オススメ本: 2025年12月アーカイブ

☆競馬の魅力☆

|

こんにちは♪ あかトマトです。

皆さんは競馬というと、どんなイメージをお持ちでしょうか?

やはり"賭け事"という側面が大きいですよね。私もつい1年前まではそうでした。

でも家族が競馬にはまったことから、テレビでG1レースを見ることが多くなり、私も競走馬の美しさと強さの魅力に取りつかれてしまいました。

ちょうど今秋の日曜劇場で、競馬の世界を舞台にした『ザ・ロイヤルファミリー』(早見和真著)が放送されていましたネ!

競馬.png

ザ・ロイヤルファミリー

こちらはしろとり図書館にも所蔵があります。

この作品では、G1の中でも「有馬記念」という年末に行われるレースで勝つことを目標に描かれています。

有馬記念は人気実力ともに兼ね備えた馬が選ばれ、その年の集大成ともいえるレースなので、ドラマの題材となるのも納得です。   

                                

                                                                                                                                               

ここからは余談になるのですが...私の推し馬は「シャフリヤール」と言います。

ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』第5話の日本ダービーで使われた映像が、21年にシャフリヤールが当時1番人気だった馬を鼻差で破った映像でした。

テロップの「出演馬」の先頭に「シャフリヤール」の文字を見たときは、ついにシャフリヤールも俳優デビューかぁ...なんて思ったものです(^^;)

そのシャフリヤールは、去年の有馬記念が引退レースでした。

くじ運悪く大外枠(中山競馬場芝2500mでは、大外枠は不利と言われています)を引いてしまい、15頭中10番人気...それでもシャフリヤールは1着の馬に鼻差に迫る2着でゴール!!

悔しかったけど、最後にダービー馬としての意地を見せた姿に、競馬で初めて涙が出ました💦

さて、今年の有馬記念12/28(日)にはどんなドラマが待っているのか!

でも馬券が当たるより大切な事は、「全ての人馬が無事にゴールに戻ってくること」です。

クリスマスから年末の忙しい時期ではありますが、皆さんもお時間あれば、是非28日に有馬記念を見てみてくださいネ~🎵

それでは、楽しいクリスマス&よいお年を...(^o^)/ あ!来年は午年ですネ~🐎

(なごやの図書館スタッフ:あかトマト)

みなさんこんにちは、ピアノです♪

今回ご紹介する本は『コミックマーケットへようこそ:準備するから準備会』です。

manga.png

「コミックマーケット」あるいは「コミケ」と言えばアニメや漫画が好きな人はもちろん、そういった物に馴染みのない方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?年によっては開催をニュースで報じられたりしていますしね♪

知らない方のために簡単に説明すると、コミックマーケットとはあらゆる作品の二次創作物を個人や大学サークルあるいは企業さんまで、ありとあらゆる方々が制作し販売しているイベントです!

固く言うと「同人誌を中心とする自費出版物の展示即売会」です。街中でよく行われている市場やマーケットの「コミック版」とイメージしていただければわかりやすいのではないかと。

このイベントに出店する人たちはこの日のために寝る間も惜しんで準備をし、当日を迎えています。そして購入する側もこの日を待ち望んでいる、そんなイベントなのです。

しかしイベントの開催には出展者と購入者の両者だけでは成り立ちません。そう「スタッフ」の力が大きいんです!イベントを裏から支える彼らをクローズアップした本こそ、今回私がご紹介する本であります!(前置きが長くなってしまいました)

さて、こちらの本を読んですぐ表が出てくるのですが(p.20)なんとこちらスタッフの組織図なのです。まるで企業みたいなのでぜひ自分の目で確かめてみてくださいね!驚くこと間違いなしです。

この本の著者おーちようこさんがこの他にも驚きポイントを冒頭で語っていますが、この本を読んだ人なら多かれ少なかれ同じ感想を持つと思います。一部をご紹介すると、

job_staff_jumper_man.png

job_staff_jumper_woman.png

・スタッフ数は約3000人!

・全員ボランティア!

3000人で75万人の参加者を迎えている!

ニュースでも取り上げられるような、世界でも有名なイベントがボランティアスタッフで成り立っていたとは・・・驚きですね。

そんなスタッフたちのお仕事内容は私たちの想像をはるかに超えるほど膨大です。その全容を知りたい方はぜひご一読を!

そしてスタッフの方々からのメッセージには必ずと言っていいほど「興味があったら一度スタッフ登録をしてみてください」という一文があります。東京開催のイベントですが県外から泊りでの参加も多いそうですよ!この本を読んだ数年後にはあなたがスタッフの一員として会場にいる・・・な~んてこともあるかもしれませんね♪

そうなったら私としては本を紹介した甲斐があったというもの!いつかそんな素敵な報告が図書館にやってきたら・・・カウンターでいつでもお待ちしています(^^)/

(なごやの図書館スタッフ ピアノ)

ちーちゃんはちょっと足りない

|

こんにちは、スタッフあまりんです。

新しく入荷した漫画の中から、ぜひ一度読んでほしい本を紹介します。
文化庁メディア芸術祭新人賞や「このマンガがすごい!」第1位など、
過去に数々の賞を受賞した作品です。

ちーちゃんはちょっと足りないkids_mushi_girl.png

主人公は中学2年生のナツ。
ちょっと不思議な友達・ちーちゃんと過ごす日々の中で、
ナツは嫉妬や劣等感、罪悪感など、黒い感情に揺れながら成長していきます。

「欲しかったはずのものを手に入れても、心は満たされない」
そんな経験、あなたにもありませんか?
この作品には、思春期のもやもやだけでなく、
地方の閉塞感や貧困、発達特性など、現代社会のリアルが静かに描かれています。
読後、胸の奥に小さな痛みが残るかもしれません。
でもその痛みが、きっとあなたの心に何かを残してくれるはずです。

1巻完結で、すぐ読める作品です。
気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。

(なごやの図書館スタッフ あまりん)

栞輪漫画へ
  • YouTube折り方動画へ

  • ※画像をクリックすると漫画の原稿が表示されます。

    蔵書検索

    アーカイブ