こんにちは、スタッフゆまたろうです。
今回は、『君の膵臓をたべたい』の著者の最新作を紹介します。
『告白撃』
本の帯にはこうありました。
「親友に告白されたい。そして失恋させたい。」
なんとこの物語の主人公(30歳目前で結婚を控えた女性)、
自分の事を好きに違いない(と思っている)男友達を
片想いから解放してあげようと(善意で)、
彼が告白したくなる状況をあれこれ自作するのです。
そこに別の企みがある友人たちが加わり
物語は複雑に絡み合っていきます。
果たして告白は成功するのか!
彼の本当の想いとは!
主人公は自意識過剰なのでは!
...気になった方はぜひ読んでみてください。
(なごやの図書館スタッフ ゆまたろう)
こんにちは! あかトマトです☆
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
大学はもちろん「学びの場」ですが、是非キャンパスライフも楽しんで青春してくださいネ♪
では、今日は私の青春の1ページをご紹介したいと思います。
なぜそう思ったかというと、先日こんな本を図書館で見つけまして...
お若い方は知らないと思いますが、『中学生日記』は2012年3月までNHK名古屋が制作していたテレビ番組です。
実在の名古屋在住の中学生(一部高校生)が演じる一風変わったスタイルで、1話30分で毎回主役が変わります。
実は私...この番組に何回か出演しておりました!
一度だけですが、主役もやらせていただきました。
ディレクターさんからお電話で「台本取りに来てください。今回主役だからね。」と言われた時は、お恥ずかしながら少しでもかわいく見えるように、鏡の前で笑顔の作り方を練習したり、「セリフたくさん覚えなきゃ!」と、張り切っておりました♪
しかしながら、いざ台本を読んでみると...私は担任の先生を毛嫌いして、終始ブスっと睨みつけて無視する役でした。
よってセリフも少なく、笑顔の練習なんて全く必要ない役どころで...思春期の私にはちょっと残念だった記憶があります。
それでもスタジオはもう一つの学校に通っているような特別な時間が流れ、仲間たちや優しいスタッフさん達と過ごした日々は本当に楽しくて、今でも私の宝物です!!
本の紹介とは話が変わってしまいましたが、昭和の現役中学生のリアリティを追求した番組について書かれたこの本は、現代の中学生やテレビ番組と比較してみてもおもしろいかなぁと個人的には思いました。
興味のある方は、ぜひ一度読んでみてくださいネ☆
(名古屋の図書館スタッフ:あかトマト)
新学期が始まりましたね。
図書館では、春休み中に電源コンセントを増設しました。
個人ブースに
長机
下の写真に写るすべての席に、コンセントが設置されています。
ノートPCなど、学習や研究に利用する機器にぜひご活用ください。
ただし、短時間であっても充電したまま席を離れないようにお願いします。
(なごやの図書館スタッフ ゆまたろう)
新入生のみなさま、ご入学おめでとうございます!
在校生のみなさま、新学期スタートですね!
ここからの一年、楽しいものとなりますよう
応援しています
図書館からの応援といったらやっぱり本との出会いです
名古屋キャンパス曙館3階の図書館では現在
★「十冊十色展」を開催中です★
本には様々な色の表紙があります
そんな本の「色」に着目し集めてみたら
多彩なジャンルの本が集まってきました!
お好きな色の表紙で選ぶもよし
好きなジャンルで選ぶもよし
直観で手に取ってみてはいかがでしょうか?
◆企画展示「十冊十色展」
◆場所:名古屋学院大学 名古屋キャンパスしろとり
曙館3階 学術情報センター(図書館)
◆期間:2025. Spring & Summer
(なごやのスタッフ :るん)
劇団四季劇場で上演されていたミュージカル『バケモノの子』を鑑賞しました。
今から10年程前に公開された細田守監督の同タイトルアニメーション映画が原作です。
どんなお話かザックリいうと・・・この世の中には、我々人間の世界とは別にバケモノの世界が存在していて、偶然バケモノの世界に迷い込んだ孤独な少年が、バケモノ達に愛され見守られながら成長していく・・・という物語です。
面白いのは勿論ですが『自分とは何者なのか』『自分は何を信じて生きていけば良いのか』など、成長していく上で誰もが感じる「自分と向き合うこと」の意味に光を当て背中を押してくれる感動の物語です。
生の舞台は迫力があるし最新の舞台美術でアニメ版『バケモノの子』のイメージを崩すことなく、綺麗で見事な演出をされていてとても感動しました。
実はこの原作のアニメ版DVD、なんと瀬戸図書館にもあるのです。
「誰だってみんな等しく闇を持っている。でもその闇に吞み込まれてはいけない。」
「忘れないで。私達いつだって、たった一人で戦っているわけじゃないんだよ。」
「胸の中で剣を握るんだよ。」
(私の心に刺さったセリフです(^_^;))
楽しい中にもとても奥の深いこの物語、ぜひ瀬戸図書館でDVDを視聴して感動で胸いっぱいになっていただけたらと思います。
(瀬戸図書館スタッフ:かるみあ)
こんにちは、ポテトまるです。
今回は、2023年の「このミステリーがすごい!」大賞の大賞受賞作である『名探偵のままでいて』を紹介します。
かつて小学校の校長だった祖父は現在、幻視や記憶障害といった症状の現れる、レビー小体型認知症を患っています。そんな祖父に、小学校教師である楓が自分の身の回りで起きた事件(密室殺人、人間消失、幽霊騒動)の話を話すと、レビー小体型認知症とは思えない程の知性であっという間に事件を解決してしまう、という内容です。
話を聞くだけで解決してしまうので、安楽椅子探偵もののような形で推理していくんですが、普通の推理の方法とは違い、病気の影響で見る"幻視"の中に事件の真相が映像として本人には見えているというのが、他ではあまりなく面白いなと感じました。
さらに、主人公の周りの人間関係の変化もこのお話の面白いポイントだと思います。
「これって一体どういうことなの?」とはっきりしない部分もあり、少しもやっとするかもしれませんが、そこを自分で想像することこそ小説を読む醍醐味ですよね。
さすが大賞を受賞したとあって、素晴らしい作品でした。
続編も出版されているということですので、気になった方は是非読んでみてください。
(名古屋の図書館スタッフ ポテトまる)