<06>図書館スタッフ: 2023年8月アーカイブ
本日紹介させていただくのは
『52ヘルツのクジラたち』です。
52ヘルツのクジラって本当にいるの?調べてみると、鳴き声が高すぎて仲間に届かない『世界で最も孤独なクジラ』と呼ばれているらしいです。心の叫びが誰にも届かない、SOSを発している誰かに気づいてあげられない、そんな体験、ありませんか。そんな聞き逃しそうな声にいち早く気づいて、最善の助けをしてくれる人、そんな出会いをしたことありませんか。そんな相手のことを、魂の番とこの本では言っています。この本を紹介してくださった方が『色んな問題が詰まっている本』だと言っておられました。まさに今、ニュースなどで見る様々な社会問題を取り上げている内容でもあります。さっと物語のように読むも良し、それぞれの問題について考えながら読むも良し、何か一つは、大なり小なり自分の体験と繋がることもあるかも?いずれにしても泣けるお話しです。そして、舞台となった海辺の家からの景色、読み終えた私には眩しく輝いた美しい入江?そんな気がしています。
★『52ヘルツのクジラたち』は瀬戸図書館にあります。
(図書館スタッフ:小豆)
話題の絵本。実話と知って驚いた。
飼育員の発想が素敵。そしてその発想ができるのがすごい。
タンゴの家族はちょっと違う。
でも、他のペンギンたちや人間の私たちと同じように幸せな家族。
あまり内容に触れてしまうと面白くなくなってしまうので...とにかく読んで欲しい。
(瀬戸のスタッフ:emirin)