管理人: 2010年12月アーカイブ

葉桜の季節に君を想うということ」 歌野晶午 文集文庫

 

葉桜の季節に君を想うということ.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

まずタイトルに惹かれました。

中身もとても重厚で、しかしながらあっという間に読めてしまいます。

ミステリー入門者にオススメです。

 

(mksk)

神様のボート」 江國香織 新潮文庫

 

神様のボート.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読むと落ち着きます。

まるで旅をしてるみたいな感覚になるので

読み終わってからもボーっとしてしまいます。

ゆっくり読みたいときにおすすめの1冊です。

 

(そらまめこ)

ドグラ・マグラ」 夢野久作 角川文庫

 

ドグラ・マグラ上.jpg

ドグラ・マグラ下.jpg

 

 

 

 

 

 

読破して欲しい理由は、読破が困難だから。

 

(そらまめた)

大気を変える錬金術」 T.ヘイガー みすず書房

 

大気を変える錬金術.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

空気をパンに変える方法を発明した二人の男の物語である。

私たちの多くは二人の名前を知らない。

しかし、私たちは食物を口にいれるたび、彼らに感謝するべきである。

世界人口の半分は彼らの開発したもののおかげで生きていられる。

二人の名前はフリッツ・ハバーとカール・ボッシュである。

 

(River Stone 外国語学部教員)

ミミズの話」 エイミィ・スチュワート 飛鳥新社

 

ミミズの話.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

生きもので最も役に立つ。それは「ミミズ」でしょう。

ミミズが地球生物に活力を与えています。

進化論のダーウィンもミミズを友として研究しました。

ミミズは地球環境を安定にし、

健全な地球をつくりあげています。

ミミズは地中物質を分解し、地力を活性化します。

ミミズがいると土地は、青々と植物が生育します。

 

(River Stone 外国語学部教員)

出口のない海」 横山秀夫 講談社文庫

 

出口のない海.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間魚雷"回天"

それは発射=死を意味する"海の特攻兵器"――

 

青年達は何を思い、何を願い

天を回そうと散っていったのか・・・

 

戦争という激流の時代の中で、

それでも鮮やかに光り輝く青春を描いた一冊です。

 

(十七夜月)

第3回読書会.jpg  

 

 

 

 

 

 

 

12月15日(水)に、

     国民読書年企画第2弾

  第3回冬の読書会「じゃあ、読もう。」

                                が開催されました。

 

今回は全員で6名の学生さんが集まりました。

回を重ねるごとに読書会メンバーたちもどんどん打ち解けてきたようです。

今回も和気藹々とした雰囲気の会になりました。

 

クリスマスがいよいよ今週末に近づいてきました。

それにちなんで、今回の読書会のテーマは

「クリスマスに贈りたい本・贈られたい本」

でした。

ちょっと早いですが、クリスマスケーキを食べながら、

冬にちなんだ本、実際にもらって嬉しかった本、気軽に読める本、趣味の本など、

学生さんたちそれぞれの個性が光る本がたくさん集まりました。

 

読書会の間中、

「こんな本を贈るなんてステキ!」

「思いつかなかった!」

「自分がもらったら、すごく嬉しい!」

などなど。たくさんの嬉しい感想を聞かせてもらえました。

 

メンバーが持ってきてくれた本は、下にリストがあります。

きっと皆さんも、つい「欲しいなぁ」と思ってしまう本がいっぱいなハズですよ。

 

<第3回冬の読書会で持ち寄られた本たち>

冬眠の謎を解く』 近藤宣昭 岩波書店

Love, peace & green』 宮崎あおい、宮崎将

ICO-霧の城』 宮部みゆき 講談社

『幸せな経済自由人の金融哲学 マネー編』 本田健 ゴマブックス

日本人の美意識』 ドナルド・キーン 中央公論社

鉄道員』 浅田次郎 集英社

スタンド・バイ・ミー』 スティーブン・キング 新潮社

知らないと恥ずかしい「日本の名作」あらすじ200本』 「日本の名作」委員会 宝島社

写真集オーロラ:神秘の宇宙』 八板康麿 誠文堂新光社

『ディズニー切り紙あそび』 桜まあち ブティック社

『本格折り紙 入門から上級まで』 前川淳 日貿出版社

『会計利益と課税所得』 永田守男 森山書店

 

<その他 話題の本たち>

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

     岩崎夏海 ダイヤモンド社

『ひきこもりでセカイが開く時―精神医学(爆笑問題のニッポンの教養15)』

     斉藤環/爆笑問題 田中祐二・太田光 講談社

『カーネギー 心を動かす話し方』 デール・カーネギー ダイヤモンド社

『動機づける力』 DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 ダイヤモンド社

『ファシリテーション入門』 堀公俊 日経経済新聞社

コーチングの神様が教える「できる人」の法則

     マーシャル・ゴールドスミス マーク・ライター 日本経済新聞社

『ファッションの社会学―流行のメカニズムとイメージ』 フレデリック・モネイロン 白水社

 

第3回冬の読書会の様子はこちらから。

 

(栞)

秋晴れのある日曜日、

素晴らしい青空の下、

車を走らせ長久手まで行ってきました。

 

栞輪をいつも見ていただいている皆さんの中には

長久手に住まれている方々もいらっしゃるかと思います。

 

2005年に愛知万博が開催され、全世界から注目を浴びた地です。

それ以上に私にとって重要なのは、

長久手周辺にはとっても美味しいレストランやカフェやパン屋さんが

たくさん集まっている、という点です。

 

この日も、お気に入りのパン屋さんに出かけてゆきました。

そして、あんまり良い天気だったので、

近くの公園でピクニックをしてきました。

 

その公園の隣に、長久手中央図書館は建っています。

目印は緑の屋根の時計塔。

  長久手中央図書館.jpg  

 

 

 

 

 

 

入ってみるとびっくり!!

老若男女問わず、たくさんの利用者でとても賑わっていました。

 

中高生くらいの子達が皆で集まって勉強していたり。

小さな子ども連れの一家が絵本を広げていたり。

おじいさん、おばあさんたちがゆっくり読書をしていたり。

また、すぐ隣が公園なので、

そちらで遊んで帰りに図書館に寄って本を借りる、

という方も多そうでした。

地域の方々と密接に関わる図書館だ!という印象を受けました。

 

ちなみに私は小さな子たちに混じって、

「冬の絵本展示」の棚に釘付けでした。

 

久しぶりに公共図書館に行ってみて、

そのゆったりとした雰囲気に癒された一日でした。

 

(栞)

家族の勝手でしょ!―写真274枚で見る食卓の喜劇」 岩村暢子 新潮社

 

家族の勝手でしょ.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

健康を考えると、まず食卓でしょう。

この274枚の写真には驚かされますが、

じっくり見るとわれわれの食卓も同じようなものかと反省させられます。

また、図書館の方からも強い推薦がありました。

絶対、面白いよ。

・・・ただ、少し悲しくなるかも。

 

(鈴木眞雄先生 スポーツ健康学部 & 瀬戸スタッフH)

本日は、皆さんに見ていただきたいものがあります!

それが、これです!!

 

       ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

アヒルと鴨のコインロッカー①.jpg  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右上にご注目下さい。

アヒルさん、分かります??

拡大してみると・・・

 

アヒルと鴨のコインロッカー②.jpg  

 

 

 

 

 

 

ちなみに裏側も・・・

(表はアヒル、裏は鴨になっているんです!)

 

アヒルと鴨のコインロッカー③.jpg  

 

 

 

 

 

 

これはですね~~、

とある学生さんがそっと本の背に貼り付けていってくれたものなんです。

手にとって見てもらうと分かるんですが、

アヒルさんは厚紙をくり抜いて作ってあり、

そこに色鉛筆やサインペンを使って

アヒルさんの顔とコメントが書いてあるんです。

本当に本当に、大好きな1冊なんでしょうね。

 

こんなに手間を掛けて、ステキなPOPを作ってくれた学生さん。

ありがとう!!

さっそく本と一緒に図書館の入り口を入ってすぐのところに

展示してあります。

 

ちなみに、これは伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」です。

学術情報センター4階にはDVDもあります。

  アヒルと鴨のコインロッカー本.jpg  アヒルと鴨のコインロッカーDVD.jpg

   

 

 

 

 

 

 

ぜひ、皆さん手に取ってみてください!

 

(栞)

宇宙は何でできているのか」 村山斉 幻冬舎新書

 

宇宙は何でできているのか.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちはいったいどういうふうにしてここにいるのか?

を、素粒子物理学というか、何と言っていいのかわからないけど、

これだけわかりやすく(でもやっぱりわからないけど)

書いた本を知らない。

文系とか理系とか、この本を読んで何の役に立つのかな?

などという質問を黙らせてくれるくらい知的興奮を誘う本です。

 

「20世紀の終わりから21世紀の初めにかけて、

これだけ「わからないことがある」とわかったこと自体が、

現代物理学の成果であり、大きな前進なのです。」(p.58)

 

(Willowcafe 外国語学部教員)

言葉はなぜ生まれたのか」 岡ノ谷一夫/著 石森愛彦/絵 文藝春秋

 

言葉はなぜ生まれたのか.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨハネによる福音書の最初は「言(ことば)が肉となった」である。

1章1節には「初めに言(ことば)があった。・・・」とあるが、

言葉がなぜ生まれたのかは、大変不思議なことで、

ことばを使う学問研究・教育に携わる人にとっては大きな関心事である。

この謎に少しでも迫ろうとしている研究者の平易な語り口で、

しかも絵入りの本であるので勧めるものである。

 

(鈴木眞雄先生 スポーツ健康学部)

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