<06>図書館スタッフ: 2014年5月アーカイブ
暗めで、繊細、ひとりでいることがだいすき。
そんな人におススメしたい本がこちら。
俳優、音楽活動、執筆業といろんなジャンルで活躍している星野源さんのエッセイ本です。
このエッセイには、彼の哀しくも(?)可笑しみのある日常や幼い頃の思い出話が
綴られていて、おバカだなあとクスッと笑わせられ、時々ホロリとさせられます。
星野さんはかなり人見知りで、ネガティブ気質のようですが、
そんな繊細な心の機微の持ち主だからこそ
たくさんの創造力が生まれるんだろうな、と思いました。
ちなみに、星野源さん主演の映画 『箱入り息子の恋』 もオススメですよ。
"恋愛免疫ゼロの公務員男子と盲目の女の子との恋の話" に、泣いて、笑って
キュンキュンしました。
(なごやのスタッフ 春)
皆さま、こんにちわ!
「笑っていいとも!」というテレビ番組を知っていますか?
ある世代以上の大半の方はご存じなのではないかと思う、
有名な番組ですね!!
タモリさんの名司会で放送され、
2014年3月31日に、皆に惜しまれて終了した長寿番組です。
かくいう私も学生時代、お昼の時間に家にいることができて
テレビを見られるときはたいていこの番組をみていました。
(社会人になってからはなかなか見られなかったのですが...)
番組放送終了を前後して、このタモリさんについて
書かれた本がいろいろ出版されていますね。
最近のようにタモリさん自身について書いた本もありますが、
今までもそれと書いてあるわけでない本でも、何かの拍子に、
タモリさんをたとえに出してる小説なんかは山ほどあるんじゃ
ないかと思います。
今回はそれともちょっと違う、タモリさんも登場しちゃう、
なんだかおもしろい本を紹介したいと思います。
『ノベライズ・テレビジョン』天久聖一著
この本、いろんなテレビ番組や、CMなんかの出演者や
その周辺の人たちの視点でかかれた妄想短編小説です(笑)
あくまでフィクション作品なんですが、みんなが知ってるあの人が、
こんなこと考えてんじゃないかな的な、こんなことあったかもな的な、
ていうか、もう本人とかじゃなくなんか完全に別世界の話的な(笑)
いろんな短編がのってます。
ひとつひとつは短い話なのですぐ読めちゃいます。
もとの番組知ってるとなんとも面白い。
ぜひ授業の合間に時間ができちゃったときとか、
ちょっとした笑いに出会いたいとき、
図書館にきて読んでみてはいかがでしょうか。
(名古屋のスタッフ:るん)