管理人: 2011年12月アーカイブ
ども。今回はこの本を紹介したいと思います。
スタインベック 「ハツカネズミと人間」
短いけど心に残る名作。
でこぼこコンビのジョージとれニーの友情と、
一生懸命なのに上手くいかない現実。
映画版もあるらしいので今度チェックしてみたいと思います。
Oでした。
(名古屋の学生サポーター まめたろう)
もうあと1週間もするとクリスマスですね!
今年は奇蹟みたいな3連休。
色々楽しい計画を立てている人も多いのではないでしょうか。
私のクリスマスの予定はというと、
毎年恒例のクリスマス・コンサートに今年も参加しています。
11日は鳴海教会、18日は日進の栄聖書教会におじゃまします。
午前中に教会員のみなさんと一緒に礼拝に参加し、
午後にクリスマス・コンサートです。
歌うのは主にクリスマスの歌。それと日本の歌なども少々。
今だと、街中でもあちこちで耳にする
「あわてんぼうのサンタクロース」
「ウィンター・ワンダーランド」
「赤鼻のトナカイ」
などのにぎやかなものや、
「ホワイト・クリスマス」
「荒野のはてに」
「きよしこのよる」
などのしっとりとしたものなど。
有名なものは参加者の皆さんと一緒に歌ったりもします。
ところで皆さんは、こうした有名どころの歌にたくさんのバージョンがあることをご存知でしょうか??
色々な国の、色々な人たちが、様々にアレンジをしています。
好きな曲をいろんなバージョンで聴いてみるのも面白いかもしれませんね。
「クリスマスソングブック1・2」 児島なおみ 偕成社
まずは定番から。
他にも何冊かクリスマス・ソングに関する本が図書館にあります。
クリスマスソングを聴くだけでなく、たまには歌ったり、弾いたりしてみるのも楽しいですよ。
ぜひ、ご一読を。
来週は大学でもクリスマス礼拝が開催されます。
教会に足を運んでみるのも、ステキなクリスマスの過ごし方ではないでしょうか。
☆☆大学クリスマス礼拝☆☆
名古屋キャンパス ☆ 12月20日(火) 17:00~18:00
瀬戸キャンパス ☆ 12月25日(日) 17:00~18:00
(栞)
『深い河(ディープ・リバー)』 遠藤周作 講談社
大学でキリスト教主義教育を受けた皆さんですから、一読を薦める本です。
日本には仏教、神道をはじめとする多くの宗教があります。キリスト教は明治以降、多くのミッションスクールを設立し、東洋人である我々の生活にも、クリスマスなどのように習慣として入り込んでいます。
この作品は、インドのガンジス川を舞台として東洋人の死生観、宗教観を捉えた内容になっています。多くの登場人物の背景を語りながら、人々をガンジス河へといざないます。西洋のキリスト教と東洋の宗教観の関わりを考えるのによい本ではないでしょうか。ただ、この作品の結末に思わずビックリしますが、これも作者の隠された意図があるのでしょうか。
この本は自分で探したわけではなく、宗教部長とのお話の中で紹介されました。以前、『海嶺』について宗教部長に読後感をお話しする機会がありました。その折に、どのような本がお薦めですか?とお尋ねしたところこの作品をご紹介いただきました。
やはりその道に明るい人に聞くことで素敵な本に出合えることがあります。かつて、文学を研究されていた先生にどのような本がお薦めでしょう?と尋ねたところ夏目漱石の『夢十夜』がよいというお返事をいただきました。短い文章ですが漱石の描写は素晴らしく、このような表現を感じること、学んでおくことは、教養として重要でしょうと教えていただきました。
お薦めの一冊です。
(K.K. 経済学部)