・朝起きても昨日の疲れが抜けない
・講義中に眠くなってしまう
・そもそも寝不足...週末はついゴロゴロ...
日本では若者でも「疲れている」と感じている人は
かなり多いのだとか
私たちは「運動」や「食事・栄養」については
学校などでも学ぶことはありますが
「休養・休み方」については案外学ぶ機会がありません
それどころか、休むことは怠けている、なんて言われたことありませんか?
そこで、改めて「やすむ」とはどういうことか
考えてみた本があります
『休養学 : 「休み方」を20年間考え続けた専門家がついに編み出したあなたを疲れから救う』
この本は
人はなぜ疲れるのか
どんな休み方をすれば、効果的に疲れが取れるのか
こうした疑問に向き合いながら
休養を7種類に分類して
疲れを取る方法を探っています
お疲れのアナタにおススメの一冊です
(図書館スタッフ:るん)
秋学期も始まり、急に秋めいてきた今日この頃...
曙館3Fしろとり図書館では、「本屋さんツアー展」が始まりました❣
こちらでは6月に開催したイベント「本屋さんツアー」で学生17名の皆さんが選んだ本たちを展示しています。
学部も好みも違う学生により選書された本なので、分野も多岐に渡り、それでいて学生目線で選ばれた本ならではの活気あふれる展示となっています!
参加者の皆さんの「読書のススメ」もあります。
↑こちら側は、自己啓発本や小説などを並べました。
↑こちら側は趣味や勉強にも使える本です。
景色のシリーズもあり、見た目にも美しい展示になっています。
↑文庫本もそろっています。 ↑このポスターが目印です♪
「読書の秋」です!
こちらの展示なら、きっとあなたのお気に入りの1冊に出会えるはず...
是非しろとり図書館にお立ち寄りくださいネ☆
場所:名古屋学院大学 名古屋キャンパスしろとり
曙館3階 学術情報センター(図書館)
期間:2025 Autumn & Winter
(なごやの図書館スタッフ:あかトマト)
物の価格は需要が過剰になれば上がりますし、過少になれば下がります。一方、逆に供給が
過剰になれば下がりますし、過少になれば上がります。日本のバブル経済崩壊後の失われた
30年という期間は、異常なばかりの所謂「デフレ」が継続しました。安くてそこそこ良い物
を提供する競争となり、物の価格は上がらず、低経済成長となり、したがって個人の懐(消費)
は増えないという循環に陥って来ました。ベースアップがないという給与の現状維持が続いた
ことは、新規採用は限定的となり「就職氷河期」となった
わけです。いよいよ近年人口減少が顕著になりつつあり、
ようやく人手不足から初任給上昇に火が付き給与が上がる
という構造に転換しつつあります。購買力がつけば、物価
が上り、物価が上れば企業業績も伸びるという好循環に繋
がるという。しかしながら、今や一国だけでの閉じた経済
環境にはなく、海外取引との関係から通貨の価値の上下により輸出入量の多寡が生じ、
この多寡がまた経済の好調、不調につながる。この経済の好不調は結局のところ、古典
経済学者による「神のみぞ知る」でしかないかもしれません。しかしながら、本書
『物価を考える』においては、我々の懐そして国の懐の好循環について考えるべき要素を
多角的に余すところなく語ってくれています。
(しろとり図書館スタッフ 東空)
みなさんこんにちは、ポテトまるです。
現在、曙館3Fしろとり図書館ではミニ展示「働くということ-現代社会と労働問題-」を開催中です。
最近、「労働問題」という言葉をよく耳にしませんか?
近年、長時間労働、過労死、非正規雇用、ワークライフバランスの崩壊など、労働にまつわる問題が深刻化しています。
働くことにまつわる悩みや疑問、社会の課題は、実はすごく身近なテーマなのですが、皆さんは労働問題が実際どういったものなのかご存じでしょうか。
社会に出て働くとなったら、それらは決して他人ごとではなく身近に起こりうる問題なんです。
こうしたトラブルに合わないため、またはトラブルが起こってしまった際に対処するために、労働問題や働くうえで知っておいた方が良い知識を身につけておくことはとても大切です。
この展示を通じて、労働に関する問題を「他人事」ではなく「自分事」として考えるきっかけになればうれしいです。
ぜひ気軽に立ち寄って、気になる本を手に取ってみてくださいね。
(名古屋の図書館スタッフ ポテトまる)
先日知り合いの方からこんな話を聞きました。
周囲の人と何か違う、とずっと感じていて受診したところ、発達障害と診断され薬を処方された。薬を飲んだら初めての場所や初めての経験でも、いつも感じていた興奮やパニック状態にならず驚いたと。普通の人はこんな世界にいたんだと初めて知ったということでした。
自分の感じていることが普通だという感覚は誰もが持っていると思います。
でも普通ってなんでしょう?
ひびのライブラリーにある『不自由な脳』を読みました。
ルポライターとして多忙な日々を送っていた著者が41歳で脳梗塞を発病。
経験豊かな臨床心理士との対談で高次脳機能障害の当事者から見える世界を伝えます。
発病後の処置が早く障害の程度は軽いといわれる中、本人が感じている違和感はかなりのもの。
自分の感情が制御できない、あふれる情報に脳の処理が追い付かずパニックを起こす、など壊れた脳に混乱するのだそう。
ものを持つということはものを落とさずに持ち続けるということ。それは持続的に脳に指令がいっている状態でかなりエネルギーを使っている。それだけで消耗するため別の作業が困難だと。
買い物をして家に入ることは普段特別意識を向けない当たり前のこと―なのにそれだけで疲れ果ててしまう世界を知りました。
普段何気なくしていることは実は脳が適切に処理しているおかげ。
普通と思っていることが普通にできていることに思いを寄せてみませんか?
【図書館スタッフ:フエルトうさぎ】
こんにちは!
ただいま曙館3Fしろとり図書館では、ミニ展示「健康な体は食事から」を開催中です☆
ほんの少し暑さが和らぎ、"食欲の秋"といきたいところですが、暴飲暴食は禁物です!
健康な体は1日にしてならず...毎日の食事の積み重ねが、10年後、20年後の自分を作っているのです。
いつか後悔しないためにも、日々の食生活には気を付けたいものですネ。
でも「体にいい食事」と言うのは簡単だけど、一体何をどれだけ食べたらいいの?と思った方は、是非こちらの展示を覗いてみてください!
自分に合った食事法や、食品の知らなかった意外な効果を知ることができるかもしれません。
健康な体を作る食事で、"食欲の秋"をほどよく楽しんでくださいネ♪
ミニ展示「健康な体は食事から」は、しろとり図書館のゲートを入ってすぐ右手に展示されています。
(なごやの図書館スタッフ:あかとまと)
瀬戸図書館では
9月1日から10月15日まで教育実習お役立ち本を展示しています。
秋からの教育実習の参考になればと思います。
ぜひ一度、チェックしてみてくださいませ。
前回より少し新しい本も増えています。
以下少しだけ紹介
『これからの授業研究法入門 : 23のキーワードから考える』
『教科を越えた「書くこと」の指導 : 事実を伝え、意見を述べる力を育む』
『これからの授業研究法入門 : 23のキーワードから考える』
展示以外にも関連図書はたくさんあります。
書架棚373.7から375.8辺りを探してみてください。
皆様の教育実習応援しています。
現在、瀬戸図書館では「キミの心を支える本たちースポーツを通して心豊かに」として
スポーツ関連の本を集めた展示も行っています。
ぜひ、瀬戸図書館へ!!
お待ちしています。
(瀬戸図書館スタッフ:小豆)
みなさんこんにちはピアノです!
今日は哲学エッセイの本『水中の哲学者たち』をご紹介します。
哲学と聞いて、なんだか難しそうだからやめておこう・・・と思ったそこのあなた!ちょっと待って!
このブログを最後まで読んでから判断してみては?
ということでこちらの本、哲学の中でも「哲学対話」についてのエッセイなのですが、はて、哲学対話とは?となる人も多いはずですね。私もこの本を読んで初めて知った一人です。
いろんな人といろんな話題を輪になって話して・聞いて、明確な答えは出ないかもしれないけれど、一つのテーマをみんなで考える時間、それが哲学対話です!
テーマはいろいろで「約束は守らないといけないのか?」や「夢と現実の違いは?」など案外私たちの身近なことがテーマとなっています。こんな素朴な疑問でも胸を張って哲学してると言っていいんですよ。
普段小学校や中学校で哲学対話を行っている著者の永井さん。子供たちと行うテーマでよくあるのが「ひとは何のために生きているのか?」だそうです。
ちょっとした身近な疑問から深い疑問まで、いろんなテーマを扱う醍醐味が哲学対話にはありそうです。
「哲学」というと何を言っているのか分からない、お堅いイメージがありますが、この本では「なぜ?」と思ったらもう哲学の始まりなのだ!と私たちに語りかけてくれています。
そんなこの本の中で私が気に入っているのが「変わる」というエッセイ。「ひとの話をよく聞き、それによって自分の考えが変わること、それを楽しんでください。」という一文に心打たれました。エッセイの全容はぜひ自分の目で読んで確かめてみてくださいね!
ぜひお友達を巻き込んで「哲学対話」してみては?
(名古屋の図書館スタッフ ピアノ)
こんにちは、もくもくです。
今回ご紹介する作品は、『名画を見る眼:カラー版,1』です。
著者は長年にわたり西洋美術の研究、普及活動をリードされ、
国立西洋美術館や大原美術館の館長をつとめた方で、2024/10/17に逝去されました。
ファン・アイクからマネ、ルネサンスから印象派直前までの有名な15作品を紹介しており
初版から半世紀もたつのですが、丁寧で読みやすいうえに、
その絵画や画家の網羅的な解説は言うまでもなく、絵のもつ全体的な雰囲気や
空気感までも文章で表してしまうところが、読者を魅了し続けます。
ただ美術館へ行き作品を楽しむのも素敵ですが、社会的要請や人間関係など
色々な要素が絡み合ってそれぞれの名画がうまれたという背景を知ることで、
より楽しさが増すのではないでしょうか。
幸いにも優れた美術作品に出合える機会が色々とありますね。
その中に本書に書いてある画家があれば、出かける前に、
勿論出かけた後でも読んでみては如何でしょう。
作品との距離が前よりも近く感じられるかもしれません。
(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)
~樹木希林のことば~
樹木希林さんは個性的な女優でした。2018年にお亡くなりになるまで10年以上
「がん」と闘っておいでで、その間マネージャーもなし、自宅のファックスにて仕事
の依頼を受け、撮影現場までは自からの運転で出かけるというワン(ウー)マンプレー。
自宅は都内の大きなお屋敷であったようですが、早くから断捨離に努め、ほとんど
身軽な生活であったようです。演技スタイルはどちらかといえばコミカル、そして
どちらかといえばシニカル(冷ややか)、そして目つきは怖い。
ただ、ご本人のお言葉を伺えば、随分以前から達観するところあり、自分を身の丈
より大きく見せることはなく、どちらかといえばありのままに表現することに心がけ
た女優人生であったようです。
そんな修行僧(尼)のような生き様の彼女の日々の思いと言葉がここに綴られています。
(しろとり図書館スタッフ 東空)