現代を生きる若者にぜひ是非ご推薦する一書です。
激動する社会の中で「当り前」を疑い、異なる価値観や文化をどう理解し、
どう共に生きるか考える力を養います。
本文では様々な問題を網羅的に取り上げ、奨学金問題、人間関係、戦争や
インターネットの自由、グローバル化、経済活動等、身近でリアルなテーマを
社会科学の観点から解きほぐし、未来を切り開くための![]()
「知」とは何か?について語られます。
大学生や社会に出る前の若者にとって、
世界を広く柔軟にみるための羅針盤となるでしょう。
(しろとり図書館スタッフ 東空)
みなさんこんにちは、ピアノです♪
今回ご紹介する本は『ある行旅死亡人の物語』です。
この本のタイトルにも入っている「行旅死亡人」という言葉をご存じでしょうか?「病気や行き倒れ、自殺等で亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語(本書より)」だそうです。
ある一人の行旅死亡人となってしまった女性の素性を二人の記者が明らかにしていく物語。周囲との関係をほぼ持たず、一人古びたアパートで40年近く暮らしていた彼女。まるでお金がないかのような生活をしていたにもかかわらず、約3400万の現金を所持していた。他に残されていた物にあったのは、意味深な星形のペンダントや数枚の写真。さらに興味深いことに写真には謎の男性が映っていて...。
わずかな手がかりから記者たちは彼女について調べを進めていくが、一行にその実態がつかめず、謎は深まるばかり。調べ物のプロである記者さんたちが調べられないような女性、と聞くだけで興味がわきませんか?![]()
さて、ここまでこの本についてお話してきました。ミステリー小説なのかな?もしかしてホラー小説?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここまでこの本のジャンルをお伝えせずすみませんでした(意図的だったのです。ホホホ)
この本はなんと「ノンフィクション」なのです!!
こんなにミステリー要素が強い本当の話が現実にあるのだ、と私も読んで驚きました。読んでいる最中何度も「え、これって本当に本当の話なんだよね?」と思ってしまいました。物語中盤では謎が深まりすぎて、どういう展開になっていくのだろうと一人ハラハラしたり、解決の糸口が見つかってくるとこちらまで嬉しくなったり。とても楽しい読書体験ができました。
なぜ彼女はそんな大金を持っていたのか、彼女の過去に何があったのか。
この謎の行旅死亡人の正体とは!?ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね♪
「事実は小説より奇なり」この言葉をふと思い出してしまうような本でした。
(なごやの図書館スタッフ ピアノ)
こんにちは、もくもくです。
今回ご紹介するのは、『たんぽぽのお酒』です。
1928年イリノイ州にあるグリーンタウン(架空の街)にまた夏がやってきます。
いつもと同じ夏の始まり、でもその年にダグラス少年が見つけた、生きている実感や喜び
人生に忍びよる陰。町で起こった様々なできごとが、その夏を特別なものにして
たんぽぽのお酒のなかに次々と詰められていきます。
そして訪れる秋や寒く冷たい冬に、このお酒の栓をあけ、あの夏の日を思うのです。
著者の作品は比喩が多いためか、イメージがとても広がり、特にこの物語では色や香り、
空気の質感が伝わってくるのも印象的です。
夏休みの終わりが近づいた時の、どこか感傷的な気持ちを思い出す素敵な物語です。
(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)
ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
みなさんは「BIG ISSUE」という雑誌をご存じですか?
この雑誌はホームレスの人の自立支援として刊行されている雑誌で、通常は路上販売者の方から購入することができます。
雑誌の価格の半分が直接販売者の方の収入になり、それを元手にまた雑誌を仕入れて販売する、という仕組みになっています。単なる救済ではなく仕事を提供し自立を応援する事業として1991年にイギリスで始まり、日本では2003年に創刊されました。
雑誌のコンセプトとして「誰もが排除されない、すべての人が生きやすい社会、特に若い世代が希望をもって生きられる社会を作るのに役立つ情報発信をします。(BIG ISSUE日本版公式ホームページより)」とあるように、各界著名人のインタビューをはじめ、政治や環境問題、ジェンダー、国際事情などの様々な社会問題についてや、旬の映画や音楽などのエンターテインメントについてまで幅広い話題が取り上げられていて、薄いながらも読みごたえたっぷりです。
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現在、愛知県内では名古屋駅付近に販売者の方がいらっしゃいます。実際に見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
名古屋学院大学ではこの雑誌を定期購読していて、毎号閲覧することができます。バックナンバーも1年間ほど保管していますので、気になった方はまず図書館で手に取ってみてください。
「BIG ISSUE日本版」公式ホームページ
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)
皆さんこんにちは、
春夏秋冬、季節のイベントは大好きだけど
できれば年中18~26℃くらいの気温で
雨は降っても湿気の少ない
そんな楽園で暮らしてみたいおはぎです。
今回は楽園とタイトルにつくこちらの本をご紹介

『楽園の楽園』伊坂幸太郎著
大規模停電、強毒性ウィルスの蔓延などが立て続けに発生し、
混乱に陥った世界。その原因は謎の人工知能『天軸』の暴走か。
五十九彦、三瑚嬢、蝶八隗の三人は、
人工知能の開発者が描いたという巨大な樹の絵画『楽園』を手掛かりに、
暴走する『天軸』の所在を探る。
そして三人のみたものは...
楽園とは...
そんな壮大で、ファンタジーだけれど
割と身近にも感じられる要素が満載のお話です。
短編なので、サクッと読めちゃうのもおススメポイント!
そして読後はちょっと余韻が残るというか
いろいろ考えさせられます
名古屋キャンパスの図書館にありますので
ぜひ読んでみてください。
(なごやの図書館スタッフ:おはぎ)
こんにちは、ポテトまるです。
皆さんは夜空の星を見上げることはありますか。
私は、満天の星空をいつかはこの目で見てみたい!とは思いながらも、
今まで中々機会にめぐまれずにいます...。
そんな中ふと、今までは漠然と夜空に輝く星たちを見たいな。と思っていたのですが、
星座や星の明るさについてなど、星に関する知識はあまり持っていなかったので
知っていた方が楽しめるかも!と思い、いい本はないかな、と探していた時に見つけたのが
こちらの『星のきほん』という本です。
星はなぜ光っているの? 宇宙に星は何個あるの? 毎日星が動くのはなぜ? といった疑問をイラストを多く用いて、基本的な知識をやさしく、しっかりと見開き1ページで紹介しています。
誰もが抱いたことのあるような疑問について紹介しているので、興味を持ちやすく楽しんで読むことができました。
この本を読むと、皆さんもきっと夜空の星を見上げたくなるのではないでしょうか。

(名古屋の図書館スタッフ ポテトまる)
皆様「国宝」という映画をご覧になりましたか
2025年を代表する話題の映画のひとつではないかと
いわれているそうです
歌舞伎界に青春を人生をささげることになった
立場の違う二人の青年の姿を美しく狂おしく
描いた作品です
この映画の原作が本学図書館にもあります
映画を観た方も観ていない方も
読んでみてはいかがでしょうか
また、この映画を観た方の中には本物の歌舞伎を見てみたい
という思いに駆られた方もいるのではないでしょうか
ぜひ大学生のうちに一度劇場で
生で、歌舞伎を観てもらいたいと思います
私も学生時代、講義の一環で実際に
歌舞伎を観たことがあります
名古屋御園座がまだ改装される前のことで
当時は先生のつてもあってか学生券で
通常より格安で観覧ができました
その後、先生からの案内があるたび
できる限り行くようにしていたのを覚えています
歌舞伎に限らず能狂言、文楽など
浅学ながら色々観にいきました
縁あって当時の文楽の人間国宝吉田文雀さんに
直接舞台裏でお会いできたのもいい思い出です
人間どこにチャンスが転がっているかわかりません
日本の伝統芸能にあなたも触れてみませんか
(図書館スタッフ:るん)
映画化やドラマ化された作品も多く知名度の高い作家、宮部みゆき。
社会派ミステリー作家というイメージが強いが、時代物なども幅広く手掛ける。
最近は、面白いけど現代の世相を反映してやや暗い内容に感じる。
個人的には、初期頃の作品が特に良いと思っている。
そんな作品を紹介したい。
休職中の刑事は、遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者の行方を捜すことになった。
いったい彼女は何者なのか? 謎を解く鍵は、凄惨な人生に隠されていた。
余白を残したラストが気に入っている。
(瀬戸のスタッフ:emirin)
こんにちは、ポテトまるです。
今回は、『地雷グリコ』という作品を紹介します。
このお話は、女子高生が風変わりなゲームに次々と巻き込まれていく本格バトル小説です。
いったい風変わりなゲームってなに?と思いますよね。
実際に例を挙げると、多くの人が子供のころ遊んだことのあると思われる、じゃんけんをし、勝者が階段を進んでいく"グリコ"をアレンジしたもので、階段の途中に地雷装置を仕掛け、相手にいかに地雷を踏ませるか戦略を練りながら、ゴールを競う「地雷グリコ」というゲーム。
このゲームは、ただじゃんけんをするだけではなく、相手が何を出すのかや、どこで何回相手に勝たせるかなど様々に思考を巡らせ、相手が仕掛けた罠の位置を読みあいながら戦うという、とても頭を使うゲームになっています。

このほかにも「だるまさんがころんだ」や「ポーカー」など誰もが知っている遊びに独自ルールを加えたゲームがたくさん出てきます。
頭脳バトル小説と銘打っているだけあって、ゲーム中の駆け引きが高度。何気ない会話の中にも策略が潜んでいたりしたので、理解しながら読んでいくのは中々大変でした...。
ですが、読者も登場人物と一緒に勝負を見守りながら先の見えないハラハラとした緊張感を味わうことができて、楽しく読むことができました。
ゲームが好きな方など、普段小説は読まないという人にもおすすめの一冊です!
(名古屋の図書館スタッフ ポテトまる)
こんにちはおはぎです
本学はキリスト教系の大学ですが
中には元々キリスト教徒でない学生も多くいます
そうした学生にもキリスト教関係の講義を受ける機会があり
ここで初めて聖書に触れる方もいるのではないでしょうか
聖書は世界で最も読まれている本、と言われています
その聖書とはなにか、どんなことが書かれているのか
わかりやすく解説した本もいろいろあります
今回はそんな一冊を紹介します
聖書というと思い浮かべるのはキリスト教の
旧・新約の聖書が多いかと思いますが
これは聖書の一部であること
旧約聖書と新約聖書のそれぞれに
どんなことが書かれているのかを
図解付きでわかりやすく
解説してくれます
聖書を実際に読む前に、または読んだ後のまとめにも
こちらも併せて読んでみてはいかがでしょうか
(なごやの図書館スタッフ おはぎ)
