ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
現在曙館3Fしろとり図書館にて、ミニ展示「禁書」展を開催中です。
今回展示している本は、いずれも過去、もしくは現在禁書扱い、発禁処分になった本です。
禁書というからにはさぞ過激な内容なのだろうと思われるかもしれませんが、ほとんどは「どうしてこんな普通の小説が禁書扱いなの?」と思うようなものばかりです。これらの本はどれも政治、信仰、思想などの理由で、好きに読まれては都合が悪いと考える人たちによって本屋や図書館から取り除かれたことのあるものです。
少なくとも現在の日本ではこれらの本を読むことは禁じられていませんが、社会情勢や政治の変化によっては日本でも読めなくなる本が出てくるかもしれません。
そんな時代が来ないように、社会の動きから目を離さず、今享受できている「知る自由」に思いを馳せてみてください。
今回の展示に際し、参考にしたホームページ
国立国会図書館所蔵の発禁本
Top 10 and Frequently Challenged Books Archive
Top 100 Most Frequently Challenged Books: 2010-2019
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)
こんにちは。
大学生活を過ごす中で、自分の将来について考えることってありますよね。
今日は数あるお仕事の中で、スポーツに関する職業に就きたいと考えている人にお勧めの図書を紹介します。
『スポーツの仕事大全 : 45人のスポーツプロフェッショナルたち』
スポーツ選手を目指すのはもちろんですが、他にもコーチやスポーツ栄養士・スポーツ通訳・イベント運営等々スポーツに関する職業はたくさんあります。
実際にスポーツ業界で働く方の体験談も満載で、より詳しく各仕事についての知識を深められると思います。
スポーツ健康学部の学生さんや部活動で日々活躍されている方など、将来スポーツ業界での人生を望んでいる皆さんにお勧めの1冊です。
こんにちは、スタッフあまりんです。
『ドラえもん のび太の日本誕生』という映画に、
かぶを開けると食べたいものが出てくる秘密道具が出てきます。
子供のころに見てからずっとほしい道具だったのですが、
ついに技術がアニメに追いついたようです。
『クック・トゥ・ザ・フューチャー
3Dフードプリンターが予測する24の未来食』

この本では、乾燥した粉末原料を元に
食品用3Dプリンターで様々な食べ物を出力する
技術やアイデアを紹介しています。
寿司や麺類などの普通の食べ物はもちろん、
文様柄のしゃぶしゃぶ肉や建物型のお菓子、
茹でるとサナギの形からチョウ型に広がるパスタなど、
SF映画やアニメの世界にありそうな食べ物を24種収録。
食べたいときに食べたいものをその場で出力する。
この技術があれば、食糧危機や食品ロスなどの問題も
解決できるかもしれません。
食の未来に思いを馳せてみませんか?
(いちごの中で、埼玉県産の「あまりん」が一番好きで改名した
なごやの図書館スタッフ あまりん)
みなさんこんにちは、ピアノです♪
唐突に質問です!ゲームは好きですか?
私については興味ないかもしれませんが私は好きです。
今年はいろいろと注目のソフトが目白押しで今からワクワクしているピアノです!
『フェミニスト、ゲームやってる』です。
さまざまなゲームについて著者の近藤さんがフェミニズム的視点から解説してくれている面白い本なんですよ♪
さてこう聞いてあなたはどう思いましたか?
タイトルに「フェミニスト」って入っているし興味ない・難しそう、とかゲームやらないしなぁとか思いましたか?
でもそれって「読まず嫌い」をしているかもしれませんよ!本当は読んだら面白い本だったのにタイトルだけで避けてしまっていたとしたら、そんなにもったいないことはないですよね?
もし興味のあるワードが一つでもタイトルにあるならまず目次を見ることをお勧めします!ではここでこの本で取り上げられているゲームをいくつかご紹介しますね。
まず「ピクミン4」。これは知っている人もプレイしたことがある人も多いのではないでしょうか?この本によるとこのゲームは「労働という行為がもたらす快楽と破壊が描かれている(p.18)」だそうです。え、どういうこと?と思ったあなたはぜひ本を読んでくださいね。
その他にも「スプラトゥーン3」や「アンパッキング」「ドラゴンクエストⅥ」など有名どころからコアなゲームまで盛りだくさんです。
ちなみに私がこの本で取り上げられていてうれしかったゲームはMOTHER2です。知ってますかこのゲーム。スーパーファミコンで発売されて、今では様々なグッズ展開もされていて、最近ではニンテンドーオンラインでもプレイすることが可・・・
ゴホン。えー、まあ私のオススメゲームのことは置いておきまして。
今まで何気なくやってきたゲームについてこんな視点から考えることもできるんだ!と新たな目が開かれるようなこちらの本、ゲーム好きの人はもちろん、フェミニズムってそもそも何?と思っている人もぜひ一度「読まず嫌い」せずに読んでみてはいかが?
(なごやの図書館スタッフ ピアノ)
こんにちは、スタッフあまりんです。
万博ロスの方に朗報!
現在、曙館3Fしろとり図書館では
ミニ展示「万博・知の余韻」を開催中です。
2025年10月13日に閉幕した大阪・関西万博。
始発の電車に乗り、日傘をさして並んだ東ゲート。
夏の暑さや雨から守ってくれた大屋根リング。
リングの上から見た、
どこまでも続く広い空と美しい夕焼け。
一番長くいた気がする氷のクールスポット。
おいしくて3回も食べたラミントン。
名前しか知らなかった国の文化や風景。
マップうちわの裏に世界を巡るように集めたスタンプ。
視界いっぱいに広がる大迫力の没入型映像。
いろいろな思い出ができましたが、
パビリオンの中でも特に心に残ったのは、
「シグネチャーパビリオン」でした。
今回は、そのプロデューサーたちが書いた本を集めてみました。
読書を通して、もう一度万博の世界に遊びに行きませんか?
(なごやの図書館スタッフ あまりん)
「みんなちがって、みんないい」
この言葉をふと耳にすることは、ありませんか?
この「みんなちがって、みんないい」のフレーズは
大正時代から昭和にかけて活躍したの童謡詩人 金子みすゞの
『わたしと小鳥とすずと』の一節にあるものです。
見えない窮屈さに生きづらさを感じている人の多い今の時代。
他者を認め合う多様性を謳い、また自然や小さき生き物たちを愛し、
日常にそっと寄り添うみすゞの詩は
現代社会を生きる多くの人たちの心に響くものだと思います。
現在、大学生活支援室と図書館では「金子みすゞ詩集フェア」を開催中です。
やさしく包み込んでくれるような、それでいて凛とした世界が広がっている
金子みすゞの世界をぜひ味わってください。
〈開催期間〉
■名古屋キャンパス 希館2F 大学生活支援室 10月13日(月)~11月10日(月)
曙館3F 学術情報センター(図書館)10月13日(月)~10月29日(水)
■瀬戸キャンパス 図書館 10月31日(金)~11月10日(月)
大学生活支援室では、閲覧&学生生活に関する相談を受付中です。
図書館では、閲覧・貸出ができます。(特別しおりも限定配布中です)
(なごやの図書館スタッフ つぶあん)
こんにちは♪ あかトマトです。
皆さんは何気ない毎日を大切に過ごしていますか?
「何気ない毎日」なんだから、特に大切だなんて意識していない方が多いのではないでしょうか。
若い方なら尚更...でもまだ15歳の少女をある日突然病魔が襲ったこちらの作品を読むと、この何気ない毎日を大切に過ごそうと思うかもしれません。
『1リットルの涙』
難病と闘った少女、木藤亜也さんの日記...有名な作品ですので、内容は割愛させていただきますが、こちらは高校生の娘が読書感想文の課題図書に困っていたので薦めてみました。
同じ年頃の女の子として、いのちの大切さ、何気ない毎日の大切さがきっと伝わったことと思います。
そして私自身は今回は母としての立場から、こちらも読んでみました。
優しく、強く、笑い合い、苦しみながら亜也さんを支え続けたお母さんの手記です。
しろとり図書館に所蔵していますので、よろしければ是非ご一読ください。
でも通勤通学の電車内では読まないほうがいいかもです...涙が止まらないですから💦
どちらの作品も、健康な私たちが忘れがちな大切なことを教えてくれます。
(名古屋の図書館スタッフ:あかトマト)
ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
皆さんは普段遊ぶとき、友人たちと遊びますか?それともひとりで遊びますか?
今回ご紹介するのは、ひとり遊びの楽しみ方についての本です。
『ひとりあそびの教科書』
ランニング、虫捕り、旅、コレクションなど、一人だからこそ楽しめる遊び方が紹介されています。
特に私が魅力を感じたのは、「小さなひとり旅」でした。旅行というとつい遠方に行って観光地などを見て回るものだと考えてしまいがちですが、この「小さなひとり旅」は1・2時間ほどで行ける距離にお気に入りの場所を見つけ、その場所を繰り返し訪れる、というものです。少しだけ離れた場所にお気に入りの場所を見つけておくと、ひとりで過ごす休日に退屈しないし、自分の暮らす世界の見え方も変わってくるそうです。それにこの「小さなひとり旅」の楽しみ方が身に付いてくると、遠方に旅行した時の楽しみ方も広がる、とのことです。
いつも友達と集まって遊ぶのが好きな方はもちろん、もともとひとり遊びが好きな方にもおすすめの一冊です。
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)
