みなさんこんにちは、ピアノです♪
今回ご紹介する本は『コミックマーケットへようこそ:準備するから準備会』です。
「コミックマーケット」あるいは「コミケ」と言えばアニメや漫画が好きな人はもちろん、そういった物に馴染みのない方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?年によっては開催をニュースで報じられたりしていますしね♪
知らない方のために簡単に説明すると、コミックマーケットとはあらゆる作品の二次創作物を個人や大学サークルあるいは企業さんまで、ありとあらゆる方々が制作し販売しているイベントです!
固く言うと「同人誌を中心とする自費出版物の展示即売会」です。街中でよく行われている市場やマーケットの「コミック版」とイメージしていただければわかりやすいのではないかと。
このイベントに出店する人たちはこの日のために寝る間も惜しんで準備をし、当日を迎えています。そして購入する側もこの日を待ち望んでいる、そんなイベントなのです。
しかしイベントの開催には出展者と購入者の両者だけでは成り立ちません。そう「スタッフ」の力が大きいんです!イベントを裏から支える彼らをクローズアップした本こそ、今回私がご紹介する本であります!(前置きが長くなってしまいました)
さて、こちらの本を読んですぐ表が出てくるのですが(p.20)なんとこちらスタッフの組織図なのです。まるで企業みたいなのでぜひ自分の目で確かめてみてくださいね!驚くこと間違いなしです。
この本の著者おーちようこさんがこの他にも驚きポイントを冒頭で語っていますが、この本を読んだ人なら多かれ少なかれ同じ感想を持つと思います。一部をご紹介すると、
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・スタッフ数は約3000人!
・全員ボランティア!
・3000人で75万人の参加者を迎えている!
ニュースでも取り上げられるような、世界でも有名なイベントがボランティアスタッフで成り立っていたとは・・・驚きですね。
そんなスタッフたちのお仕事内容は私たちの想像をはるかに超えるほど膨大です。その全容を知りたい方はぜひご一読を!
そしてスタッフの方々からのメッセージには必ずと言っていいほど「興味があったら一度スタッフ登録をしてみてください」という一文があります。東京開催のイベントですが県外から泊りでの参加も多いそうですよ!この本を読んだ数年後にはあなたがスタッフの一員として会場にいる・・・な~んてこともあるかもしれませんね♪
そうなったら私としては本を紹介した甲斐があったというもの!いつかそんな素敵な報告が図書館にやってきたら・・・カウンターでいつでもお待ちしています(^^)/
(なごやの図書館スタッフ ピアノ)
こんにちは、スタッフあまりんです。
新しく入荷した漫画の中から、ぜひ一度読んでほしい本を紹介します。
文化庁メディア芸術祭新人賞や「このマンガがすごい!」第1位など、
過去に数々の賞を受賞した作品です。
主人公は中学2年生のナツ。
ちょっと不思議な友達・ちーちゃんと過ごす日々の中で、
ナツは嫉妬や劣等感、罪悪感など、黒い感情に揺れながら成長していきます。
「欲しかったはずのものを手に入れても、心は満たされない」
そんな経験、あなたにもありませんか?
この作品には、思春期のもやもやだけでなく、
地方の閉塞感や貧困、発達特性など、現代社会のリアルが静かに描かれています。
読後、胸の奥に小さな痛みが残るかもしれません。
でもその痛みが、きっとあなたの心に何かを残してくれるはずです。
1巻完結で、すぐ読める作品です。
気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。
(なごやの図書館スタッフ あまりん)
みなさんこんにちは♪
あっという間に12月、もう少しで2025年も終わりですね!
気づいたら年が明けていそうです・・・。
さて、ただ今ひびのライブラリーではミニ展示「奇跡を覗き見 展」を開催中。
自分や周りで奇跡を体験した方はいるでしょうか?
「そんな簡単に奇跡なんて起きないよ!」
と思われるかもしれませんが、意外と我々の知らない所では起こっているようです。
意識するだけで物の見方は変わってくるもの。
どれか一冊でも覗き見することで、奇跡に対する感度を上げていきましょう!
「奇跡」と名の付く本がここに10冊。
みなさまを奇跡が起こる世界へご招待いたしましょう。
ひびのライブラリーにてお待ち申し上げております。
(なごやの図書館スタッフ ピアノ)
ブルージェイズ対ドジャースの第7戦を観ましたか?
3勝3敗で迎えた第7戦。同点で迎えた9回裏、山本由伸投手は一死一、二塁の場面でマウンドへ。
最初の打者は死球、一死満塁と絶体絶命のピンチ・・・。
ひりつくような緊張感の中で山本投手は後続二人を抑え、
更には延長11回まで投げ切り、ドジャースはワールドシリーズ初連覇を成し遂げました。
試合後のインタビューに山本選手はこう答えました。「無心で投げた」と。
ここ一番の大事な場面にどれくらいの人が「無心で」いられるでしょうか。
大切な舞台、プレゼンテーションで結果を出すための集中力はどうすれば身につくのか。
集中状態である「ゾーン」とは何か。
瀬戸図書館展示『ZONE』開催中です。
開催期間:2025年11月17日~2026年1月30日(金)
(瀬戸図書館スタッフ とら猫探偵ミロ)
ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
警察小説はミステリではメジャーなジャンルで、様々な切り口の作品が数多く存在します。
今回ご紹介するのは、その中でも異色の警察ものです。
『機龍警察』
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〈あらすじ〉
機甲兵装と呼ばれる近接戦闘兵器が普及し、組織犯罪が凶悪化、大規模化するなか新設された警視庁特捜部は、最新鋭の機甲兵装である〈龍機兵〉を導入し、搭乗員として3人の傭兵を警部待遇で雇った。
特捜部の刑事たちと〈龍機兵〉が連携して、国内外を揺るがす凶悪な犯罪に立ち向かう人気シリーズ第一作目。
現実の国際情勢や社会問題とリンクしたテロや犯罪の生々しさと、迫力あるアクションシーンの数々は読みごたえたっぷりです。
今までにシリーズ長編6作と短編集1作が刊行されていて、さらに最新作がハヤカワミステリマガジンにて連載中です。シリーズを追うごとにどんどん面白くなっていくので、気になった方はぜひ続きの作品もチェックしてみてください。
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)
こんにちは、ポテトまるです。
学生時代に習った日本史の内容どのくらい覚えていますか?
日本史が好きな人は、細かな部分まで覚えていると思いますが、私含め日本史がそこまで得意ではなかった人は、結構忘れていたりしませんか?
私は、学校で使っていた日本史の教科書の文章が頭に入ってこなかった印象があります。
大河ドラマを見たりすると、同じ人物でも描かれ方が違っていたりして、本当はどんな人物だったのかを知りたくなった時に、専門書は中々手に取りづらいな...と思っていました。
そこで見つけたのが『面白すぎる!日本史の授業』
これは、日本史の有名な人物や事件の内容が「超現代語訳」で書かれています。
非常にかみ砕いた言葉で書かれているので、読みやすいです。
また、パートごとにしっかりとした解説も載っていますので、歴史好きの方も面白く読める内容になっています。
しろとり図書館に所蔵がありますので、ぜひ借りてみてください!

(名古屋の図書館スタッフ ポテトまる)
こんにちは❣ あかトマトです。
突然ですが、皆さんは老後に住んでみたい場所はありますか?
お若い方にはピンとこないかもしれませんが、ある程度の年齢になると、ふと考えてしまうものです(笑)
私は息子が大学進学の際に引越した長野県の松本市がいいなぁと思っています♪
食べ物はおいしいし、空気はきれいだし、国宝松本城もあるし...中心街からさほど離れなければ、医療機関やお店にも困りません。
程よく田舎、程よく都市、お友達が遊びに来るときも、ちょっとした観光スポットや温泉旅館も充実しています!
まぁ老後に暮らすかどうかは別にして、国内旅行の候補地の一つにでも加えていただけると嬉しいです♬
そんなときに参考になるこちらをご紹介しておきます。
『安曇野・松本:上高地 5版』(ことりっぷ)
こちら、私は個人的に購入し、昨年安曇野旅行の時のお供にしました。
実際に載っていたガラス工房や、美術館に行ってきましたが、どれも楽しかったですよ☆
この他にも図書館にはことりっぷシリーズがたくさんありますので、是非ご利用くださいネ!
(名古屋の図書館スタッフ:あかトマト)

