<06>図書館スタッフ: 2024年8月アーカイブ
コミュニケーションが大切だと言われる昨今ですが
皆さん、自信ありますか
私は大の苦手です
いくつになっても自信なんて持てないままです
図書館の仕事なら本に向き合っていればいいんじゃない?
なんて、世間一般には思われていそうですがとんでもない
図書館のカウンターには日々、学生の皆さん、先生方、大学の職員、
そして学外の利用者さんや業者さんもやってきます
常連さんばかりではありません、一期一会の方もいらっしゃいます
そんな皆さんを相手に本の貸し借りだけでなく
質問に答えたり、本探しのご相談を受けたり...
時には
講義にお邪魔して図書館の利用方法や検索の仕方を
大勢の皆さんの前でご紹介することもあります
そんな時はいつも
緊張して震えあがりながら人前に立っています
そんな日々の中、こちらの本を見つけました
『「人前で話す」怖さを消す方法 : 話し方が変わる45のプチレッスン』
フリーアナウンサーの坂野典子さんがその経験から
思いを口に出して伝えることの大切さや、
上手に話さなくても失敗しても大丈夫だということを教えてくれる本です
簡単な言葉で、どこからでも読めるよう工夫されています
この本を読んで、少し心が軽くなったような気がしました
それでも現実はなかなか、思うようにいかないものですが...
人前でのやり取りに苦手な気持ちがある方に
この本が届いたら良いなと思います
(図書館スタッフ:るん)
ミステリーを始め、幅広いジャンルで活躍する赤川次郎。
多くのミステリー小説シリーズが人気で、あまりにも有名な作家である。
テンポ良く会話が進んで、読みやすい文章。
気に入ったシリーズが見つかると、つい次々と読んでしまう。
シリーズといっても、順番に読まなくても大丈夫。
中でも長く愛される「三姉妹探偵団」シリーズを紹介したい。
タイプの違う美人三姉妹。三姉妹の動くところ、なぜか事件が起こる。
魅力的な三姉妹が、各自の特徴を生かして毎回大活躍!
(瀬戸の図書館スタッフ:emirin)
ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
昨年、日本での上演40周年を迎えたミュージカル「キャッツ」
名古屋でもロングラン上演していましたね。
数年前には映画にもなったので、そちらを見た方もいらっしゃると思います。
このミュージカルの原作、実は詩なのです。
『キャッツ : ポッサムおじさんの実用猫百科』
T.S.エリオットによる詩にアンドリュー・ロイド・ウェバーが曲を付けたものが
みなさんもご存じのミュージカル「キャッツ」です。
こちらは絵本作家のエドワード・ゴーリーが挿絵をつけたもので、ダークな作風で知られる彼の他の作品とは違って愉快でかわいらしい一冊です。
詩なのではっきりとしたストーリーはないのですが、劇場猫、泥棒猫、マジシャン猫など個性豊かな猫たちがたくさん登場します。きっと一匹はお気に入りの猫が見つかるのではないでしょうか。
ちなみに筆者のお気に入りは鉄道猫のスキンブルシャンクスです。
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)