イベント: 2021年10月アーカイブ
こどもスポーツ教育学科の滝浪です。
対面授業となり、学生たちが集うようになりました。
滝浪ゼミ定例の読書会も10月12日に対面ででき、和やかにビブリオバトルをすることができました。
紹介された本は以下の通りです。
K:ジョン J. レイティ, エリック ヘイガーマン 他『脳を鍛えるには運動しかない!』NHK出版
A:河村茂雄『学級担任の特別支援教育』図書文化社
S:ロバート・L・スティーヴンソン『ジキルとハイド』新潮文庫
M:齋藤孝『マンガで覚える敬語』岩崎書店
私:谷崎潤一郎『春琴抄』新潮文庫
H:雨穴『変な家』飛鳥新社
I:香月日輪『桜大の不思議の森』徳間書店
W:佐野洋子『100万回生きたねこ』講談社
今週から対面がスタートしたせいか、少しみんなお疲れ気味でしたが、頑張ってプレゼンしてくれました。
今回もバラエティに富んだ本が紹介されました。
Kの本は、脳を鍛えるには運動することだと、実証実験の説明で納得、Aの本は、自分の研究テーマに重ねて紹介、Sの本は、SFの古典で傑作を熟読、Mの本は現場体験で自分の敬語力のなさに痛感して選書。
Iは前回香月さんの作品がおもしろかったので、今回も同じ作者を選択、Wの本は、みんな読んだことがある絵本で、その解釈が深かったですね、ということでチャンプ本は今回は(も?)票が割れて、僅差で「春琴抄」と「変な家」の2冊に決定。
まず「春琴抄」は私。谷崎のあまりに有名な作品ですね。
私としては大学生に読んでほしいと思い、紹介しました。
そして、Hの「変な家」は、単純に建築の本かと思ったら、完全犯罪ができる家というなんとも不気味な話でした。紹介を聞いて、みんな少し身震いしていました。
さて、今回は夏休みを挟んで、なにかと忙しい毎日を過ごした学生たちですが、なんとか本から離れずにいてくれて、ほっとした会でした。
次回をお楽しみに。
ただいましろとり図書館では「Web選書展」を開催中です。
毎年「本屋さんツアー」という、学生さんと実際に町の書店へ行き、
図書館にあったらいいなと思う本をかごいいっぱい購入するイベントをしているのですが、
今年は感染症対策のため、インターネット上で本を選びました。
就活や勉強に役立つ本だけでなく、
趣味や読み物、楽しい図鑑など幅広いジャンルの本が揃っています。
みなさんと同じ学生の目線で選んだ本なので、読みたい1冊に出会えるはずです。
ぜひ一度お立ち寄りください。
場所:名古屋学院大学 名古屋キャンパスしろとり
曙館3階 学術情報センター(図書館)
期間:2021.Autumn & Winter
(名古屋の図書館スタッフ:ゆまたろう)