
大学生の皆さんも、いつ裁判員に選ばれても不思議ではないのです。
その時になって焦らなくていいように、法学部の学生ではなくても、こちらの図書で少し裁判を覗いて心の準備をしておくのはいかがでしょうか。
どの章も図解でわかりやすく説明されていて、実際の裁判員裁判がそれぞれの立場でのセリフ形式でシュミレーションされており、すらすらと読み進めることができます。
法律は難しいから...と身構えずに、18歳、19歳の等身大の視点で臨んでみてください。
きっと裁判官に選ばれた時に、役立つこと間違いなしです!!
私も死ぬまでに1度裁判員になってみたくなりましたよ(^_^;)
(名古屋の図書館スタッフ あかトマト)